川越雑記帳2(川越見て歩き)

33-15 二つの石碑

 「散歩」には、「さらに、神社から南へ五〇〇㍍ほど行くと、田んぼの中に小室の氷川神社が見えてくる。」
と書いてあるが、先に、道順が分かりやすJAの石碑を見に行くことにした。

 白山神社の前を東に進み、T字路を左折し、川を越えた先のT字路を右折する。
道なりに進むと、先ほど渡った川が右側に現われ、道は川に沿って進む。



 二つ目の橋で右側を見ると、正面にJAいるま野があった。



 橋を渡ると道は、JAの右と左に分かれていた。
入口の右側に二つの石碑が建っていた。



 奥の大きい方の石碑について、「散歩」には次のように書いてある。
 「JA田面沢の敷地内に、二つの立派な石碑がある。一つは、昭和一四年に川越市に合併したときの記念碑で、明治二二年以来親しんできた田面沢という、古歌からとった美しい名前がなくなってしまうことを惜しんで建てられた。当時村長だった竹内金造は、撰文を依頼する時に、漢文は難解なので、村民に理解できる時文(その当時の文章)で書いてもらいたいと頼んだという。」



 手前の石碑には「耕地整理記念碑」の文字が読み取れた。
 「もう一つは「耕地整理記念碑」で、大正六年(1917)に衆議院議長などを歴任した粕谷義三の撰文と書によって建てられた。粕谷義三とこの地区との関係が深かったことを示している。」

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