93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

歩く

2025-02-18 18:36:51 | 老い

人も動物も進化は必要から生まれるようです。何百万年も前、人の二足歩行が始まった。

人は木の上で生活していたのが、草原に下り立ち生活基盤が地上に変わった。

両手が空けば物を運べることを知った、四足歩行では食料も持ち運べない。

そして二足歩行が始まったようです。

ミーアキャットが砂漠で二本足でたちあがり、可愛くキョロキョロ見回しているのも、

敵の襲来を早く知るためらしい。必要からくる行動とか。

20年前の愛知万博で会場内の道路をロボットが不器用に歩いていました。

二足歩行でした。ヨチヨチと。20年を経て今では「颯爽」と変身したかも?

今日から外出時二本の杖を使うことにした。手始めに今日の中国語教室から始動。

トレッキングポールよろしく気取って歩いてみよう。

安定感はあって気に入りましたが、歩行以外の時、乗り物の中などを二本手に持つのは少々

気を使わなければならない。空いていれば問題ないが、私が乗る一路線はいつも混んでいる。

二本束ねる器具?があるらしいので、そのうちに・・・・追い追い私流に使いこなしたい。

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試用期間

2025-02-16 15:54:00 | 老い

大袈裟に言えばだんだん追いつめられてきました。歩かなければ衰える。歩けば転倒の

危険に襲われる。 これは一般に老人カーとかシニアカーとか言っていますが

遠慮してか(老人に)歩行器と言うらしい。これなら安全に歩けるかもしれないが、

重い!4,6キロは重すぎる。庭で練習してみました。歩くだけならいい感じですが

まだ乗り物にも乗る生活なので、特にバスの乗降が大変です(地下鉄は問題ないようです。

軽量のもあるようですが、安全の保証はできないと。

とかく便利さ(軽量)と安全は両立しないらしい。

やはり返却することにしました(レンタルです)

しばらく二本杖でやってみたい。今までのようにリュックサックいっぱいの買い物は

無理かもしれないので、ヘルパーさんに頼もうか?当分試行錯誤が続きます。

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「鬼」

2025-02-14 21:31:06 | 老い

↑ 先ごろ地震に見舞われた台湾の太魯閣渓谷

私の中の鬼は「神出鬼没」ある時は首、或る時は足首、今回は右手の親指。

神出鬼没で痛みが表れますが、「あぁまたか」と驚かない。持病の関節リウマチなのか

はたまた老いによる機能不全なのか。 「鬼」とは秋田のなまはげ👹のように子供が

恐ろしがって泣きわめくように恐ろしいもの。

今回は右親指に痛みが残ったので少々困りました。五本の手指の中で親指が一番働き者らしい。

力を入れなければ全く何事もないので、怠けてよいという神の啓示と思うことにしました

三食外食と言うわけにもいかず、「自然治癒力」に頼って待つことにしました

啄木ではありませんが、じっと手を見ています。

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「MP」

2025-02-12 21:14:12 | 新聞から

皇帝溥儀が自転車に乗って遊んだとされる故宮の赤い壁(昔の写真です)

今日の新聞(中日)朝刊一面に大きく載った「MP」。MPと聞けば昭和人間の私は

戦後、街を歩く進駐軍の中に「MP」の腕章つけた兵隊さんを思い出しました。

実は新聞記事のMPはマイクロプラスチックのことでした。

今の人ならすぐマイクロプラスチックと思うことでしょう。

80年前、MPの腕章をつけた兵隊さんが街を闊歩した(ミリタリーポリスの略)

80年後のいま、世界中が微小プラスチック(MP)の汚染問題で悩んでいる。

どちらのMPも歓迎はできません。

※ MPは軍隊の中の警察の役割つまり憲兵です。

  憲兵なる言葉を知らない人もいるような、よい社会になりました。

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「夕張の人」

2025-02-10 15:50:27 | 想い出

2月8日朝

この二冊は炭鉱が舞台、炭鉱と言えば夕張がおもいだされます。 

↓石見銀山が舞台               ↓ 筑豊炭田(九州)

週何回も利用する市バス。最寄りバス停近くの小さな広場(広場なのに小さいはおかしいかも)

名古屋の夏は蒸し暑いので有名です。そんな暑い中バス停近くのその広場で

ブロックの間の雑草を丁寧に抜いている人がいる。

毎日見ているわけではないが、何度も見かけた。

或る日冷たいペットボトルの麦茶を持参、どうぞと差し出すと「ありがとう」と返ってきた。

しばし会話した。「北海道夕張から来ました、こちらで皆さんによくしていただくので

ささやかなお礼です」と。(この話題以前にも載せました)

どのような経緯で名古屋へ来られたかは聞きませんでしたが、この数年は姿がみえません。

夕張と言えば高価なメロンが話題になり、破産した夕張炭鉱とあまりにも対照的な話題です。

今ではブロックの隙間に雑草が蔓延っている。誰もが踏みつけて歩いている。

炭鉱の本を読んだり、夏が来ると思い出す「夕張の人」です。

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