93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

「バックカントリー」

2023-01-31 17:56:01 | 想い出

信州横手

   

最近、バックカントリーでの外国人の事故が頻発している。

昔はツアースキーとか山スキーなどと言っていたと記憶している

菅平スキー場を「日本ダボス」とよんで

スキーヤーが憧れていた(ダボスはスイスの有名スキー場)

今は西欧人が日本のスキー場へ多く来ている。

ヨーロッパにはスキー場も多く、設備も整っている

スキー先進国なのに。

亡夫は長野出身、国体級ではないが、県民大会優勝くらいの腕前、

藪原の県民大会へはよく出かけた。

信州赤倉、妙高、野沢等々信州のスキー場は

大袈裟に言えばほぼ網羅していた。

お陰で私もおこぼれに預りました。

丸池スキー場

麓から丸池まで馬車が荷物を運んでくれました。

帰りは麓(湯田中温泉)までスキーで滑って帰った

戦後進駐軍がリフト持ち込むまで日本のスキー場に

リフトはなかったらしい。

「今昔の感」に堪えないとはこういうことを言うのだろう。

地元の子どもたちでスキー板持っている子は少なく、 ↓

長靴に輪カンジキを履いていた。

今日は整理と称して古い写真を眺めて、1日が終わってしまった。

コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芙美子紀行文と私の思い出

2023-01-28 20:52:53 | 想い出

林芙美子の紀行文、満州編を読むうちに連想しました

南京の中心街「新街口」

母は和服姿で妹をおぶっている。

後ろに従う私、学校へ迎えに来てくれたらしい。

ここは芙美子の紀行文中の満州の都市と同じです。

長衣(支那服)の男性が写っている。

当時出掛けるときは、馬車、洋車(人力車)を使った。

通学手段は覚えていない。

城内とは言え、治安に全く問題なかったわけではなく

1人通学ではないはず、スクールバスも記憶にない。

馭者の隣は父と妹

妹は馬が可哀そうだから、乗らないと言う

父は多分こう言ったはず「馬はお仕事、誰も乗らなかったら

餌も食べられず、そのほうが可哀そうなんだよ」と。

↑ 妹と母             ↑母、私、妹

人が引く人力車は可哀そうと言ったかどうか覚えていない。

紀行文中、満州編の描写でおもわぬ昔のこと思い出しました。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

林芙美子紀行文:そのⅠ

2023-01-26 11:48:06 | 読書

連日各所で渋滞や動けない車が何日も閉じ込められていると

報道している。当地ではこの雪もお昼前には消えました。有難いこと。

林芙美子の紀行文に夢中になっています。

今は旧満州(この呼称は禁句、今は東北”トンペイ”という)を読み終え

いよいよシベリア鉄道の1週間の旅が始まるところ。

旅費も乏しく、言葉もできない、知る人は誰ひとりいない。

無謀と言おうか、勇気あると言おうか。シベリア鉄道日本人乗客

は彼女ただ一人。時代は昭和の一桁のころ。

私が生まれた(S・6年1931年)は満州建国、ナチス台頭のころです。

満州は、当時日本の勢力下にあり、多くの日本人もいた。

青年十河さんも登場して(戦後国鉄総裁)興味深い。

私は子供ながらに南京生活の混沌とした雰囲気と

オーバーラップしてしまいます。

紀行文後半は日本国内旅行。丁寧に読まなければ勿体ない。

「日本的な太陽」私にはこの記述は理解できない。

林芙美子の感性なのでしょう。

一言半句読み流さないように丁寧に読みたいと思っている。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャッシュレス

2023-01-24 20:42:43 | 日々の暮らしから

お友達のブログを真似てバードバスに果物を置いてみた。

翌日、食べた形跡はある、数日間試してみたが、小鳥の姿は

捉えられない、根気のない私は頓挫。小鳥に果物を提供しただけ

加齢とリウマチで以前から、レジでの支払いにモタモタしていた。

数年前から各種キャッシュレスカード使うようになった。

ある投稿川柳です 「レジ前で準備忙しキャッシュレス」

カードの種類によって端末に入力が必要らしい。

レジのお嬢さんが入力するあいだ、私は待つ、

以前はレジの人を待たせていた私。今は待つ側になった。

クレジットカードはほぼ使わない。今、近くのスーパーで使っているカードは

(プリペード式)スマホとリンクしていて、カードなしでスマホをかざす

バーコード決済できることを知った。まだ使ったことはないが。

若者みたいでちょっとカッコいい?

現金が№1、頷けます。カードが使えないお店もありますし、

何より現金支払いが一番使った感が大きいからではないでしょうか?

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知多半島ふしぎ物語 (講座)

2023-01-18 17:53:31 | お出かけ

月一回の講座、先月欠席したので久しぶりの講座です。

江戸時代「士農工商」の身分制度、実はなかった。私はえっ!

2,000年代、文科省の教科書から「士農工商」は削除された。

先生の巧妙な「話術」もさりながら、受講生の発言を促し全員が発言と言う

和気藹々の講座です。

時代小説などでかなり知つたつもりでいますが、先生のお話は

確かな文献等に基づいたものです。

当時、食事は朝夕の二食、江戸は朝ご飯炊く、上方は夕方に炊く。

この時代の話に、殿様庶民に拘わらず「湯漬け」お茶漬けが登場しますが

冷ごはんだから?(私の推察です)一食は冷たいご飯?なので。

暗くなれば寝る。電気代値上がりの心配もいらない。

竈の灰は「灰屋さん」が買い取る。し尿も売買され近郊農家が肥料にする

「循環型社会」そのもの。なんと無駄のない暮らしだろう。

プラゴミの心配もなく、地球温暖化の恐れもない。

他にもたくさんの「えっ!?」があり楽しい2時間でしたが

会場の遠いのが「難」3度の乗換、路線も間違わぬように気を使います。

名古屋からは多分私だけ、願わくば来月も出席できますように。

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする