オーロラが観測できる惑星
先日、日本でオーロラが観測された。北海道の北の夜空がうっすらと赤く染めた。オーロラは、太陽から飛来する磁気と電気を帯びた粒子が大気中の粒子と100㎞以上の上空で衝突し、美しく輝いて躍動するのが見える幻想的な現象である。
北極や南極に近い高緯度でよく出現するが、日本のような中低緯度では珍しい。今回は名寄市で観測され、国内では2004年11月の北海道下川町以来11年ぶりだった。写真の撮影に成功した、今回のオーロラはひじょうに淡く、人間の眼では見えなかったようだ。
今回のオーロラの原因は、活発化していた太陽の活動領域で、15日10時ごろにコロナ質量放出(CME:太陽ガスの放出現象)が起こり、プラズマ粒子が地球に到達して、3月18日に発生した磁気嵐による。
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参考 大いなる地球、磁石: 惑星磁気学 サイエンスポータル: 高速自転で起きる木星のオーロラ
太陽地球系物理学 -変動するジオスペース- | |
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地球惑星物質科学 (新装版 地球惑星科学 第5巻) | |
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