
大きなカーブの先に次の橋が見えてきた。
右岸の道は上り坂になり、登った先に白い欄干の橋があった。

橋の手前右側に立派な門構えの家があった。
その塀には大きな岩が積み上げられている。
川越をあちこち歩いたが、これほど大きな岩を使った塀は見たことが無い。

橋の名は貝塚橋であった。
近くで発見された小仙波貝塚から付けられた名であろう。
橋から西へ行くと、交差点の角に貝塚跡に造られた小さな公園がある。

橋の下流側を見ると、右岸に岸よりやや低い所に平らな場所がある。
その幅は川幅の1/3以上ある。
その上の手前側は草が刈られ、土がむき出しになっていた。
一体何の為のものなのだろうか。
この辺りの右岸には、近所の人が植えたのか、色々な木や花を見ることができる。
それらを眺めながら、更に下流をめざす。