93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

「ホトトギス」

2023-03-31 22:30:16 | 歴史

庭の桜が散り始めました

散る桜残る桜も散る桜 (良寛さん)  ↑  ↓

鳴かぬなら殺してしまえホトトギス  (織田信長)

鳴かぬなら啼かせてみせようホトトギス (豊臣秀吉)

鳴かぬなら啼くまで待とうホトトギス  (徳川家康)

あまりにも有名な三英傑が言ったとされる言葉です。

果たして本当に当人たちが言ったのか疑問に思いました。

出典は「甲子夜話」松浦静山著と知った(かっしやわ)

松浦静山は肥前平戸藩主、幼い時から学問を好み、

藩校維新館を設立、学問を奨励した。 以前、童門冬二で

読んでいたので名前は覚えていたが内容の大半は

例によって忘れてしまった。再読してみたいと思います。

「鳴かぬならそれもまたよしホトトギス」 松下幸之助さん

三英傑からとわかりますが、

さすが薀蓄深い松下氏と感心しました。

やるべきことは山ほどあるのに、読書やこんなことで

日が暮れてしまい反省です。

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「玉姫伝説」

2022-09-19 10:49:36 | 歴史

これも「知多半島ふしぎ物語」で取り上げたものです。

私たちの知る淀君は秀頼と共に大阪城落城で自害したと知っている。

ところが実は知多半島先端の師崎に御座船でのがれたとも。

師崎では稲生重政の保護の下にあったが、

隙を見て懐剣で自害してしまう。

淀君の遺体と懐剣は埋葬され、延命寺境内に姫塚が建てられた。

さて?どれが真実?歴史はいつの時代も諸説あるものです。

諸説あるから面白いとも言えます。

次回の大河ドラマ「どうする家康」では岡崎へ帰るルート(伊賀越え)も

諸説あり地元は一歩も譲らない様相です。

三重の白子上陸説もあり、その痕跡もあるとか。

知多半島大野上陸説もまた根拠あるようです。さてさて???

いつもは立ててある物干しですが、台風に備えて倒しました。

私の台風対策はこれだけです

 

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「どうする家康」

2022-09-17 09:31:27 | 歴史

ニセハギに庭中占拠されました

次回の大河ドラマ「どうする家康」。愛知は地元でもあり、

連日のように報道されています。

先日の講座「知多半島ふしぎ物語」でも話題になった。

資料「はんだ郷土史だより」で「家康伊賀越え」が話題に。

本能寺で信長は非業の死をとげ、その時堺にいた家康は

伊賀衆の助けを借り岡崎へ無事帰りつきました。

その時の帰国ルートに地元で「クレーム」が出ているようです。

諸説(12説)あるようです。

知多半島に上陸せず説では、地元大野が問題提起。

後世の私たちからすれば無事岡崎へ帰れたのですから、

よしと思いますが、地元にとっては「一大事」です。

たかがドラマとは言え、NHKの大河ドラマの影響は大きい。

それに専門家の「時代考証」もなされています

ドラマ「どうする家康」ではどのように描かれているのでしょうか?

家康はこの時の伊賀衆の恩を忘れず、後々まで幕府に重用した。

「どうする家康」放送とても楽しみです。

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『千利休と戦国武将』 生誕500年記念

2022-06-02 16:34:23 | 歴史

アナベルが咲きました

小和田哲男先生の単発講座受講しました

NHKの大河ドラマなどで時代考証受け持っておられる

人気の先生ですからかなり広いホール満員、

椅子は一つおきでしたが。15分前に着いたのに席を探すのに

一苦労でした。

私の知っている利休は殆どが小説からです。

これ以外にも数冊読みました。

謎の多い人物ですから、以前から多くの作家や歴史家が

切腹原因の書物を出しています

   利休増長説  徳富蘇峰  司馬遼太郎

   政争敗北説  桑田忠親  山田芳裕  津本陽

   助命拒否説  芳賀幸四郎  童門冬二

   秀吉毒殺計画露見説  岡倉天心

   朝鮮出兵反対説  赤瀬川原平  三浦綾子

   側室拒否説  今 東光(秀吉が利休の娘吟を側室に望んだ)

   美意識対立説 村井康彦 城山三郎 井上 靖 米原正義 

             熊倉功夫

小和田先生は何説なのか聞き漏らしました。おっしゃった?

私が読んだものでは、茶の湯の高弟たちが助命をとの

申し出を断固断り、潔く切腹したと覚えています。

頂いたレジュメ以外の、脱線して語られた

色々なエピソードが面白かった。

90分はあっと言う終わりました。90分座った後は

ふらふらして、最後にゆっくり席を立ち帰宅しました。

※参考資料:外川 淳著「歴史道」利休切腹事件の真相に迫るより

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知多半島ふしぎ物語・講座「細井平洲」

2021-03-18 14:34:59 | 歴史

細井平洲はかなり以前から知っていた。

多分「漆の実のみのる国」からと思う。感動して再読しています。

但しこの時は地元知多半島の人とはしらなかった。

この本では米沢藩主上杉鷹山の師として登場している。

「経世済民」の思想「世を治め、民の苦しみを救うこと」

高邁であるが実学的、多くの大名から庶民まで

幅広い層の心を捉えました。

ケネディー大統領が日本で尊敬する政治家は?と問われたとき

上杉鷹山と答えたエピソードは有名です。

その上杉鷹山は師平洲を敬愛し、為人に大きな影響を与えました。

吉田松陰、西郷隆盛、内村鑑三なども平洲を評価しています。

細井平洲の生地知多半島の荒尾には友人もいますし、

そこでこのような偉人が誕生したとは。

細井平洲のことは多くの人が知っていますが、

愛知の知多で生まれたことは殆どの人が知らないでしょう。

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