2012年5月20日 憾満ガ淵(かんまんがふち)にて
世界遺産の社寺から神橋のかかる大谷川(だいやがわ)を上流に行った先にこの憾満ガ淵があります。 二荒山神社の参道入り口辺りからなら20分も歩けばつくでしょうか。
賑やかな通りから一本外れた川沿いの通りには普通に住宅が並び、しゃれた B&Bや昭和な感じのおうちをゲストハウスとして観光客を泊めている宿泊施設もあります。 なので早朝の憾満ガ淵を歩いているとたくさんの外国人観光客に会うことができます。
実はここに来るのは私も初めてだったのですが、青く透き通る大谷川の流れと奇岩、新緑、つつじ、桜、そしてこの地蔵群。 「日本ってビューティフォーだろ!?」と自慢したくなりました。w
この青い水の流れ! ヤマツツジが咲いている対岸は日光植物園です。
この地蔵群、造られた当初(1600年代?)は100体あまりあったそうですが、1902年の洪水で流出し現在は約70体あります。 俗に化地蔵(ばけじぞう)という怖い名前で呼ばれています。 名前の説はいろいろあるようですが、お地蔵さまを何回数えても同じ数にならないから。。。とか。
昨シーズンの冬にはこのあたりでキャンドルページェントが開かれ、このお地蔵様のお手元に一つずつロウソクの入ったガラスの器が置かれそれはそれは美しかったようです。 見たかったなー。
入口付近で見られた桜とヤマツツジ。 桜とツツジが一緒に咲くと言うのが私には日光っぽい。w 一緒に咲くもの? 日光では咲くんですよ。
桜と紅葉。 まぁ、これは春紅葉ですからありなんでしょうけどね。
とても気持ちの良い朝の散歩ができました。