KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

「そうね。ふつうにしあわせになれたらいいな」。という文が印象に残った本。

2008年05月31日 04時06分18秒 | 読んだ本についての感想
私はこうして受付からCEOになった
カーリー・フィオリーナ
ダイヤモンド社

このアイテムの詳細を見る


自分が読みたいと思う本とは別に2割から4割くらいの割合で、目に付くけれど積極的に読もうとは思わない本を(ムリして)買います。

そのうちの1冊がこの本です。

マスコミでは良いことは言わなかった超有名企業の女性CEOが書いた本です。
日本ではhpはマイナーなので話題になりにくかったのですが、アメリカでは名門企業です。(僕はhpのPCを持っています。笑)

だれか(ネット上?)が薦めていたので、積極的に買わない本を混ぜるために購入しました。

これが僕的にはヒットしました。
なにがヒットかというと、下記の通りです。

・仕事の姿勢
・考え方
・選択肢を選ぶときの基準
・アメリカの男尊女卑は日本よりひどい?(男性社員や男性管理職はもちろん、女性にも読んでもらいたい。)
・選択は考えること、そして迅速に。
・人間性

アメリカの企業のCEOというと、「巨万の富を得ることに意義を感じる」というイメージがありますが、この本の最後の方には「そうね。ふつうにしあわせになれたらいいな」と言っています。

巨万の富と引き換えに、どれだけのことを失っていたかがわかるコメントです。

「成功!」ってなにかを考えさせられる文章でした。


この本をアマゾンで購入してから4ヶ月くらい机に積んでいたのですが、ある日読みたくなって読み始めたらイッキに読んでしまいました。
本を読むタイミングってあるんですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする