ふと川を見るとヒドリガモの群れが下流へ向って泳いでいた。
たしか、去年も同じような光景を見ている。
群れはゆっくりと流れに乗って下って行く。
手前には菜の花も満開に咲いていた。
そのうち桜の花びらが多くなった。
岸に近い方が多いので、そちらへ寄っていくものもいる。
しきりに頭を上下させている。
どうやら花びらを食べているらしい。
川の中ほどのカモも同じように食べている。
隊列も乱れがちに、あちこち動いて啄んでいた。
そのまま群れは下流へ進んで行った。
すこしの間下流へ行ってから戻ってくると、下水処理場からの水が流れでるあたりまでカモが来ていた。
中央にコウホネがあるが、その廻りを泳いでいる。
その様子を撮ろうとカメラを向けた瞬間、カモが一斉に飛び立った。
一斉と思ったが、下にはまだ群れが残っていた。
しかし、この群れも上を飛ぶ群れにつられて飛び去っていった。
何が起ったのかと思って対岸を見ると、河川敷に小さな子がいて、カモの飛び去った方を指差している。
そこへ父親と思われる男性が近寄って、その子がそれ以上水に近づかないよう体を押さえていた。
土手の上に母親がいて、下を見ていた。
カモたちは、この子が近づいてきたことに驚いたようだ。
去年も同じようなことがあり、目の前で一斉に飛び立った。
その時は間近だったので、その瞬間を撮れたが、今回は遠くて良くとれなかった。
前回は大人だったので、何をしているんだと思ったが、今回は幼い子なのでしょうがない。
そのまま上流へ行ってみたが、もうカモの群れは見ることができなかった。
最新の画像もっと見る
最近の「川越動物誌」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- 川越散歩(524)
- 散歩写真(520)
- 川越の四季(花・木・自然)(713)
- 川越の桜(153)
- 川越動物誌(208)
- 庭の花・実(127)
- すき間に生きる(51)
- 空と雲(6)
- 行事・イベント(82)
- 碑文を読む(24)
- 文学碑を歩く(7)
- 説明板を読む(34)
- 伝説を歩く(12)
- 石仏・石像・狛犬(14)
- 伊佐沼(37)
- 時の鐘(13)
- 町まちの文字(43)
- マンホールのフタ(15)
- 街中アート(20)
- 火の見櫓の風景(44)
- ポストの風景(9)
- 街の時計(7)
- 三十六歌仙額(36)
- 案山子(かかし)(51)
- 川越駅西口(89)
- ふれあい拠点施設(60)
- 川越の端っこめぐり(138)
- 赤間川・新河岸川下り(112)
- 安比奈線(40)
- 街道を歩く(12)
- 落し物・忘れ物(15)
- 現代の妖怪(6)
- PCでお絵描き(6)
- ホームページ(3)
- 川越関連本(34)
- 小江戸川越検定試験(36)
- その他(14)
バックナンバー
人気記事