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調子に乗って梅干も漬けてみました。
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せっかくですから梅干はきれいな梅で漬けたくて、春に流鏑馬を見に行った小田原の、『昇珠園』さんから取り寄せました。 お友達と分けて、初心者の私は1kgです。
品種は「十郎梅」。種が小さく、果肉が多く柔らかいのが特長です。 昇珠園さんは梅と一緒に梅の分量に合った粗塩も送ってくれるので、助かります。
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流鏑馬の時に試食した時は「この酸っぱい梅干は買っても食べきれないな。」と思ったのですが、最近スーパーで買った梅干が、どうもインパクトなくて。 「もう、自分で漬けろっ!」って感じです。
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ちなみに、梅1kgに粗塩は180g、塩分18%ということです。 いたってオーソドックスな梅干です。
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漬けている時にはす~ごく甘くていい香りなんですよ。 パクッと食べたくなるくらい。 けど、酸っぱいんだろうなぁ、w
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梅酢が上がってきました。 最初の3~4日はぜんぜんあがらず、「量が少なくて上手くいかないのかも。」と心配でしたが、まずは一安心。
ここで、天地反しをします。 上の方の梅を下へ、下の方の梅を上に置き換えるわけです。
十郎梅は皮が薄いので、破れないように気をつけて作業します。
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水重石は、ビニール袋を二枚重ねにして、内側の袋に水を入れしっかり縛り、梅の上におくものです。 密着度があってよさげです。
梅の上部まですっかり梅酢で浸かるように、水重石の重さを調整すると良いのですが、私は適当でした。w
あとは土用干しまでジッと待ちましょう。
それにしても梅干用に水重石というのは目から鱗!!!これいただき★留守中に梅が黄色くなってしまったので、今年は初めて梅干しに挑戦したのですが、うまくいくか?
梅シロップおいしいですよー。
上の娘は梅が嫌いなのですが、下の娘は毎日飲んでくれます。
一年に一時期しか作れないのですから、このシロップがなくなるともうおしまい、と思うと寂しいです。 もっと作っておけば良かった。
梅干用の梅は「完熟!」が基本だそうですから、たっぷり黄色くなっていい香りのする梅でつけるとおいしい梅干になるそうですよ。
キムさん、グッド・ラック。 というか、自分のもまだまだ油断はできぬ。
あ、でも水重石をするとカビを防ぐ効果は高いみたいですよ。 是非お試し下さい。
(でも、カビが生えても大丈夫だそうです。土用干しまでほっておいて、乾いて硬くなったところで取り除くといいそうです。)
水重石は天地返しのあと。 くれぐれも重過ぎない水の量でお願いします。w