舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

塗りのイプ

2009-12-17 02:56:21 | ダンス話&スタジオM
「イプ」とは、フラで使う打楽器の一種です。
このたび宇都宮のクラスで新しくイプを練習することになって取り寄せたものです。

我らがスタジオMでは、リズム感を養うためにどのクラスでも出来るかぎり楽器を使うことをお勧めしておりまして、特に今回始めるクラスのように早い段階から練習を始めると非常に効果的です。
楽器は大変とか面倒くさいとか思って避ける人も多いけれど、きっと向上の役に立ちますから、是非基本的なものだけでも習得しておいた方が良いですね。

とはいえ、もちろん「正しく」というのが必須条件です。
楽器ともなると流石にエセモノはたしょう繁殖しづらくなりますが、それでもまともに習ったことすら無いのに手を出そうとする人がたまに出没しているので、そこは気をつけましょう。

ま、とりあえずウチでやるかぎりは無問題です(笑)。
何しろマミちゃんの通っていたハワイの教室は、たとえ楽器の曲をやっていない時でも、レッスンの時は必ず三種の神器(と私が勝手に呼んでいるメジャーなフラ楽器)を持って来るように言われており、楽器使いをさんざん叩き込まれたようです。

その影響で、ウチは前述のように楽器を重視する傾向にありまして、それもやるからにはしっかり身につくように練習します。
今回イプを始める皆さんも、今度の大きなイベントで披露することを目指してレッスンしますので、どうかお楽しみに

で、ウチでイプを頼む時は必ずこの茶色く塗ったイプをお願いしています。
というより、昔はみんなこうして塗ってあったんですよね。更に昔、私が生まれるより前になると、内側まで全部塗ってあったそうです。さぞ手間がかかったろうなぁ。
でも、そのおかげかとても丈夫で持ちがいいんですよね。

それがじょじょに手抜きになっていったと見え(笑)、今では自然の色にニス塗っただけみたいなのが主流です。
どうやら今となってはハワイでも塗り作業をやってくれるお店が少ないようです。
しかしイプはそんな使い捨てのものではありませんから、古い教室は未だに塗りのイプを使っており、こないだ見たらハワイアンズでも茶色いイプが現役でした。

今回来たイプは、綺麗に塗ってあるのみならず、形も大きさもかなり綺麗で揃っています。うれしいなぁ。
叩いてみたところ、どれもちゃんと良い音がしました。
それでも流石に自然のものなのでまったく同一というわけには行きませんから、生徒さんに配る時は、くじ引きかなんかで平等に配ろうと思います。
あ、こないだの極少携帯SH-04Bと違って、全員手に入るくじ引きなのでご安心ください(笑)。

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