Yes,We Love Science!

自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

原発を再開し、電気自動車を普及せよ!東大が2人乗り電気自動車開発

2014年06月03日 | テクノロジー

 迫るエネルギー危機

 ガソリン代が高い。通勤に自動車を使用しているので限界を感じている。このような状況がもう数年続いている。よく誰も文句を言わないものだ。おまけに東シナ海では中国とベトナム、フィリピン、日本がにらみあいを続けているような状況だ。

 もし、東シナ海で紛争が起きれば、中東からの日本のタンカーは通行できず、あっという間に日本はエネルギー危機に陥る。にもかかわらず、安易に原発に反対する日本人は本当に日本人なのだろうか?

 そういう状況を肌で感じているのであろうか、ハイブリッドなどのエコカーの普及が進んでいる。道行くクルマを見ているとプリウス、フィットなどのハイブリッドが非常に多い。燃費が良いからだが、それでもガソリンを食っている。電気自動車ならガソリンは使わなくて済むのだが、今後の見通しはどうなのだろうか?

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

引用元 The PAGE: 電気自動車は普及しないのか サイエンスポータル: 東大の2人乗り電気自動車が行動走行

電気自動車の制御システム
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毒でコントロール!金属ドリルで穴あけ!不思議?寄生バチの生態

2014年06月01日 | テクノロジー

 エメラルドゴキブリバチ

 寄生バチはハチ目のうち、生活史の中で、寄生生活する時期を持つものの総称である。ほぼすべての昆虫の幼虫が、何らかの寄生生物に攻撃される危険にさらされている。幼虫にとっては非常に物騒な世界だ。

 寄生バチの幼虫は卵からかえると、宿主の幼虫の体を食って成長する。このとき、宿主の体は寄生バチのつくった毒(化合物)によって、すでに神経が麻痺している状態だという。いったいどうやって毒を注入するのだろうか?

 2003年に行われた放射性同位体標識による追跡実験では、エメラルドゴキブリバチがゴキブリの特定の神経節を狙って刺していることが報告された。1回目の刺撃では胸部神経節に毒を注入し、前肢を穏やかかつ可逆的に麻痺させる。これは、より正確な照準が必要となる2回目の刺撃への準備である。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

引用元 Wikipedia: 寄生バチ National Geographic: 金属ドリルで果実に穴を開ける寄生バチ

ハチとアリの自然史―本能の進化学
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地球観測衛星「だいち2号」、打ち上げ成功!防災・災害監視・環境保全・資源探査

2014年05月31日 | テクノロジー

 「だいち2号」載せて 打ち上げ成功

 2014年5月24日、宇宙から、災害情報の把握などを行う人工衛星「だいち2号」を載せたH2Aロケット24号機が、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。衛星は予定どおり軌道に投入され、打ち上げは成功した。

 だいち2号は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、地図作成、地域観測、災害状況把握、資源調査などへの貢献を目的として開発した「だいち」の後継の地球観測衛星。

 高度628kmの太陽同期準回帰軌道を14日で回帰し(だいちは46日)、フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダーPALSAR-2により地表を観測するレーダー衛星である。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

引用元 JAXA:だいち2号特設サイト NHK:だいち2号打ち上げ成功 Wikipedia:だいち2号 

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だいちの目 2 宇宙から地球を観る (地球観測衛星「だいち」の目)
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ドイツも核兵器完成間際だった?臨界寸前ハイゼンベルク原子炉!

2014年05月27日 | テクノロジー

 なぜ原子爆弾は日本に落とされたか?

 1951年(昭和26年)9月8日サンフランシスコ講話条約に調印、翌年発行。そして日本の独立が回復。同時に調印された日米安保条約により、日米は同盟国になった。

 これ以降、同盟国米国に対する、広島・長崎に対する原爆投下や東京大空襲に対する、罪もなき民間人に対する“大虐殺”については不問に伏されることになった。そればかりか、東京裁判では、根拠に乏しい“南京大虐殺”や“従軍慰安婦”についての責任を背負わされ、今も不名誉な状態が続いている。

 なぜ、勝敗の決した太平洋戦争末期に日本だけに原爆を2発も落とされなければならなかったのか?先人の無念を思うと今も胸が痛む。原爆をつくる「マンハッタン計画」はルーズベルト大統領によって遂行された。ルーズベルト大統領は、中国文化に深い愛着を持ち、日本人に対しては強い反感を抱いていたことは周知の事実である。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

引用元 サイエンスポータル: 臨界寸前だったハイゼンベルグ原子炉 Wikipedia:ルーズベルト ハイゼンベルグ  ドイツの原子爆弾開発

核兵器のしくみ (講談社現代新書)
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トリウム原子炉の道 世界の現況と開発秘史
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シェールガスは不確実?日本は確実なロシアとのパイプライン構築を

