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自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

150匹のイルカが座礁!10億匹の青いクラゲが漂着!海から謎のメッセージ

2015年04月30日 | サイエンスジャーナル

 ストランディングとは何か?

 ストランディング(stranding)とは、「海(または水)の中にあるべきものが、岸(暗礁)にのり上げる」という意味の動詞、ストランド(strand)に由来する。

 哺乳類に限らず魚類や頭足類の場合にも使われる。元来は、生きた動物が自力でのり上げる場合に使われたようで、死体が漂流して打ち揚がる場合にはビーチング(beaching)という用語を使わなければならないともいわれる。

 日本語では前者の場合を座礁、後者を漂着として区別することもある。一般には海の哺乳類の場合が多く、具体的には生死を問わず海の哺乳類の体が海岸付近にあって人間が何らかの働きかけをしなければ助からない。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 National Geograpic news: 10億匹の青いクラゲが大量死、米国西海岸

海からのメッセージ
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リニア新幹線、世界最速時速600キロを達成!リニア新幹線の問題点

2015年04月29日 | サイエンスジャーナル

 リニア新幹線が603キロ 世界最高速度更新

 リニア中央新幹線の山梨県内の実験線で4月21日行われた走行試験で初めて時速600キロを超え、鉄道の世界最高速度となる603キロを記録した。

 JR東海は12年後の2027年に東京・名古屋間でのリニア中央新幹線の開業を目指し山梨県上野原市と笛吹市との間の42.8キロの実験線で走行試験を行っている。

 4月21日は営業運転で想定している時速500キロを超えても安定して走行できるか、データを取るため、時速600キロの走行試験に挑んだ。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 NHKnews: リニア新幹線が603キロ世界最高速度更新

SUPERサイエンス 超電導リニアの謎を解く
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超音波発信器でニホンウナギの謎を1つ解明!深海でも日出・日没を感知していた

2015年04月28日 | サイエンスジャーナル

 ニホンウナギとは何か?

 ニホンウナギは従来、産卵場所はフィリピン海溝付近の海域とされたが、外洋域の深海ということもあり長年にわたる謎であった。しかし、2006年2月、東京大学海洋研究所の教授・塚本勝巳をはじめとする研究チームが、ニホンウナギの産卵場所がグアム島やマリアナ諸島の西側沖のマリアナ海嶺のスルガ海山付近であることを、ほぼ突き止めた。

 これは孵化後2日目の仔魚を多数採集することに成功し、その遺伝子を調べニホンウナギであることを確認したものである。冬に産卵するという従来の説は誤りとされ、現在は6-7月の新月の日に一斉に産卵するという説が有力である。

 2011年6月29日学術研究船白鳳丸に搭載したプランクトンネットを用いて、産卵直後から2日程度経過した147個の受精卵の採取に成功した。新月の2-4日程度前の日没から23時の間、水深150-180 mで産卵されたと推定される。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 サイエンスポータル: ウナギは深海でも日出・日没を感知していた

日本うなぎ検定: クイズで学ぶ、ウナギの教科書
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ホウ素は液体では半導体だった!宇宙実験技術「静電浮遊法」で世界で初めて解明

2015年04月27日 | サイエンスジャーナル

 宇宙実験技術でホウ素の謎を世界で初めて解明

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と東京大学(東大)は4月20日、理論的には金属だと考えられていたホウ素が、実は金属ではなく、半導体的性質を強く持つことを明らかにしたと発表した。

 同成果は、JAXA宇宙科学研究所の岡田純平 助教、石川毅彦 教授と東大の木村 薫 教授を中心とする研究グループによるもので、米国物理学会誌「Physical Review Letters」に掲載される予定。

 元素は大きく分けると金属と非金属(半導体、絶縁体)に分類され、ホウ素やケイ素(シリコン)などは金属と非金属の境界に位置しているとされる。こうした元素は固体と液体とで性質が異なり、例えばシリコンや炭素は固体では半導体だが、溶けると金属になる。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 Wikipedia: ホウ素 マイナビニュース: JAXAと東大、ホウ素の謎を解明  

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周期律表のパズル一つ解明!アクチノイド元素群が103番元素「Lr」で終了

