93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

歴史はロマン

2017-03-31 08:59:23 | 読書

四月から月1回正式に受講することになった「知多半島の不思議物語」。

教材に使うわけではないが、講師の西先生の本数冊求めました。

歴史はロマンなどと言いますが、この玉姫伝説もその一つでしょう。

淀殿、秀頼の遺体が見つからなかったことから、こんな伝説がうまれたのでしょうか。

姫塚のある延命寺は県下ですから、行けるかも知れないと思うと楽しみが増えました。

御座船で海路知多半島へ・・・これには著者の西先生ご自身も納得できない点が多いと書いておられます。

読者が空想を巡らせて歴史の中の一幕を思い浮かべるのも一興とおもいます。

最近は肩のこるような本は敬遠して、面白いだけの理由でいろいろ読んでいます。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

命長ければ・・・・

2017-03-29 17:11:26 | 日々の暮らしから

兼好法師

整理中、目に留まった徒然草、読むわけでもなくペラペラ眺めていました。

師は37歳のとき「命長ければ恥多し。長くとも四十路に足らぬほどにて死なん」と。

ところが50歳のころ、「老いて智の若き時にまされること、若くして貌の老いたるに

まされるが如し」と老いを賛美している。そして70歳まで生きました。

当時としてはとても長命です。

私は「命長ければ、恥多し」の言葉だけは知っていました。

兼好さんが言われたとは知りませんでした。

90歳以上の人口が150万人以上とか聞きました。

何を恥と思うかは人夫々ですが、年齢に比例してそれの多いことは確かでしょう。

分別もつきますから、若いときには恥と思わなかったことも恥と思うでしょう。

兼好さんでさえこのように思いが変るのですから

私のような凡人においておやです。今日の思いが明日変わることも。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017-03-27 18:01:33 | 日々の暮らしから

秋篠寺の苔庭。↓何年か前妹たちと訪れて苔の見事さに感心しました。

苔が生える。またの意味は、長い年月を経る、古めかしくなる等々であるが

我が庭もそこここに苔が見られるようになった。

バードバス にも↓

門扉は金属なのに苔が生えるとは?北向きの門で溝の奥に苔が生えました。

洗い落とす方法もあるようですが、折角条件のわるいところに生えた心根に

敬意を表して残すことに致しました。

私の心にさえ苔が生えなければいいかと思うことに致しました。

    『古寺や門も戸ひらも苔の花』  正岡子規

年1度の頭部MRI撮影のため脳神経外科受診しました。

(私は血管が細くて詰まり易いので、血液サラサラの薬を十数年来服用。

からだは人並みなのに、血管だけ細いのは何故?)

毎年小さな梗塞が少しずつ増えているらしいのに、今年は増えていなくて

昨年と全く同じと言われました。特別変わったことをしているわけではないのに・・・

結構な診断なので喜ぶべきです! でも何が良い結果を生んだのか皆目わかりません。

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本を弔う

2017-03-25 11:33:02 | 読書

トサミズキ (オブジェは二人の妹の合作です)

人気作家ですから、京極夏彦氏の名前は知っていましたが、

妖怪と聞いて敬遠し、読んだことはありませんでした。

この本の購入が自発的なものか、どなたかの紹介なのかかなり前に買いましたので

忘れてしまいましたが、本の帯のキャッチコピーは強烈に私を捉えました。

「読まれぬ本を弔い、読んでくれる者の手許に届けて成仏させるが我が宿縁・・・」

この文言に私は胸が痛みました。途中で投げ出したり、買ってはみたものの

「積読」になったりが何冊かあるからです。

どの作品も著者は精魂込めて書いたのですから、読者は精魂込めてとは

いきませんが、それなりに読むべきと思いました。

コピーライターと言えば糸井重里さんしか思い浮かびませんが、

乏しい私の経験からだけでも、全ての商品(本も)にキャッチコピーの重要さを

痛感いたしました。

買手の心動かす センスある文言を考える人はすごいと思いました。

「積読」や途中投げ出しを反省と言いながら、お友達が面白くて魅力ある本を

送ってくれましたので「書楼弔堂」はとん挫しています。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知多半島

2017-03-23 09:54:10 | お出かけ

玄関横のハナモモ満開

先生のご都合で万葉集の講座が打ち切りになりました。

よいタイミングでお友達(郷土史家)から紹介されて

「知多半島不思議物語」を受講することになりました。

4月から始まりますが、今日は体験講座で受講してきました。

久しぶりに名鉄の赤い電車に1区間だけ乗りました。

30年代からお馴染みの電車です。 神宮前駅も古くなったと思いました。↓

左側に見える白い車両は中部国際空港直行「ミュースカイ」です。↓

中部国際空港セントレア行のミュースカイ、名鉄ご自慢の白くて近代的な車両です。

 

この講座は知多半島の不思議を探求するらしい。歴史の宝庫とか。

我が家は1時期知多半島の真ん中あたりに住んでいました。

夫の勤務した工場もこの半島にあり、今も弟一家が住んでいてわりに縁のある地域です。

桶狭間古戦場。 於大の方の生誕地、お墓もある。 源義朝が暗殺された終焉の地。

細井平洲や唐人お吉の生まれた地。 豊田佐吉や新美南吉などなど

よく知られた歴史上の人物を生んでいます。

経済の面でも トヨタ、ソニー、ミツカン、カゴメ、INAX等々みなこの知多半島生まれです。。

講師の西先生(作家・郷土史家)のお話し上手で2時間は短く感じました。

私には縁のあるところで、次回が楽しみです。

通うのにバス、地下鉄、名鉄と乗換が多いのが難ですが、

乗換など緊張しますから刺激を受けるのも「脳」によいと思う事に致しました。

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする