舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

薄荷中毒

2006-08-05 23:09:07 | 美食礼讃
今日は宇都宮の「宮まつり」の日だったもようです。
どうりでやたら屋台が出てるし、FKDショッピングプラザへ行く道が大渋滞だとおもいましたよ。
かくいう私は、お祭りが嫌いなわけじゃないですがわざわざ混んでるとこに出かけるほど好きではないので(虫も多いしね)、こないだ曇天模様の地元の花火を見たのと今度のいかんべ祭に参加したので充分祭り欲求は満たされます。

そんな日本人としてはお祭りへの愛がわりかし薄い方とおもわれる私ですが、たったひとつ、際限なき愛を注ぐお祭りグッズがあるのです。
その名もズバリ、薄荷(ハッカ)パイプでございます

この名を聞いて懐かしく感ずる方もおられると存じますが、薄荷パイプとは頭にチャチなキャラクター人形の付いた笛のようなもので、リリアンで首からぶら下げられるようになっており、笛っぽいところを吸うとほのかに薄荷砂糖の香りがお楽しみいただけるという、中毒必至の魅惑アイテムなのです。

私はこの薄荷砂糖をそれはそれは深く激しく愛しており、こんな笛からほんの気持ち程度に嗜むだけでは飽き足らず、詰替え用の袋からダイレクトにザァ~ッと口に流し込むくらいやらないと味わった気がしないという、相当重度の中毒症状が顕れております。

だのに、この激しい中毒誘発作用が危険視されたためか(←ないない)、最近この薄荷パイプというものがどこにも売ってなくなってしまったのです
昔は縁日に行けば必ず入手できたのに、今はいくら目を皿のようにして探しまわっても、薄荷パイプ屋台を見つけることができません。

薄荷パイプのない祭りなぞ、私にとってはカエルのいない日本の夏に同じ。
私が日本人の割に祭りを愛してないのは、このへんにも理由があるのかもしれません。

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