2015年04月26日 | サイエンスジャーナル

 ローレンシウム

 ローレンシウム (lawrencium) は原子番号103の元素。元素記号は Lr。アクチノイド系列最後の元素。超ウラン元素である。安定同位体は存在せず、半減期もほとんどの同位体で3分未満と短い。一番半減期が長いのはローレンシウム262(半減期3.6時間)である。

 ローレンシウムは重イオン線型加速器で、カリホルニウムから生成される。同位体に関しては、ローレンシウムの同位体を参照。

 1961年カリフォルニア大学バークレー校のギオルソ (A.Ghiorso) らにより、カリホルニウム(249Cf、250Cf、251Cf、252Cf の混合物)に重イオン線型加速器で加速したホウ素(10B または 11B)を照射して人工的に作られた。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 サイエンスポータル: 周期律表のパズル一つ解明

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200年前、史上最大の噴火は世界をこれだけ変えた!過去には破局噴火・玄武岩洪水も

2015年04月24日 | サイエンスジャーナル

 火山の大噴火で気温は下がる

 タンボラ山(Mount Tambora)はインドネシア中南部、スンバワ島にある成層火山である。島の北側に突き出たサンガル半島の大部分を占めており、標高2,851メートル。山頂には直径約6キロメートル、深さ約600メートルのカルデラがある。

 1815年の大噴火は、過去2世紀に世界で記録されたもののうち最大規模である。VEI(火山爆発指数)=7。1812年から火山活動が始まり、1815年4月10日から同年4月12日にかけての大爆発音は1,750キロメートル先まで聞こえ、500キロメートル離れたマドゥラ島では火山灰によって3日間も暗闇が続いた。

 高さ3,900メートルあった山頂は2,851メートルに減じ、面積約30平方キロメートル、深さ1,300メートルの火口が生じた。この大噴火による噴出物の総量は150立方キロメートルにおよび、半径約1,000キロメートルの範囲に火山灰が降り注いだ。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 National Geographic news: 史上最大の噴火は世界をこれだけ変えた

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月の起源に新説!「空飛ぶマグマ」が巨大衝突説(ジャイアント・インパクト説)を補う

2015年04月23日 | サイエンスジャーナル

 月の起源に有力な巨大衝突説(ジャイアント・インパクト説)

 月がどの様につくられ、地球を巡る様になったかについて古くから3つの説が唱えられてきた。親子説、兄弟説、他人説だ。

 親子説(分裂説・出産説・娘説)は自転による遠心力で、地球の一部が飛び出して月になったとする説。兄弟説(双子集積説・共成長説)は月と地球は同じガスの塊から、同時に作られたとする説。他人説(捕獲説・配偶者説)は別の場所で形成された月と地球が偶然接近した際、月が地球の引力に捉えられたとする説。

 だが、いずれの説も現在の月の力学的・物質的な特徴を矛盾なく説明することができなかった。まず、親子説では地球-月系の現在の全角運動量を原始の地球だけが持っていたとは考えにくかったし、他人説では広い宇宙空間を行く月が地球から丁度良い距離に接近して引力に捉えられる可能性が低かった。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 Wikipedia:  National Geographic news: 月の誕生物語に三つの新説

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ミジンコのDNAを分析すると、4個体を起源とする北米からの帰化種だった!

2015年04月22日 | サイエンスジャーナル

 ミジンコは4個体を起源とする北米からの帰化種だった!

 ミジンコといえば、水中でプランクトンとして生活する、微小な甲殻類である。今回、東北大学は4月7日、日本の湖沼に多く生息しており代表的な動物プランクトンである「ミジンコ」が、遺伝的多様性が乏しく4タイプの遺伝子型(クローン個体)しか分布していないこと、それらすべてが別のミジンコ種との雑種であること、在来種ではなく北米から侵入した外来種であることを明らかにしたと発表した。

 同成果は、同大大学院生命科学研究科の占部城太郎 教授の研究チームによるもの。詳細は陸水・海洋学の国際雑誌「Limnology and Oceanography」電子版に掲載された。

 ミジンコは、1~2週間で成長し、成熟すると普段は雌だけで子を産む単為生殖によって繁殖することが知られているほか、餌不足など環境が悪化すると雄を産んで有性生殖を行い、乾燥などにも耐えられる休眠卵を産卵することなどが知られている。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 Wikipedia: ミジンコ マイナビニュース: ミジンコは4個体を起源とする北米からの帰化種だった

