舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

祝:愛車生還

2008-09-15 02:43:12 | 徒然話
うちのRさんが還ってきました

うちの愛車Rさんが当て逃げに遭い、修理工場に預けられてから二週間近くが経ちました。
昨日めでたく「日曜日にお返しできます」とのご連絡をいただき、きょうの午前中に迎えに行ったのです

Rさんの留守中は台車のクラウンにお世話になりました。
それで初めて知ったんですが、クラウンてずいぶんキメ細やかな機能満載の車なんですねえ。
というより日本車はみなそうなのか?確かにクラウンに搭載された「細かいところまで目の行き届いた機能の数々」はたぶんに日本らしいという印象を受けました。

何たって驚いたのは収納場所が多い」Rさんなどかろうじてボトルホルダーを見出すのが精いっぱいで、物の置き場がまったく無いというのに。
とりわけ前の席と席の間の収納ボックスが凄くて、あまりに凄すぎて開けるとどこかの戦闘ロボットのようにトランスフォームし、おまけに部品がバラバラになるんですが複雑すぎてどこがどう接続されるのかサッパリ分らない(笑)。

あとシートベルトの位置がものっすごく細かく調節できるんですよね。
で、「これだけ快適にしてやってるんだから絶対締めてよ」とばかりに、助手席でも締めないでいると容赦なく音とランプで警告されます。
うわ、まだ発車前なんだからちょっと待ってよお!このセッカチさ、どれだけ素早く操作しても「口座番号を入れて下さい」「投入金額が不足しています」と催促しまくる日本のATMに相通ずるものが.....。
しかしなぜ助手席にまで警告するんだ。運転手一人しか乗ってない場合もあろうに...と思ったら、なんとなんと座席に体重センサーが内蔵されているのでした
どうも一定以上の重さがかかると警告を発するようになってるらしい。私ほどの体重じゃ、たしょう尻を浮かせたところで反応されてしまいます。
(ちなみにRさんは世界で初めて三点式のシートベルトを発明したメーカーの車ですが、それでもシートベルト未装着のセンサーは運転席のバックルに付いているのみで、助手席の人間がなかなか締められなくてモタモタしてても黙ってます)

ひとつRさんより良いと思ったのはカーナビですね。
これがもう、理想の大和撫子像を体現しています(笑)。さすがクラウンオリジナルカーナビです。我々が案内と違うルートに入ってしまっても、無言で道を再検索し、何事もなかったかのように穏やかに案内を続けてくれるのです。優しいのね。

Rさんのカーナビは(ってクラウンと違いほかのメーカーのを後付けしてるんだからRさんのせいじゃないんだけど)道を間違えようものならえらい高飛車な声で「リルートを開始します!」と言い放つんですよ。それも、未だに宇都宮北道路とか知らないくせに。
そのくせテキトーなところで勝手に案内を終了し、道のど真ん中で「お疲れ様でした!」といったきり職務放棄してしまうことも。おいおい~、こんなとこで投げ出されても分んないよ~。こっからの細かい道をこそ訊きたいのに~。
それでこのタカビー女とはいつも喧嘩しています(笑)。尤も、私もマミちゃんも男性より女性に点が甘い質なので口喧嘩のみにとどめておりますが、この案内役が男の声だったら分らないね。今頃とっくに怒りが頂点を超え、このカーナビは原形をとどめないほどに粉砕されていたかもしれません...!?

そんな物騒な話はおいといて(笑)、クラウンの大和撫子カーナビの唯一の欠点は、気を回し過ぎて運転中はまったく操作できなくなることでした。
最初この仕組に気づかず、タッチパネルをさんざんギューギュー押してしまいましたよ。
まあ運転中の安全に配慮してってことなんでしょうけど、操作してるのは助手席の私だよ~。マミちゃんはこういう機械分んないもん。てか、助手席に人が座ってることまで察知できるんだから、どうせならそこまで察してよ~~~。


ともかくお世話になって愛着も湧いたクラウンさんに別れを告げ、ついにRさんと感動の再会。
やっぱりこのシート、もろスポーツカーな加速、私の身体にすっかり馴染んだ懐かしい感覚が戻ってきて、あの高飛車な「リルートを開始します!」の声にさえ懐かしさを覚えました。
もちろん傷もスッカリ癒え(ってやっぱり部品を取り替えなければならなかったそうですが)、ミラーのカバーも戻ってきて、「よかったねえ」と涙ぐみました。

至れり尽くせりの機能はないけれどその分シンプルなりの良さがある、うちのRさんに今後も末永く大事に乗ろうと思います。

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