93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

書店漫歩

2024-02-27 18:30:34 | お出かけ

たとえ僅かでも毎日歩くようにしています。

昔は遠出もできましたが、今はそれもむつかしく、二つの書店を交互に週一歩いています。

歩くだけ、本を見るだけでは済まなくてついつい買う羽目になります。

読書は「頭の栄養」などの言葉についふらふらと買うことになるのです。

「インドの正体」 ガンジーさん、カースト制、IT大国 etc

中国を抜いて人口世界一など新聞だけでこれら知識は得られます。

なぜそうなったかになると、よくわかりません。知りたくなりました。

昔の友の一人がインド大好きで何回も訪れていた。

片や別の友は一度の訪問で懲り懲りと。私はインドへ行ったことはないので

わかりませんからどちらの肩も持てません。

この本はやさしく解説風に書いているので、とても面白く読んでいます。

先日、所用のため名古屋駅へ出かけた。乗換駅伏見で遭遇しました。

若者が空いた右側を歩いていた、そのとき急に大音量で

「条例違反です、条例違反です」と流れてきた。周りはみなびっくり!

条例のおかげかどうか知りませんが、最近は

左右2列に並んで乗り、歩く人は見かけなくなりました。

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名古屋農業センター枝垂れ梅祭り

2024-02-24 16:12:36 | お出かけ

いつも利用する最寄り地下鉄駅は年一回の枝垂れ梅祭りの期間だけ、大勢の人で賑やか。

初めのころは700本の枝垂れ梅の香りにも紅白の色も美しいと酔いましたが

最近では長年見慣れたからか、あまり感じなくなってしまいました。

期間中、私の通う運動教室からも、スタッフがつれて行ってくれますが、

多分かなり散ってしまうのではと心配しています。

暖冬はここにも影響しています。

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『ともぐい』

2024-02-18 10:57:30 | 読書

かなり前に読み終えていましたが、あまりにもおどろおどろしいと言うか、それは

私の理解の外にありました。主人公の名は熊爪、名前の示すように熊の心をも理解できる

のではないかと思うほど人間離れの思考を持っている主人公熊爪です。

        

作者は北海道生まれ。北海道在住でなければ描き得ない美しい原野の風物

四季の移り変わり等々は、強烈で残酷な描写を書いた同じ作家とは

思えない。作家は誰でもみな想像力、創作力豊かな人ばかりでしょうから

これは当然かもしれない。

冒頭「穴持たず」に襲われた太一を熊爪が助けるため片目をえぐり取る

シーンは強烈です。こうしなけば命が危ない、熊爪のおかげで片目は失明したが

命は助かった。「穴持たず」とは季節が来ても冬眠する穴を持たない熊のこと。

熊爪は誰も住まない森の奥深い手作り小屋で、鹿やリスを狩り食料にしている。

人の住む町、白糠まで泊りがけで出かけ獲物(鹿皮や熊の胃みたいなもの)と

お米などを物々交換したり、幾ばくかのお金も得て日用品を買ったりして

又奥深い森の小屋へかえる。

昔読んだ、吉村昭「羆嵐」を思い出しました。開拓村を襲った悲劇のお話です。

史実に基づいていますから強烈に私の中に残っています。

小説はすべからく後味が大切で評価の大きな対象としている私には

「ともぐい」はよくわかりません。惹きこまれて読んだことは確かです。

最後、熊爪は子孫を残して亡くなります。

えらい審査員先生方が直木賞に選んだのですから、評価すべき作品なのでしょう。

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少しだけの遠出しました

2024-02-14 14:14:23 | お出かけ

好天に誘われ出かけました(最寄の地下鉄沿線)

四季桜もほんの少し残っていました。

最近オープンした運河沿いのレストラン「COLORS366」に入った。

運河に沿ったテラス席で思ったが、簡単に出られなく、運河もあまり

きれいとは言えないので屋内で。

この地方ではちょっと名の知れた「まるは」

豊浜(知多半島)に本店があり、セントレア空港では行列ができる人気です。

格別鮨好きではありませんがこの日は祝日明けの代休で多くの店が休んで

いました。朝食控えて行ったのでとても美味しいでした。

名古屋市では最近エスカレーターに関する条例ができました。

伏見駅 ↑ 走ってはいけない、立ち止まって乗ること。罰則はありません、

この日は空いた時間帯でもあり、大人しい人ばかりでした。条例は

埼玉県に次いで国内二番目とか、テレビ放送された実証実験では、

走る人がいるとスピーカーから注意放送が流れていた。

以前は右側空けて乗る人が多かったので、空いた右側を走り抜ける人に

恐い思いしたこともありました。高齢者には有難い条例です

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小さな楽しみ

2024-02-04 10:45:59 | 日々の暮らしから

バスを降りて帰宅途中、なんと家並の隙間から冠雪の御嶽山が見えました。

近くの歩道橋からは邪魔ものも入らず、全容がよくみえますが、鉄製の歩道橋の

階段がこわくて最近はあきらめていました。

父方の祖父が御嶽教の信者で「講」の代表務めたりして入れあげ

小原庄助さんばりにそれで身上つぶしました。

小学校入学前ころ?父と霊神碑の除幕式に参列しました。↓

碑は幼いながらも一番大きくて立派にみえました。

数十年後、妹や弟たちと車で行きましたが、すでに立派な道路もできていて

霊神碑のすぐ近くまで楽々行けました。もちろん碑は昔の儘でした。

御嶽山に限らず、冠雪の山を見ると心躍ります。

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