これを読み終わって考えさせられました
昔から何か親子で共通点があると「遺伝かしら?」など会話しました。
それに比し、DNA は比較的最近多く言われるようになった。
この本の主人公は天才絵師河鍋暁斎の娘暁翠です。
私など考えも及ばない深い心の奥底を描いています。
自由奔放に妖怪など描く父、暁斎ならぬ狂斎と言われる父。
父の「軛(くびき)」から逃れられない娘。それでいて尊敬の対象。
DNAと遺伝子、興味持ちましたが、理解するには難し過ぎる。
遺伝子は物質ではなく情報である。
対してDNAは物質である。そして遺伝子の本体である。
易しく解説しているのをよむと、本に例えると文章は遺伝子、
本を作っている材料がDNAなのだそうです。
暁斎絵
娘暁翠絵
蕨市に暁斎の記念館がある。遠くて行くことはできません。