2014年04月22日 | テクノロジー

 シェールガスは不確実?確実なのはパイプライン

 シェールガス革命が日本にとって、確実でない理由として、ガスの抽出が技術的に難しく、産出量も思ったより少ないこと、米国内ではパイプラインで安価な価格で流通しているが、日本への輸出には、液化のための冷温設備や輸送コストが上乗せされることなどがあげられる。

 そこで、注目したいのがロシアだ。世界一の天然ガス埋蔵量を誇るロシアは、シェール革命による天然ガスの大量供給により、最大の需要先である欧州の販売が振るわず、世界シェアが低下という影響を受けている。もし、パイプラインで日本とロシアがつながれば、天然ガスを液化する必要がなく安定して供給することができる。

 現在ロシアは、3月18日にプーチン大統領がクリミア併合の条約に署名して、軍隊を送り力ずくで同地域を併合したことで、国際社会から非難を浴びている。

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引用元 東洋経済:なぜシェールガスはカベにぶつかっているのか The Liberty Web:ロシアプーチン大統領が語る大戦略

シェール革命の正体 ロシアの天然ガスが日本を救う
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週刊 東洋経済 2013年 2/16号 [雑誌]
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「核なき世界」遠く 米国の新型核実験機“Zマシン”がつくる“超高温プラズマ”

2014年04月19日 | テクノロジー

 批判を受けるオバマ大統領

 オバマ大統領が批判を受けている。オバマ大統領は「核なき世界」を国際社会に働きかけ、就任した年、2009年度のノーベル平和賞を受賞している。受賞理由は「国際外交、及び、諸民族間における協力強化の為、並外れた努力を払い、世界中の人々により、良き将来への希望を与えた」である。

 にもかかわらず、核兵器を開発する研究を進めているというのだ。米エネルギー省サンディア国立研究所(米ニューメキシコ州)の「Zマシン」がそれだ。

 「Zマシン」はオバマ米政権が新しいタイプの核兵器性能実験に利用していると、日本の被爆者団体などから「オバマ大統領の“核なき世界”に反する」と批判されている。

引用元 Wikipedia:Zマシン

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

プラズマ物理入門
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「免疫」機能も老化する?T細胞の老化を制御するタンパク質発見!

2014年04月16日 | テクノロジー

 自然免疫と獲得免疫

 「免疫」というと、色々な細菌やウイルスなどの微生物、あるいは異物とよばれる自分のものではないもの(非自己)から、自分たちのからだ(自己)を守ってくれるしくみだ。子供の頃に受けた予防接種(ワクチン)もこの免疫機能を上手に応用したものであり、花粉症等でも知られるアレルギーも免疫反応が原因となっている症状の一つである。

 しかし、免疫機能も、運動能力(体力)、視力、聴力といった能力などと同様に年齢とともに衰えていく。これらは「老化現象」と片づけられがちだが、免疫機能は風邪や肺炎などの感染症を防ぐ監視機構として重要なので、この機能が低下すると若い頃は簡単に治ってしまう疾病でもなかなか回復しない、あるいは抗生物質を投与しても効き目が悪いということになる。 

 免疫機能には、自然免疫と獲得免疫の大きく2つに分けることができる。老化に伴って、特に獲得免疫の応答が低下・劣化する。この現象は「免疫老化」と呼ばれ、この免疫老化が、高齢者における慢性炎症疾患(関節リウマチなどの自己免疫疾患)や発がんの増加、易感染性の誘発、ワクチン効率の低下につながると考えられている。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

引用元 Wikipedia:T細胞 科学技術振興機構:免疫システムの老化を引き起こすしくみを発見

やさしく学ぶ免疫システム インフルエンザ、アレルギー、エイズと闘うメカニズム (サイエンス・アイ新書)
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成人T細胞白血病(ATL)とHAM (ATLシリーズ1)
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虫垂に有用な働きを発見!免疫グロブリン(IgA)と腸内細菌叢のバランスに関係

2014年04月15日 | テクノロジー

 虫垂と虫垂炎

 虫垂(ちゅうすい)は、大腸の一部である。右下腹部にあり、盲腸の端から細長く飛び出している、6~8cmほどの先端が閉じた突起物。太さは鉛筆ほど。虫垂間膜で後腹壁につながれ、虫垂動脈で栄養される。多数のリンパ小節を含むので、リンパ系器官に含められる。

 虫垂炎は、虫垂に化膿性の炎症が起こる病気。なんらかの原因で虫垂の内圧が上昇して血行が悪くなり、そこに細菌が進入して感染を起こし、急性の炎症が起こる。虫垂は、リンパ組織が集まっているため、免疫に関与するともいわれるが、少なくとも成人では不要と考えられていた。

