手前角の木は枯れているが、その先は細い道に沿って奥まで続いている。
右上に東照宮の門の屋根が見える。
ドウダンツツジはよく歩道の脇に植えられている。
それはどれも低い木で、こんなに大きくなるとは思っていなかった。
見上げると全面に白い小さな花が広がっている。
花は小さく、釣鐘か壺のような形をしてつり下がっている。
地味な花だが、これだけ咲いているとつい撮ってしまった。
東照宮の門を撮ると、ちょうどそこから出てくる人がいた。
この門を修復工事中は、先ほどの細道を使って出入していた。
そのまま先へ歩き、鐘楼門の方へ入ると、塀の上に白い花が見えた。
トイレと石灯籠に挟まれたところに、白い桜が満開になっていた。
曇りでなければ、もっと奇麗に見えただろう。
木の幹には緑色の名札が付いていた。
ヨシノザクラ ~奈良県吉野山 金峯山寺様より拝領~
と書いてある。
金峯山寺より、東京浅草寺へ株分けされたものを、さらに喜多院へ移植した桜だとある。
見た目は山桜で、すでに葉が多くなっていた。
この桜は以前にも見た記憶があるが、っこにあるのをすっかり忘れていた。
山門の外からも桜の上の方が良く見える。
山門を出て左にある天海僧正の像では、足元のツツジも咲き始めていた。
その向かい側には紋蔵庵がある。
幟を見れば分かるように、和菓子のお店である。
幟の先にフジが咲いているのが見えた。
中院から東照宮の前の道を歩いてくると、この藤棚の脇に出る。
棚の下には、くねった幹が良く見えた。
棚からは大きな房が垂れ下がっていた。
近くでは大きなハチが羽音をたてて飛び回っていた。
それにしても、4月の半ばで桜とフジを一緒に見られるとは思わなかった。
フジはゴールデンウイークころに咲くイメージがまだあるが、そろそろ変えないとだめのようだ。
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