上にデッキの一部が見えるが、その右手下が駅への入口になる。
一方左側はバス停になっているが、その近くの歩道になにか白いものが見えた。

近づいてみると、白いマンホールの蓋だった。

正面に廻って見ると、川越市の市制百周年を記念したものだった。
市の広報で、川越駅の近くにあると書いてあったが、ここにあるとは思わなかった。

行き過ぎて振り返るとこんな感じだが、だれもこの蓋を気にする様子はなく通り過ぎて行く。

デッキに上り、エレベーターの前から先ほどの歩道の方を見てみる。
白いマンホールの蓋は、あまり目立たない。

あることを知っていないと、気付かないだろう。

デッキを歩いて、歩道の上の方へ行ってみる。
デッキの手摺りやバス停の屋根に邪魔されて、さらに見つけにくい。

しかもこの向きだと、真横から見る形になってしまう。
歩道なら見る位置を変えられるが、デッキの上ではどうしようもない。
ここから見ることは想定してなく、たまたまかも知れないが、バスを待つ人からは正面になる。

デッキに上ると、下をゆっくり見ることはあまりない。
そのため、この記念の蓋に気づくのが遅れてしまった。