 虫垂炎は、一般には「盲腸」あるいは「盲腸炎」という通称で知られているが、これは昔、虫垂炎の発見が遅れ、炎症が盲腸まで広がった状態で発見されたケースが多かったからだ。家族に虫垂炎の人が多かったので、私もやがて…と思っていたが、これまでのところ問題はないようだ。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

引用元 Wikipedia:虫垂 虫垂炎 免疫グロブリンA 科学技術振興機構:虫垂の免疫学的意義を解明

腸が死んだら、人は死ぬ―整腸が人類を救う
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もっとよくわかる!免疫学 (実験医学別冊)
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天の川銀河3000個分!巨大質量銀河団「エルゴルド」とは何か?

2014年04月13日 | テクノロジー

 観測史上最大の銀河団

 われわれの宇宙はどうなっているのだろう?星がたくさん集まった集団が銀河であり、さらにその銀河が数十個から数千個集まった天体が「銀河団」である。

 銀河団は宇宙最大の天体であり、それが宇宙にどのように分布しているか、どのように進化してきたかなどを調べることで、宇宙全体の進化の謎に迫ることができる。

 ただし、銀河団は銀河だけが集まってできているのではない。実は、銀河団に含まれる銀河を全てあわせても、銀河団の重さのせいぜい数%にしかならない。残りは何かというと、1千万度を超えるような高温のガスがだいたい15%くらいで、あとの約80%は暗黒物質になる。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

引用元 アストロアーツ:天の川銀河3000個分 巨大質量銀河団「エルゴルド」 JAXA:宇宙の進化解明の鍵となる銀河団に迫る 

階層構造の科学―宇宙・地球・生命をつなぐ新しい視点
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nature [Japan] August 15, 2013 Vol. 500 No. 7462 (単号)
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電力を貯蔵せよ!リチウムイオン電池を飛躍させる濃い電解液を発見!

2014年04月12日 | テクノロジー

 化学電池と電解質
 電池の電解液 (Electrolyte Solution) というと、イオン性物質を水などの極性溶媒に溶解させて作った、電気伝導性を有する溶液のこと。電解質溶液ともいう。マンガン乾電池の電解質には塩化アンモニウムや塩化亜鉛を使用するのに対し、アルカリ乾電池は電解質に水酸化カリウムを使うが、電解質なら塩酸や硫酸、食塩でも電池になる。

 電解液が電気を通すのはなぜだろうか?電解質(イオン性物質)を極性溶媒に溶解させると、陽(プラス)イオンと陰(マイナス)イオンに解離する。これら正負のイオンが電荷の運び手(キャリア)となって移動することで導電性が発現する。

 電解液に電極を入れると、陽(プラス)イオンは陰(マイナス)極に移動し、陰(マイナス)イオンは陽(プラス)極に移動する。この性質を利用したのが、化学電池や電気メッキである。

 化学電池ではこのとき、正極側で還元反応が起こり、負極側で酸化反応が起こる。還元反応が起こる正極を「カソード」と呼び、酸化反応が起こる負極を「アノード」と呼ぶ。

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引用元 Wikipedia: 電池 二次電池 産経news: 携帯・スマホなどの充電期間1/3へ サイエンスポータル:蓄電池を飛躍させる濃い電解液を発見

化学電池の材料化学
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電池はどこまで軽くなる?
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第50回ノーベル生理学・医学賞 副腎皮質ホルモンの発見およびその構造と生物学的作用

2014年04月11日 | テクノロジー

 副腎皮質ホルモンとは何か?

 1950年のノーベル生理学・医学賞の受賞研究は「諸種の副腎皮質ホルモンの発見およびその構造と生物学的作用の発見」である。

 受賞者は米国の化学者、エドワード・カルビン・ケンダル(Edward Calvin Kendall)米国の医師、フィリップ・ショウォルター・ヘンチ(Philip Showalter Hench)ポーランドの化学者タデウス・ライヒスタイン(Tadeus Reichstein)の3人である。彼らは如何にして副腎皮質ホルモンを発見したのであろうか?

