茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

日展2014へ

2014-11-03 22:07:50 | 展示会・イベント

毎年欠かさず行く美術展ー日展。

洋画、日本画、工芸美術、彫刻、書を一度に鑑賞できるのが魅力的。

名の知れた芸術家の作品もいいけれど、美術を日々の趣味として愉しまれる方々の作品は、もっと親近感があっていい。


構図に深みがあって、静けさの一枚。絵葉書を購入。


色彩の柔らかい作品は、遠くからでも目に映る。眺めていて、心が洗われる。

絵心のある方々、発想が豊かな方々、心より仰ぐ。

工芸美術の部では、特に印象に残る二点があった。

「流紋」-竹の趣を生かし、波のうねりと飛沫を表現した竹作品が、
素朴で、日本らしい精緻な工芸美術で、大変気に入った。

「渇きの惑星」-釉薬の二重掛けにより大地の無数の裂け目を表現する土の造形。自然破壊に警鐘を鳴らす作者の求めてやまない気持ちが、渾身のアートへ。


日曜日なら、親子鑑賞教室もやっているようだ。
新国立美術館中庭の紅葉も、色づきはじめた。

日展2014 新国立美術館

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