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9月26日(日)、平林の田んぼに稲刈りに行ってきました。 今年はあまり何回も訪ねて行かなかったせいか去年以上にあっという間でした。 大して世話もしないうちに実ってくれたという感じです。 まぁ、私が見ていなくても他の方や農家の皆さんのお世話のおかげで本日に至りました。 ありがたいことです。
稲刈り当日は素晴らしい秋晴れ。 気温もちょうど低くなってきた所で、なんともさわやかな日です。 田んぼからは富士山も良く見えました。 この写真では逆光であまりいい景色ではありませんが、実際はとても富士山が大きく見えて、すばらしい景色なんですよー。
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田んぼに着くと稲は黄金色。 この田んぼの法面はブロックでできた近代的な棚田です。 場所によっては昔ながらの石積みの棚田も残っています。 刈り取り後に稲を掛ける杭も木ではなくパイプです。 これだと稲刈り終了とともに農家さんがパパッと組んではさ掛けの台が出来上がります。 何度も使えてエコですね。
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一段上の場所から私たちの田んぼを見ています。 残念なことに一段上の場所は休耕田です。 この写真で見ると左上の方から水が入ってきて、右下の方に流れてゆきます。 取水口付近は水温が低いため稲の育ちが遅かったのですが、ちゃんと黄金色になっていますね。
面積は100平米くらい。 収穫量は30キロ目標です! 昨年は雨が多く日照不足で稲の生長があまり良くありませんでしたが、今年は暑かったからどうかな?
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ということで、稲刈りは2時間くらいで終了。 いやー、今年も楽しませていただきました。 ちなみに田植えに参加した北杜市の棚田の稲刈りも行きたかったのですが、この前日25日だったため不参加となりました。 申し訳なかったな。
お米はこのまま田んぼで天日に干され、11月初旬に引き取りに行く予定です。
稲作も2年目となりましたが、どういう訳か「もういいや。」という気持ちにはなりません。 終わったばかりですが、またすぐにでもやりたい気持ちです。 けれど次の田植えまであと7カ月もあるんだなー、としみじみ思います。 それまでずっとやりたい気持ちが続くのか、それは私にもわかりません。 けれど、平林ではカエルやチョウの写真を撮ったり、山や川を見たり、いつ行っても楽しいなぁ、と思います。 また出来るといいな、と思っています。
カエルさんのつぶやきが、面白い&ほのぼの和みます。
富士山も拝ませて頂き、感謝ですぅ。
れいらさんのおかげで里山満喫です。^^
いつも同じようなカエルの写真なのですが、
自分としては表情とかちょっとした角度とか、
「かわいぃ~。」と自画自賛しています。
実際はもっとストーリーがあるような、趣のある
カエルを撮りたいんですけどね。(ぇw
でも下の写真は腕の組み方とかおっさんぽくていいでしょ?w
はさ掛けにかかっている稲束ですが、昔はそのうちの6割が税でとられ、残りから小作料とか、種モミ代とかひいていったら、自分たちでは口にできなかったんですよね。
小説とかで良く出てきますね。
「生まれてこの方、白いご飯粒は食ったことがねえだ。」とか。
八郎潟の干拓とか、北海道の開拓とか、そして各地の棚田とか、大変な苦労ですね。
わたしが行った浮羽町の棚田もオーナー制度があるようです。
行きつけの棚田があるといいですね。第二のふるさとみたいでしょうね。
先日、内田康夫の「悪魔の種子」(幻冬舎文庫)という小説を読みました。品種改良の話が面白かったです。
あー、そうですね。
猛暑のせいで昼と夜の寒暖の差が少ないとモミの中で
お米が上手く固まらない、と聞きました。
そう言えば棚田ができた経緯もいろいろあるでしょうが、
茨木のある棚田で聞いた話です。
年貢を納めるのが大変だったため、
山に囲まれた見晴らしの悪い谷の斜面に
棚田を作って見つからないように米を作り、
年貢を逃れた、という話を聞いたことがあります。
浮羽町の棚田もオーナー制度、Kiyoさんもいかがですか!w
田んぼに入るとまた愛着が違ってきますよ!
欠点は一人ではできない、作業が大変になると写真を撮っていられない、
ということでしょうか。
けれど、自分が撮りたい景色は自分で守る!
みたいな大げさな自負心を持つことができます。w
◇Inaさん
天日干しは手間がかかるので大変ですが、
棚田米などは付加価値を出すために天日干しをしているところが
多いように感じます。
広く平らな土地でたくさんのお米がとれる場所では
コンバインを使って一気に脱穀まで済ませてしまうようです。
どちらも農家の方が一生懸命に作られたお米なので、
おいしいことは間違えないでしょうが、
感覚的に「天日干し」はおいしい感じがしちゃいますかねー。