舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

燻し銀のフランス

2006-06-14 03:08:42 | 徒然話
只今フランスが戦ってます。

フランス対スイス、先ほど戦った韓国とトーゴと同じグループです。
その昔深く愛したチームですので、ぜひ見なくちゃとテレビの前に集合して吃驚。
なんと、私の愛した8年前と同じメンバーが大勢いるのです...

最愛のGKバルテスが健在なのにも驚きましたが、やはり注目は今期限りで引退することを表明しているジダンでしょう。
うをを、8年前より渋くてカッコええ....(※出た年上フェチ)
ほかの人たちも見知った顔が多いベテラン揃いです。

しかし、敵もさるもの。
対するスイスは逆に若いメンバーで来ましたが、フランスの繰り出す秀逸なプレーを鉄の壁で阻み、得点をまったく許しません。

ということで、今大会開始以来最高レベルの試合が展開されました。
試合としてはもちろんこの方が楽しいに決まってますが、一つのグループを偏愛してると話は別です。
つまり、ワールドベースボールクラシック決勝戦のときのような苦しみを味わわねばならない試合な訳です。
(WBC決勝戦では、優勝を狙う日本とあくまでも食らい付いてくるキューバの凄まじい攻防が行われましたよね)

何はともあれすばらしいのは、どちらのチームも高レベルであるばかりでなく、私の大好きな「スポーツマンシップに則ったプレー」を貫いているところです。
例えば試合中に転んでも、せこくファウルを狙って無駄に痛がるパフォーマンスをするなんてことはなく、健気にすぐ起き上がってプレーを続行。
ちょっとジダン達へのマークが激しかったり、スイスの選手たちのガタイがやたら良かったりするせいでフランス陣が何度も痛い目に遭わされてはいましたが。
死ぬ気で守ったスイスは、敵ながらあっぱれ、という感じでした。

結局、試合は得点ゼロで引き分け。
バルテスの活躍場面は思ったより少なかったなあ。
まあ、GKフェチとしては、GKの活躍=応援してるチームが苦境に立たされてるってことなので、バルテスの活躍を見たいような見たくないような、なんとも複雑な気持ちでハラハラ見守るしかなくなってしまうので、かならずしも活躍がうれしいわけじゃないんですね。
女心は複雑なんですのよ。なんのこっちゃ。

ともかく、あとの試合でもフランスを応援しまくるぞ~~
でも、愛するフランス相手にそうとう善戦したスイスのことも、今後は応援しつつ見守ろうと思います。

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