舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

やぐら全景

2006-08-26 02:47:29 | ダンス話&スタジオM
新たにやぐら全体が写った写真を頂いてまいりましたので、ご紹介します。
しかしこうして見るとほんとゴージャスなやぐらですよね。
この巨大壁画が裏面にもあり、さらにもう一つの面には、ミレナリオのような電飾が施されているのです。

ここで和楽踊りとかもやってるし、この形状からそれしかおもいあたらないのでやぐらやぐらと連呼しとりますが、正確には「ピンスポットタワー」と呼ぶそうな。
確かにここで踊らない間も壁画がライトアップされていましたっけ。
ここに取り付けられたライトで、向かいにある第一ステージも照らし出していたようです。

ライトといえば、いかんべの第一ステージは遠目で見ると照明の色が綺麗でしたが、これは出演者を綺麗に見せるライトではないですね。
というのも、両横から強いライトを当ててしまっていますので、顔の真ん中に陰ができてしまい、頬が照らし出されて私じゃなくても真ん丸顔に見えてしまうんです。
つまりはデーモン小暮閣下のシャドウと逆効果という状態になってるわけです。

ついでにいうと、色が強すぎて衣装の色柄を消してしまってます。
特にフラのドレスは、照明に溶け込んじゃって折角の繊細な色柄が活かしきれてなくて残念でした
たとえば去年のウチの発表会の写真を見ると、背景には色が付けられていても出演者に当たっているライトは素に近い色にしてあって、本来の衣装の色がかなり出ていました。
おそらく、出演者を綺麗に見せるのが命の発表会と、出演者一人ひとりが見えないくらい遠くからでも舞台が華やかに見えるようにしたい今回のお祭りとの趣旨の違いでしょう。

今回のフラの衣装などは、今週日曜日のT&Tや9月の東武デパートみたいな、照明があまりなくてお客さまとの距離が近い舞台の方が向いてるとおもいます。
もちろん証明効果抜群の衣装もありますし、こないだの25周年パーティーの写真を見たら、「薄曇りに映える衣装」なんてのも発覚しました。いつもさほど目立たない色が、曇り空の下でいきなり際立ったりするのです。
適材適所ってコトですね。

そう考えると、照明効果まで計算に入れて衣装をデザインしていたというカムエラのパレカ・マトスさんがいかに偉大だったかとおもいます
衣装のトレンドはカムエラから始まっていたというのもうなずけるなあ。
今回また新しいステージを経験させていただいてとっても勉強になりましたので、パレカさんを遠い目標に、こういう舞台にも映える衣装を研究しますね。って私じゃなくてマミちゃんがですが。

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