 副腎皮質ホルモン(Corticosteroid)とは、副腎皮質より産生されるホルモンの総称である。炎症の制御、炭水化物の代謝、タンパク質の異化、血液の電解質のレベル、免疫反応など広範囲の生理学系に深く関わっている。ストレス、侵襲などさまざまな影響によって分泌され、医薬品としても使用される。

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引用元 日外アソシエーツ:ノーベル賞受賞者業績辞典 Wikipedia:副腎皮質ホルモン エドワード・カルビン・ケンダル タデウシュ・ライヒスタイン フィリップ・ショウォルター・ヘンチ 

マンガでわかるホルモンの働き (サイエンス・アイ新書)
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しつこい疲れは副腎疲労が原因だった ストレスに勝つホルモンのつくりかた (祥伝社黄金文庫)
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第50回ノーベル物理学賞 セシル・パウエル「写真乾板による原子核崩壊過程の研究」

2014年04月09日 | テクノロジー

 「中間子論」と「二中間子論」

 1950年のノーベル物理学賞はセシル・パウエルに贈られた。受賞理由は「写真による原子核崩壊過程の研究方法の開発および諸中間子の発見」である。

 パウエル氏の業績は何と言っても湯川博士が予言した中間子を、“写真乾板”を使って発見したこと。これにより1949年に湯川博士のノーベル物理学賞の受賞が決定する。

 湯川博士の中間子論が発表されたのは1935年。この理論の登場によって、核子を結びつける粒子として、中間子が世に出た。しかし、新しい粒子を持ち出した理論については批判が多かった。

 やがて、第二次世界大戦が始まり、様々な国際交流も断たれることになった。その中にあっても、物理においては、基本粒子を追い求める研究は続けられており、細々ながら情報も交換されていた。

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引用元 高エネルギー加速器研究機構:写真乾板で見る原子核破砕 Wikipedia:写真乾板 わかるまで素粒子論:新粒子がいっぱい 名古屋大学F研基本粒子研究室:原子核乾板

ヒッグス粒子―神の粒子の発見まで
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電子と原子核の発見―20世紀物理学を築いた人々
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夢の水素循環社会へ前進!新光触媒(Sn3O4)発見!可視光で大量に水素発生

2014年04月07日 | テクノロジー

 夢の水素循環型社会に期待「光触媒」

 「光触媒」というと酸化チタン(TiO2)であるが、酸化チタンを水に入れると、紫外線のはたらきで、水を酸素と水素に分解できる。本多氏・藤嶋氏の「光触媒」発見以来、工学的な応用として酸化チタンを利用した水から水素を得る研究がなされている。

 水素は次世代主要エネルギーと期待されている物質。「光触媒」は、太陽の光エネルギーから水素というクリーンエネルギーが生成されることを意味し、夢のエネルギー循環サイクルといわれている。このため本多氏・藤嶋氏の発見はノーベル賞候補である。だが、現状では効率が低く、大規模な製品化には至っていない。

 今回、可視光で水から水素を発生する光触媒として4酸化3スズ(Sn3O4)を、物質・材料研究機構の阿部英樹主幹研究員と梅澤直人主任研究員らが発見した。スズの資源が豊富にあり、安価で、毒性も低いため、大規模な水素燃料製造に道を開く可能性があるという。

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引用元 Wikipedia:光触媒 サイエンスポータル:豊富で安価な光触媒発見、可視光で水素発見

図解・水素エネルギー最前線
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Kindle版「週刊 サイエンスジャーナル」発売中!

2014年04月06日 | テクノロジー

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クロスカップリングに新触媒!コバルト触媒+酢酸イオンでロジウム触媒を上回る!

2014年04月05日 | テクノロジー

 クロスカップリングの「パラジウム・ニッケル触媒」

 2010年のノーベル化学賞といえば、日本人が2人が受賞したことを覚えているだろうか。受賞したのは、鈴木章・北海道大名誉教授(80)、根岸英一・米パデュー大特別教授(75)、リチャード・ヘック・デラウェア大名誉教授(79)の3人。

 授賞理由は有機合成の「クロスカップリング反応」であった。「クロスカップリング反応」は、2つの化学物質を選択的に結合させる反応のこと。特に、化学物質は炭化水素で、それぞれの物質が比較的大きな構造(ユニット)を持っているときに用いられることが多い。

 結合する2つのユニットの構造が等しい場合はホモカップリング、異なる場合は「クロスカップリング」という。一般式としては以下のように表される。 ホモカップリング : R-X + R-X → R-R  クロスカップリング: R-X + R'-Y → R-R' R・R'は炭化水素である。

 鈴木・宮浦カップリングでは、原料の炭素-水素結合を炭素-ハロゲン結合や炭素-ホウ素結合などに化学変換(目印の導入)し、その後、目印を利用して「パラジウム触媒」などでクロスカップリングさせる。根岸カップリングでは、有機亜鉛化合物と有機ハロゲン化物を「パラジウムまたはニッケル触媒」でカップリングさせる。

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引用元 Wikipedia:クロスカップリング ロジウム サイエンスポータル:合成コスト下げる画期的触媒を開発

有機合成のための触媒反応103
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