小仙波跨道橋の階段を上ると、ムクロジの木に鳥の群れがとまっていた。
黒っぽい鳥で、最初は5、6羽に見えたがそれよりも多そうだった。
カメラを取り出して1枚撮ったところで気付かれた。
鳥の群れはほぼ同じくらいの2手に分かれて、ムクロジの木から飛び立った。
1つの群れはどこかへ飛び去り、残りの1群れは近くの電柱の近くに留まった。
その数だけでも、10~15羽くらいはいそうだ。
遠くへ逃げた分も含めるとで、かなりの数だったことになる。
下の方にも枝があるので、そこにいたようだ。
ムクロジの木は、上の方にあった実はほとんど無くなっていた。
残っている房も、下の方を残して上の方はなくなっている。
下の方の枝にはまだ多く残っているように見えるが、無くなるのは時間の問題のようだ。
上を見上げると、電線に逃げた鳥がいた。
遠くへ逃げずに、こちらの様子を伺っているらしい。
それにしても、ムクロジの実がこれほど野鳥に好まれているとは知らなかった。
これでは、黒く固い実になるのは期待できないかも知れない。
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