2010年春まだ浅いころ京都の街を歩きました。
新選組もこの路地を走ったかとそのときふと思いました ↓
同じ区内の映画館で観ました
それは商業ビルの４階にあり、ロビーも広々、館内の椅子も豪華
座り心地も上々、観客も少なくて申し訳ない位でした。
新撰組の屯所になった八木邸（ネットから拝借）↓
映画は「超大作」ですが私には佳作とまでは言い難い。
多くの人とお金が使われたことはうかがい知れます。
人きり集団と言われた新撰組ですから、随所に血の雨がふり
どぎつい表現も仕方ないかもしれませんが、唯一沖田総司が
出てくる場面にほっとしました。土方と言う人間も好きですが
同じくらい好きなのが沖田総司です。知らない俳優が演じていた。
昔のＮＨＫ大河ドラマ「新撰組」は未だに印象に残っています
隊長：香取慎吾、副長：山本耕二、若き剣士沖田総司：藤原竜也
原作を二度も読んでいますから映画も理解できましたが
それを知らないで映画を見た人は分かりにくかったかと。
念願かなってよい１日でした。
京都にはそこここに新撰組の足跡が残っています、↑↓ 2010年
土方歳三が映画になると知り、緊急事態宣言も解除されたことでもあり
何年かぶりで見に行きたいと思いますが、迷っていて決断できません。
長く澤田ワールド（母娘）に浸っていましたが、映画の前に取りあえず
「燃えよ剣」を再読することにしました。
沖田総司は誰が演る？私の関心の的です。
以前のＮＨＫ大河ドラマ「新撰組」では藤原竜也が沖田総司、
土方は山本耕史でした。
先ずは司馬遼太郎を読んでから考えることに致します。
私好みのいい映画でした。主役の菅田将暉と柄本佑がとてもよかった。
昔、見学した江田島の元海軍兵学校の建物などが出ていた。
阿川弘之さん程ではないが、
海軍好きの私なので文句言いたい点もある。
広く知られているが、第二次大戦に海軍は大反対したが、
陸軍に押し切られて、開戦となった。
映画は勿論フィクションですが、海軍トップの山本五十六、
嶋田繁太郎など残されている写真でイメージしているので
少し違和感覚えた。
良識ある海軍、知的な海軍なのに、映画では天才数学者菅田将暉と
戦艦大和建造を押し通す海軍トップ、私の中の海軍ではない。
舘ひろしの山本五十六は抑えた演技がいいと思いました。
菅田将暉が長い数式を黒板に一気にスラスラ書くシーンはすごい！
前夜睡眠不足で途中眠らないか心配でしたが、最後まで息をこらして
見ました。よい映画でした。
伝説のダンサーと言われるロシアのルドルフ・ヌレエフ亡命の物語です。
演じるのは現役のバレーダンサー
彼はバレー団の海外公演で初めてフランスへ行きました。
ＫＧＢに監視されながらも、自由と文化の空気を味わいました。
現地で知り合った彼女の助けを借りて亡命に成功、
以後英国ロイヤルバレー団のマーゴット・フォンティンと
２０年近くペアを組んだり活躍、祖国へ帰ることはなかった。
バレー映画ではないからか？踊るシーンが多くなくて残念でした。
新しく移転した映画館
新しくなって驚いたひとつは椅子の座り心地の良さ。
人体工学にもとづき作られたであろうとうかがえる座り心地でした。
座面も背もたれも初めて経験した心地よさでした。
伏見ミリオン座が新しい場所へ移転する。
長い間お世話になりました。
とてもいい映画でした。
最期に見るに相応しく思い出に残ると思います。
台詞はまるで詩のようでした。嵐が丘を思い出させるような
風景も素晴らしいでした。私の好みにピッタリの映画でした。
この細い御園通の奥に映画館はあります。
両側の小さな個人店は寂れないかと心配になる。
上島珈琲店閉店かと思ったら、リニューアルのようでした。
ここもお世話になりました。
いつも日土地ビルのエスカレーター借りて地上へ出ていましたが、
今後はあまりご縁がなくなりそうです。
若者は長い階段を。
新しい伏見ミリオン座も最寄地下鉄駅は同じですが
今までより歩く距離が長そう？少し落ち着いたころ行ってみたい。
