12月に入り、私なりに気忙しい気持ちの中で、老人ホームの友人を訪ねました。
女学校時代の「四人組」うち二人は亡くなり、一人は今日訪ねたホーム入居中。
こういうところでの暮らしを目の当たりにしたのは初めて。
スタッフの案内でホールで寛いでいた彼女に久しぶりに会いました。
一瞬、私がわからなかったみたい、 無理もない突然の訪問でしたから。
彼女の部屋へ移動1時間半くらい昔ばなしに興じたが、意外にも今の暮らしに
満足しきっていることに驚きました。
意識の混濁とまではいえませんが、時々会話がちぐはぐになることも。
食にうるさかった彼女、食事のこと聞くと満足しているとのこと。
もう家で一人暮らしはできないと自覚し、今の暮らしに満足していると彼女。
少しふっくらとして、50キロ近くになったと喜んでいた。
今まで見たことのない穏やかさに驚くとともに彼女のために
心底よかったと思いました。
ipadで一人娘と(海外在住)話しているからと、淋しくないとも。
その娘さんがお正月に帰国すると話した時にはさすが嬉しそうでした。
今の境遇に満足し、不足も言わない彼女の見事さには脱帽しました。