数年前から親族の中で懸案だった「墓じまい」の日が来ました。
墓地内の6基↓が壊されました 4月26日
4人きょうだい(私、弟、妹2人)墓じまいへの思いについては
温度差があります。妥協も必要ですし、
お互いに配慮もしなければ成り立たないこと。
感傷に浸っている場合でもないでしょうが、一抹の淋しさはあります。
以下の6基がなくなり「新居」へ引越しました。
父方の祖父母
父の兄 ↓ 父の姉 ↓
弟の子(長男)3歳の時交通事故で亡くなりました。
弟曰く、この子が若しこの世にあればこの日の住職さんとは
奇しくも同じ年齢と。↓弟の心中思って言葉もありませんでした。
母方の祖母、桐竹まつ
引越し先の永代供養塔 ↓
朝9時住職さんの読経に始まり、業者による墓取り壊し、お骨の移転、
最期に永代供養塔の前で再び和尚さんの読経まで・・・
5時間余かかりました。
すっきりとした顔、沈んだ顔等々、思いはさまざま、
かくして長い1日は終わりました。
このお寺は桶狭間古戦場の真ん中にあり、今は名古屋市緑区ですが、
桶狭間村→有松村→有松町と変遷の道を辿り1964年名古屋市に編入されました。
墓石はなくなりましたが、御先祖がこのお寺に眠っていることに違いはなく、
これからも訪れたいと皆で話合いました。