KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2025

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

今年の大餃子大会。

2015年02月26日 | 中華料理
今年の旧正月は2月19日でした。

中国では旧正月を春節と言い
大みそか(除夕)から家族みんなで
餃子を作ったり麻雀をしたりして
旧年をふり返り、新年に臨みます。

「過年好」や「新年好」。
「新年快楽」「恭喜恭喜」などと
新年のあいさつをして酒を飲みます。

私は日本で生まれ育ったので
そんな中国の習慣を
実体験したわけではありません。

父や中国の友人から聞いた話です。

10年ほど前の話ですが
中国領事館から餃子大会をやると
お招きをいただきました。

行ってみるとほとんどが知らない人。
初めて会う人でした。

そのうち準備して野菜切ったり
粉こねたり、皮のばしたりして。

それが本当に楽しいのですが
なにしろ私はどの工程もヘタクソなので、
すっかり注目の的となってしまいました。

手取り足取り教えてもらい
ああだこうだと指導されてるうちに
皆さんとすっかり仲良くなりました。

知らない人とすぐに仲良くなれる餃子作り。

餃子作りは楽しい。

心からそう思いました。



晋南貿易では札幌の大学を卒業した
中国からの留学生を採用していました。
当時、彼ら(彼女ら)の話を聞くと

春節に故郷に帰省できないと寂しい。
ホームシックになってしまう。
といった悩みがあるようでした。

ナルホドね。そうなんだ。

それで、そのホームシックを
少しでも解消できたら
と始めたのが
この「春節大餃子大会」だったのです。

始めてから今年で4回目になります。

当時の中国人社員はすでに退職し
帰国して、それぞれの分野で
活躍しているようです。

春節になって、逆に
私たちを思い出してくれてるかな。


それでは
今年の「餃子大会」の様子を紹介します。

まずは野菜を刻むところから。

T橋相談役がガッツリ指導します。

こちらでは粉練りを開始。

水はこんなもんで良いですか?

よく練ったら、少し寝かすんだよね。

援軍参上。どんどん刻めー!

ふだん包丁など使ったことない人もいて。

手を切ったら、即退場。気をつけて!

慎重に。かつ大胆に。

生ビールの用意。

はやく~。

ハクサイは水けを良く絞るのがポイント。

肉はあいびき。ラードたっぷり入れて。

肉とハクサイとニラを合わせて

さらにラブ注入。

じゃなくてラード注入。

よく混ぜるんだよ。

こちらでは、M本指導員。

まずはリングを作ります。

そしたらポンポンちぎって。

はい、みんな丸く伸ばして下さい。

なかなか丸くならん。

こちらではいよいよ餡を包みます。

ちゃんと包むのだぞ。

うーん。

まーいいか。

ちょっと味見の

フライングゲット。

ドンドン作って、ドンドン食べて。

今年も作った1000個。

美味しい、楽しい、嬉しい「大餃子大会」

餃子の「餃」の字は「食」へんに「交」わる。
人と人が食べて交わる餃子大会。

ぺちゃくちゃ雑談しながらが楽しい。

今年も美味しかった、楽しかった。


これまでの「餃子大会」アーカイブです。
ぜひごらんください。

第一回「餃子大会」

第二回「餃子大会」

第三回「餃子大会」

新年好!今年も宜しく! kyokukenzo

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