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およそ110億年前、大量に見つかった原始銀河団!初期宇宙の謎に迫る

2015年04月21日 | サイエンスジャーナル

 大量に見つかった原始銀河団の候補

 赤外線天文衛星「ハーシェル」と宇宙背景放射観測衛星「プランク」による観測から、私たちが今日目にしている巨大銀河団の前身と言えそうな原始銀河団の候補が200個以上も発見された。【2015年4月3日 ヨーロッパ宇宙機関】

 ビッグバンから138億年経った現在の宇宙では、大半の銀河は数百、数千個の集団で存在している。宇宙がまだずっと若かったころ、こうした銀河団のような巨大な構造はどのようにして作られ、進化してきたのだろうか。

 欧州の赤外線天文衛星「ハーシェル」と宇宙背景放射観測衛星「プランク」の観測によって、宇宙が30億歳だったころの天体が複数発見された。これらは、私たちの銀河の近傍にある、つまり現代に近い銀河団の、前身と言えそうな天体だ。

 プランクは遠赤外線や電波までの9種の波長で全天を観測し、天の川銀河や他の銀河からの放射を調べた。これらはビッグバンの痕跡である宇宙マイクロ波背景放射(CMB)観測の際にノイズとなるもので、プランクの本来の目的からすると「差し引く」べきデータだが、その中から初期宇宙のものとみられる234の天体が見つかった。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 アストロアーツ: 大量に見つかった原始銀河団の候補

宇宙 その始まりから終わりへ (朝日選書)
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宇宙・地球・いのちのはじまり〈第1巻〉宇宙の始まりから太陽系が生まれるまで
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オキシドールでがん治療!放射線増感剤併用“KORTUC(コータック)”とは何か?

2015年04月20日 | サイエンスジャーナル

 オキシドールとは何か?

 過酸化水素水は過酸化水素(化学式H2O2)の水溶液。過酸化水素は水素と酸素の化合物で、劇物。皮膚にふれると泡(酸素)を発し、金属臭がある。3%水溶液はオキシドールといい、傷の殺菌消毒薬に使われる。オキシドールは薬局で購入できる。 

 ほとんどの実験では、濃度3%のオキシドールをそのまま使えばよい。二酸化マンガンと反応させて酸素を発生させる実験で使うときは、5%以下に薄めたものを使う。5%の溶液を作るには、濃度30%の過酸化水素水を6倍に薄める。 過酸化水素水10cm3を水50cm3(体積比1:5)に加えるとよい。

 直射日光に当たるところに置いておくと、水と酸素に分解するので、暗くて涼しいところに保管する。薄めたものは揮発してしまうので、使い切る。

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参考 神戸新聞: オキシドールで乳ガン治療 新手法

決定版チームで取り組む乳がん放射線療法
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低身長ほど心臓病リスク上昇?コーヒー適量(3~5杯)でリスク軽減!

2015年04月19日 | 健康

 いろいろある心臓病

 心臓は、すべての動物の生命活動の中枢となっている臓器。心臓が止まることは生命の終わりそのものでもあり、心臓に起こる心臓病のすべては命にかかわる病気であると言える。

心臓病にはどんあものがあるのだろうか?

狭心症は、心臓の血管が詰まって血流が不安定になることで起こる病気。心不全は、心臓の機能にトラブルが発生することで起こる病気。動脈りゅうは、動脈にコブが出来て破裂することがある病気。心臓肥大は、心臓が通常よりも大きくなることで心機能が低下する病気。

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参考 AFPBBnews: 低身長ほど心臓病リスク上昇、遺伝子研究

1日3杯のコーヒーが人を健康にする!
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環境省2030年、再生可能エネルギー33%予想!バイオエタノールに新酵母発見!

