川越雑記帳2(川越見て歩き)

リナリアは今年はなくて駐車場/ふと見りゃ近く少しだけ咲き(近所の畑)

消防署の足場が撤去されていた2月の中ごろ、道に沿って麦が生えている畑の奥で工事をしていた。
畑の北側に新しい施設が出来たが、そのすぐ前である。


右手の道路側には、ダンプカーが停めてある。
車の下には、広くシートが敷かれている。


左手の方にはショベルカーが動き、数人の人が何か作業していた。
また、別の建物でも出来るのかなと思って、その日は通り過ぎた。


それから、10日ほど後に行ってみると、工事は終わって更地になっている。
手前には、柵のようなものが見える。


その先の角を曲ってそこへ行ってみると、以前と全く様子が変っていた。
真っ平になった細長い場所の左手と奥には、鉄パイプで格子状の柵が出来ていた。
左右の地面には、おなじパイプが1直線になり、黄色い部材が等間隔に並んでいる。
それに直角に黒と黄のロープが張られている。
どうやら、駐車場のようだった。


この畑のこの辺りには、毎年リナリアが咲いていた。
ことしも見られるかなと思ったが、全く予想外だった。

それから1ヶ月ほどして、踏切そばの桜が咲いた頃、新し施設の裏道を歩いていた。
施設を通り過ぎ、左手に視界が開けると、そこにリナリアが咲いていた。


あの駐車場から続く別の畑の中に、小さくまとまって咲いている。


道から少し離れているので、間近で観ることは出来ない。


白と紫の2種類だけのようだが、


アップにすれば、お花畑の広さは関係ない。


以前からここにもリナリアはあったかも知れないが、他に意識が行っていて気付かなかったかも知れない。
今年はあきらめていたので、見ることができて楽しい気分になった。

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