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自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

生後1年で生える恐竜の翼!飛ぶためではなく繁殖行動のためらしい?

2012年10月31日 | 古生物

 恐竜が翼をもったのは繁殖行動のため
 鳥類の祖先とされる恐竜がそもそも翼を持つようになったのは、飛ぶためではなく、求愛や抱卵などの繁殖行動のためであることが、北米大陸で初めて発見された羽毛恐竜の化石を調査した北海道大学総合博物館の小林快次(よしつぐ)准教授とカナダ・カルガリー大学、米国フロリダ大学などの共同研究で分かった。米科学誌「サイエンス」に26日発表した。

 研究チームが調べたのは、カナダ・アルバータ州南部で1995年から2009年までに発見された、約7000万年前(白亜紀後期カンパニア期)の「オルニトミムス」というティラノサウルスなどと同じ獣脚類の恐竜3体の化石標本。3体のうち2体は、体長が1.5メートルと3.4メートルで、それぞれの年齢は1歳未満と約5歳の子どもとみられ、羽毛の痕(あと)が周囲に保存されていた。さらに大きな1体は、体長3.6メートル、年齢10歳ほどの成長期を過ぎた成体で、首の部分に羽毛の痕が残り、腕の骨には翼を構成する羽軸の強い「風切り羽」の痕(乳頭突起)があった。

 現代の鳥類は、生後1-2週間で翼が生え始めるが、今回のオルニトミムスのような空を飛ばない非鳥類型恐竜の場合は、生後1年以上たってからしっかりと羽が生えた翼を持つようになることが分かった。

 これまで翼の起源としては「飛翔や滑空のため」「獲物の捕獲としての道具」「地上を滑走する時のバランスのため」あるいは「繁殖行動」といった4つの説があったが、オルニトミムスは飛翔せず、植物食であり、幼少期から走行性に優れるバランス感覚を持つことから、本来は、異性へのアピール(個体識別のためのディスプレイ)や抱卵などの繁殖行動のために翼が開発されたと考えられるという。(サイエンスポータル 2012年10月30日)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:オルニトミムス マイナビニュース:恐竜が翼をもったのは繁殖行動のため

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三畳紀末の大量絶滅を、被災地のベレムナイトが生き延びていたことを確認!

2012年10月30日 | 古生物

 大量絶滅で76%の生物種が死亡
 大量絶滅は、過去(顕生代)に5回起こっており、これをまとめて、ビッグファイブとよぶ。多細胞生物が現れたベンド紀(エディアカラ紀)以降、5度の大量絶滅が起きている。すなわち、オルドビス紀末、デボン紀末、ペルム紀末(P-T境界)、三畳紀末、白亜期末(K-T境界)である。また、これらよりは若干規模の小さい絶滅が数度あった。

 なかでも、古生代後期のペルム紀末、P-T境界(約2億5100万年前)の大量絶滅はひどかった。地球の歴史上最大の大量絶滅といわれている。海生生物のうち最大96%、全ての生物種で見ても90%から95%が絶滅した。既に絶滅に近い状態まで数を減らしていた三葉虫はこのときに、とどめをさされる形で絶滅した。

 三畳紀/ジュラ紀境界(P-T境界)の大量絶滅では、アンモナイトのほぼすべてのグループが姿を消すなど、頭足類の歴史上最大の絶滅が起きた。また、爬虫類や単弓類も大型動物を中心に多くの系統が絶え、当時はまだ比較的小型だった恐竜が以降、急速に発展していく。全ての生物種の76%が絶滅したと考えられている。

 「ベレムナイト」はイカに近縁な頭足類で、体の内部に石灰質の殻を持つことを特長とし、アンモナイトと共に、恐竜時代の中生代の海洋生態系の中で重要な地位を占めた生物である。今回「ベルムナイト」が、三畳紀末(P-T境界)の大量絶滅を生き延びたことが確認された。 

 

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:ベルムナイト 北海道大学:被災地の化石が古代生物の進化の歴史を塗り替えた

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ペルム紀末の大量絶滅は、死ぬほど暑かったから?現代の地球温暖化は?