2015年04月17日 | サイエンスジャーナル

 環境省が2030年の再生可能エネルギー普及率を予測をしたところ33%になった。他の67%のエネルギーは火力発電として予想した。

 エネルギーの種別では、発電設備が急増する太陽光が最も多くて1173億kWhに拡大する。次いで水力が既存の大規模と新規の中小規模を合わせて863億kWh、風力が537億kWhまで伸びる。さらにバイオマスと地熱、海洋エネルギーによる発電量も2030年までに大幅に増える見込みだ。

 環境省が再生可能エネルギーの導入量を予測するにあたっては、原子力の利用を前提にしていない。実際に電力会社が出力抑制を実施する場合には原子力の稼働が見込まれているため、その点で原子力の影響を受けるだけである。

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参考 サイエンスポータル: バイオエタノール生産コスト節減の酵母発見 

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第58回ノーベル生理学・医学賞 「一遺伝子一酵素説」「遺伝子組み換えと形質導入」

2015年04月16日 | ノーベル賞

 一遺伝子一酵素説

 一遺伝子一酵素説(one gene-one enzyme hypothesis)とは、遺伝子研究の過程で唱えられた仮説で、個々の遺伝子はそれぞれ一つの酵素を指定するものであるとする説である。

 遺伝子が酵素に関わっているとの見方はそれ以前からもあったが、生物学の分野で広く認められるようになったのはビードルとテイタムによる研究以降である。彼らはアカパンカビの栄養要求株という生理的形質に関する突然変異と、その遺伝について研究することで、この説の根拠を確定した。この説は遺伝子の役割を酵素を通じてタンパク質という特定の物質に結びつけた点で重要である。

 この説は、遺伝子の働きを具体的な物質の存在と結びつけたことに大きな意義がある。特に、酵素は基本的に蛋白質であり、それらはすべてポリペプチドというアミノ酸が数珠繋ぎ(一次構造)になったものを元にしているから、遺伝子にはそれが何らかの形で情報として保存されているのではないかとの想像を促すものである。これは、遺伝情報のあり方そのものの探求へとつながり、その結果として遺伝子暗号がDNAの塩基三つを単位にアミノ酸配列を記録しているという発見につながった。

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参考 Wikipedia: J・W・ビードル  E・L・タータム

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第58回ノーベル化学賞 フレデリック・サンガー「インスリンの構造研究」

2015年04月15日 | ノーベル賞

 インスリンと糖尿病

 厚生労働省の2012年国民健康・栄養調査によると、生活習慣病の一つ糖尿病が強く疑われる人と、可能性を否定できない「予備軍」の人の合計は約2050万人と推計されることが分かった。調査を始めた1997年以来初めて減少に転じ、前回07年調査から約160万人減った。それでも世界の糖尿病人口は予備軍も入れると約3億8000万人にあり依然として高い水準にある。

 糖尿病は血液中のブドウ糖(血糖値)が増加する病気だ。血糖値が高いと血管を弱くするため、腎臓病や脳梗塞などの合併症を引き起こす。しかし、ブドウ糖はエネルギー源なので血糖値が低いと意識の混乱、集中力の散漫、眠気、発語困難、頭痛などの症状を起こす。

 従って、血糖値は一定の範囲に保たれる必要があるのだが、血糖値を一定に保つ中心的な役割を果たしているのがインスリンである。インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を上げるホルモンには副腎髄質ホルモン(アドレナリンなど)、副腎皮質ホルモン(コーチゾール)、成長ホルモンなどがある。しかし、血糖値を下げる作用のあるホルモンはインスリンしかない。

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参考 Wikipedia: フレデリック・サンガー インスリン

ミラクル エリザベス・ヒューズとインスリン発見の物語
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第58回ノーベル物理学賞 臨界の証明「チェレンコフ効果の発見とその解釈」

2015年04月14日 | ノーベル賞

 東海村JCO臨界事故で見た“青い光”

 東海村JCO臨界事故は、1999年9月30日に、茨城県那珂郡東海村に所在する住友金属鉱山の子会社の核燃料加工施設、株式会社ジェー・シー・オー(以下「JCO」)が起こした原子力事故(臨界事故)である。

 この事故の原因は、高速増殖炉の研究炉「常陽」用核燃料の製造工程における、JCOのずさんな作業工程管理にあった。 JCOは燃料加工の工程において、国の管理規定に沿った正規マニュアルではなく「裏マニュアル」を運用していた。

 原料であるウラン化合物の粉末を溶解する工程では正規マニュアルでは「溶解塔」という装置を使用するという手順だったが、裏マニュアルではステンレス製バケツを用いた手順に改変されていた。

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参考 Wikipedia: パーヴェル・チェレンコフ チェレンコフ放射

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