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山梨の田んぼに行くついでに(ぇ?w)愛知県鳳来町にある四谷千枚田を訪ねてきました。
標高220メートル付近から鞍掛山頂に向かって標高430メートル付近まで谷の間に広がる棚田は壮観の一言です。 また石積みの法面が力強さを感じさせます。
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一番目の写真の棚田頂上付近から見下ろしました。
この千枚田が開墾されたのは約400年ほど前の江戸時代。 しかし明治37年に大雨により山津波が発生。 家屋、田畑が流出し、死者11名をも出す惨事となりました。 しかし人々は復興に立ち上がり、再び棚田を築き上げました。
下から見上げるとあまり急斜に見えないかもしれませんが、上から見るとかなりの急斜面です。
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江戸時代。 車もない時代に、この斜面での作業は大変だったろうな、と思います。
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人と比べると棚田の大きさや斜面の具合がわかるでしょうか。
はさ掛けが随分と終わっていました。 人々が作業をしている様子も見たかったな。 休日にはなかなか働いている人に出会えないのが難点です。
Laylaさんのブログで拝見しなければ、全然知らなかったです。
棚田の奥深さなんて私もわかっちゃいないのですが、見ていてきれいというだけでなく、お米を食べたい、という日本人の思いとか(棚田は日本だけじゃないんだけど)、どうにか自分の住んでいる土地で工夫して田んぼを作ろうとした昔の人たちの努力とか、根気強さとか、そんな物が見る人をひきつけるのかも知れませんねー。
すっかり”棚田もえ””ですね。w
これは大切にしなくてはいけない日本の文化ですね。
休日に働いていないということは専業農家ということなんですか?首都圏では考えられないですね。見沼では土日の方が働いている人は多いですもん。
そうですね。 この山の斜面で石積みを見れば、どうやって積んだんだろう、それ以前にどうやって運んだんだろう、と考えてしまいます。
棚田が出来上がった後も、ここでの作業は農機具1つ運ぶだけでも苦労だと思います。
現在はこれをどうやって存続させていくか、が一番の苦労かもしれません。
◇kuronekoさん
関西の方ではこちら以上に棚田を守る会などがたくさんあって、稲作、棚田周辺の保全ボランティアなど、一般参加の機会も多いような気がします。 ちょっとうらやましいかも。
専業農家かどうかわかりませんが、ご高齢の方が多いように思います。
それで平日になるのではないかと。
逆に稲刈りなど大変な作業を若い一家も借り出して、土、日曜日にやっている風景も見ました。
急斜面での農作業は大変でしょうが、そのぶん、皆さんの足腰は相当鍛えられているでしょうね?
尾道に行った時、予想以上に急斜面の町だったのですが、住んでいる方達は毎日の昇り降りは朝飯前みたいな感じでした。
それにしても、Laylaさん、さすがにフットワーク軽い!!
今でもこういう山間部に行くと、おばあちゃん達が農作物などを積んだ手押し車を押して、山をあがってゆく姿に出会います。
見習いたいものです。
私も尾道に行った時には、あの階段を昇り降りする生活は大変だろうな、と思いました。
宅急便の人はどうするのだろう?となぜか思いました。w