93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

「老い本」

2022-03-31 16:35:04 | 老い

いつも通る道端の桜 1本だけ立っています。満開

我が庭の桜、老木ですからまぁまぁです。

最近出た本です。著者は精神科医。

「80歳の壁を超えたら、人生で一番幸せな20年が

  待っている」 とおっしゃっています。 さてそれは?

私は10年前に「壁」を超えました。 80歳頃老いを意識して

たくさんの本を読みました。まだ何冊かは出払っています。

最近は高齢化社会の影響か、毎日のように「老い本」が出版されている。

この「80歳の壁」もベストセラー1位とか。今の私はもう買わないとおもう。

私は和田先生のおっしゃる通りなら、後10年幸せな年月が

待っているはずです。以前「美しき老後」と言う言葉が流行りましたが

これまた?です。  広告には20以上の方法が列挙されていますが

これは確かに最もです。私は半分以上は当てはまりました、納得です。

 「記憶力は年齢ではなく使わないから落ちる」

 「学びをやめたら齢老いる、行動は学びの先生だ」

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桜が咲き始めました

2022-03-27 14:51:52 | 日々の暮らしから

せまい庭の桜は50年以上経って、今年もたくさん蕾がつきました。

裏のお宅に侵入して何度も切りました。「さくら切るばか」ですが

仕方ありません。「満身創痍の身」ながら、

今年もたくさん蕾をつけました。

ソメイヨシノは50年で老木の域だそうです。老木ながら天晴れです。

 

老木は若木に比べ少し開花が早い傾向とか。

その理由は若い木は枝葉にエネルギーを注ぐ必要があるからと。

三枚目の写真は「ウエザーニュース」から拝借しました。

気温にもよりますが、数日で満開かとおもいます。

 

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『ひまわり』 映画

2022-03-26 15:29:35 | 想い出

大昔、映画『ひまわり』を見て感動しました。

その後 CD を買ったが一度も見ていない。

感動した映画は のちにまた見たいのでCDを買うようにしている。

今回のウクライナ侵攻でこの映画のひまわり畑は

ウクライナ南部と知りおどろきました。今激しい戦闘中の南部。

彼女(ソフィアローレン)の待ちわびた夫が戦争から帰ってきた。

しかし、元の夫ではなくなっていました。ラストシーンは

確か列車に乗って去って行く夫を呆然とホームで見送っている

ソフィア・ローレン。 その後ろにはひまわり畑が広がっている。

いま毎日のように戦闘が報じられているが、あまりに悲惨で

『ひまわり』を見る気持ちにはなれそうにない。

曾ては一面ひまわり畑の広がる平和だったウクライナ。

1日も早く平和が訪れることを祈ります。    

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二冊目(乙川優三郎さん)

2022-03-21 10:15:07 | 読書

トサミズキが咲きました

←1冊目

心に沁みましたので2冊目読みました。↓

舞台も時代も人物も バラバラな12の短編からなっている。

背景が日本はただの1編だけ、房総の海辺です。

共通しているのは「戦争」。

どれにも抗戦、厭戦の空気が満ちている。

今起きているウクライナ侵攻の遥か前に書かれた作品ですが

まるで今を現しているようです。予見していたかのように。

物流の停滞でスーパーマーケットの棚は空っぽ等々。

 ある日突然「特別な通知」が届いてホセの日常は奪われ戦場へ。

 貧しい中から小金を貯め、

 戦場に行くにあたって隠し場所に困るホセ

 13歳で体を売らなければならないジョイ、兄マルコだけは

 唯一妹を守ろうと必死。

 軍隊は給料が出ると知って志願するマルコ

 裕福だが移民二世(中国系)のナタリー(国籍はアメリカ)

 彼女の複雑な民族性が描かれている。

背景はポーランドだったりウクライナ国の名前もでてくる。

難しい形容詞修飾語が多くて、

私には難しい点もありましたが、

どの作品にも哀感を覚え心に残る作品の一つになりました。

(ある方から紹介して頂きました、感謝)

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コンサート

2022-03-19 19:00:04 | お出かけ

コロナ発生以来、映画もコンサートもご無沙汰でしたが

誘われて出かけました。もう一つの理由はここ「しらかわホール」が

間もなく閉館だからです。長年にわたって何度も出かけたホール

残念です。

時節柄ウクライナの曲も?と思いましたが、ブラームスでした。

アンコールでウクライナに関わる曲が演奏されました。

指揮者の説明が聞き取れず曲名は判りませんが、曲調から推して

鎮魂曲と思いました。多くの人が犠牲になっていますから。

少し心配になったのは席は空けず、座席は全部埋まっていました。

妹の話では別のコンサートでは一つおきに座ったとか。

音は拍手だけですから大丈夫と思うことにしました。

今さら心配しても何にもなりません。あとの祭りです。

しらかわホールも私には最後になりました。

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