「舟を編む」最近読み終えました。辞書編纂の出版社で悪戦苦闘する編集者の物語です
私が最近購入した辞書は三省堂国語辞典です。ほかにも広辞苑や岩波国語辞典も持っていますが、
少々古いので。さすが新しいだけあってカタカナ語も多くインターネット関連も多く載っている。
因みにblogもあります「通信記録の合成語でインターネット上で公開する日記ふうのHP。
作成更新が簡単で読み手もコメントを書き込める」とあります。
「舟を編む」を読み終えて、俄然 辞書に関心が行きました。
勿論小説は数々の受賞をした優れた作品ですが、辞書編纂の編集者たちの悪戦苦闘が素晴らしい。
辞書は部厚ですから、重くならないために紙を極力薄くしなければならない、薄すぎで
裏が透けるようでは困る、製紙会社の技術の見せ所です。ことほど左様に多くの人の技術や
努力があって立派な辞書が完成するのです。
まだ比較していないが、古い手持ちの広辞苑(4版)にはネット関連語は少ないはず。
言葉は活きていると言いますから、辞書に載せる「見出し語」の取捨選択に編集者の苦労は
並々ならぬものが想像できます。とにかく面白いでした。