川越雑記帳2(川越見て歩き)

屋根の上そよ風の中眠る猫

午前中晴れるという予報がはずれ、くもり空で気温もそれほど上がらない日だった。
ふと見ると、屋根の上にネコが寝ている。
こちらに背を向けて横になり、すこし背を丸めている。
赤毛でしっぽの先が折れ曲がっているので、この前塀の上で黒猫と対峙していたネコだろう。


近くの電柱の支線でムクドリほどの大きさの鳥が鳴いた。
聞いたこともない汚い声で、けたたましく鳴いた。
ネコが近くにいることを警戒していたのかも知れない。
それでも、ネコは姿勢を変えることなく眠っている。


1時間ほどしてまた屋根を見ると、ネコはまだそこに居た。
途中で寝返りをしたのか、少し体を起こし顔をこちらに向けている。


本当に穏やかな感じで、時々薄目を開いている。
少し風が吹き、暑くもなく寒くもなく、昼寝をするには絶好のようだ。


これから暑くなり、陽が射すと黒い屋根は熱くなり、昼寝はできなくなってしまう。
それまで何日こんな日があるだろうか。

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