1GBのメモリが入っているPCがVistaとXPの2台があるのですが、圧倒的にXPが搭載されている方が速度が早く感じます。
インターネットの表示速度もかなり違っています。
「Vistaってこんな感じなんだ」とあきらめていましたが、「もしかしてメモリ不足?」と思い始めました。
XPのモバイルPCであるIBMのB5ノートがメモリが256MBしか入っていない時の動きに、今回のVistaPCが似ているのです。
Vistaが搭載されているPCのメモリは、512MBが2枚の1GBのため、これ以上メモリを増設することができません。
そこでReadyBoost対応のUSBメモリ1GBを購入しました。
(参考:マイクロソフトの説明)
Windows ReadyBoost はシステム メモリの増設に新しい概念を採用しています。USB フラッシュドライブなどの不揮発性フラッシュメモリを使用することにより、コンピュータのカバーを取り外してメモリを増設しなくても、パフォーマンスを向上させることができますフラッシュ メモリデバイスが追加のメモリ キャッシュの役割を果たすため、ハード ディスク上のデータにアクセスするよりもはるかに高速になります。
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以前もReadyBoost対応のUSBメモリを検討しましたが、値段が高く費用対効果という面で疑問があり、購入に踏み切れませんでしたが、ちょっと前に2,100円で1GBという安いUSBメモリを発見し、アマゾンで注文してみました。
これがすごい効果で、インターネットの画面移動や文字入力の変換速度というたいしたことのない作業まで、劇的に体感速度が改善しました。
Vistaの場合、1GBのメモリをつんでいてもほとんどが基本的なVistaのリソースでとられてしまっているらしく、メモリの余裕がないと聞きます。
ノートPCで1GBのメモリをつんでいる場合、増設用のメモリを挿すスロットがないため、増設して2GBにしたい場合は1GBを2枚新たに購入しなければなりません。
そうした場合14,000円の出費と現在使っているメモリがムダになってしまいます。
それをこの2,100円のUSBメモリでまかなえてしまうのです。(厳密にいうと、完全な代替にはならないかもしれません。2GBのメモリ搭載と比較した場合。)
これはいい買い物をしたとおもいます。
Vistaのパフォーマンスに不満を持っている方は、試してみるべきです。