2012年10月29日 | 地学

 「暴走する温室」ペルム紀末の大量絶滅
 今から約2億9,900万年前から約2億5,100万年前までの期間をペルム紀とよぶ。以前はドイツの地層(上下二分される)名から二畳紀と呼ばれることが多かったが、近年はペルム紀と呼ばれることが多い。石炭紀の後、三畳紀(トリアス紀)の前の紀である。また、古生代の最後の紀であり、ペルム紀が終わると中生代となる。ペルム紀という名前は、ロシアのペルミという都市から名付けられた。

 ペルム紀には、様々な植物、巨大な両生類や爬虫類が生息していた。その中には、恐竜や現生爬虫類の祖先となる双弓類もいた。哺乳類の祖先に当たる単弓類(哺乳類型爬虫類)も繁栄し、陸上には豊かな生態系が築かれていた。ペルム紀の浅い海の堆積物からは、豊富な軟体動物、棘皮動物、腕足動物の化石が産出する。三葉虫なども繁栄していた。植物では、シダ植物に加え、イチョウ類やソテツ類といった裸子植物も繁栄を始めた。

 このペルム紀(二畳紀)末から三畳紀初期にかけては生物が大量絶滅し、地球がほぼ不毛の地と化した。この大きな原因は、地球が文字通り“死ぬほど”暑かったからだとする最新の研究が発表された。

 今から2億5200万~2億4700万年前、地球は「ペルム紀末の大量絶滅」と呼ばれる出来事に見舞われた。これによって、陸上植物を含む地球の生物のほとんどが姿を消した。植物が死滅した結果、CO2濃度は上がり、地球は温暖化、生き残った赤道付近の生物たちも死に瀕した。


 
続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:ベルム紀末の大量絶滅 National Geographic news:ベルム紀末の致死的猛暑、再び起こる

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バミューダトライアングルの海底に「アトランティス」の都市の跡が発見された?

2012年10月28日 | テクノロジー

 バミューダトライアングルの海底に謎の水中都市の跡を発見!
 バミューダトライアングル(Bermuda Triangle)は、フロリダ半島の先端と、大西洋にあるプエルトリコ、バミューダ諸島を結んだ三角形の海域。昔から船や飛行機、もしくは、その乗務員のみが消えてしまうという伝説があることで有名である。この伝説に基づいて、多くのフィクション小説、映画、漫画などが製作されている。

 また、過去にはアトランティス大陸が存在したともいわれている。伝説では、かなり高度な科学文明が存在していて、天然ガスや電気エネルギーが有効に利用され、合金技術なども高度に発達していた。飛行船や船舶、自動車などの輸送機関が発達し、エレベータやラジオ、遠隔投影機などが発明されていたという。

 アトランティス文明では、太陽の光とピラミッドパワーを利用したエネルギーが使われていた。こうした高度な科学技術を持ちながら、科学的・合理的な方向に流れてしまい、愛の心を忘れてしまったことから、神の怒りに触れ、紀元前8500年前頃に海中に没したといわれている。 

 そんな伝説のバミューダ海域にある三角地帯、それが通称「バミューダトライアングル」と呼ばれる海域である。なぜ、船や飛行機が消えてしまうのかについては、ブラックホール説や宇宙人による誘拐説、時空が歪んでいるための「タイムスリップ説」など、諸説ささやかれているが真偽の程は定かではない。

 そんななか……カナダの科学者夫妻がロボット潜水艇を使いバミューダトライアングルの海底を調査していたところ、キューバの海岸近くの海底にて古代の巨大都市と思われる遺跡を発見したという。水深700メートルに眠っていたものは、ピラミッドにスフィンクス、文字の刻まれた建物などなど!

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:アトランティス ロケットニュース24:マジか!?バミューダトライアングルの海底に水中都市の跡発見!

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海洋資源・エネルギー大国、日本の切り札!浮体式洋上風力発電とは何か?

2012年10月27日 | エネルギー

 海洋資源・エネルギーに恵まれた日本
 日本の領土は世界第61位で、377,930平方キロメートル。世界の陸地のうちわずか 0.25%しかない。しかし、海の広さは領海と排他的経済水域を合わせた広さで世界6位となる。さらに、その全海水量を計ると、世界で4位の海水量になるという。これは凄い事だ、これを活用しない手は無い。(日本は世界4位の海洋大国 山田吉彦著)

 これまで、海洋を利用した「風レンズ風力発電」をこのブログで紹介した。陸地に風車をつくる場合と違い、広い海洋というスペースを利用したものであった。さらに、深い海に囲まれた日本では「海洋温度差発電」も有効だ。また、海洋には波力、潮力などの海洋エネルギーがある。イギリスでは波力発電が実用化目前になっている。海に囲まれた日本には自然エネルギーに恵まれている。

 さて、今回紹介する「浮体式洋上風力発電」も日本向きの風力発電だ。洋上風力発電の一種で、洋上に浮かんだ浮体式構造物を利用する風力発電である。水深50mを超えると着床式では採算性が悪化するので、50m~200mの海域では浮体式風力発電機が設置される。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:浮体式洋上発電 nippon.com:福島沖で始まった、浮体式洋上風力発電

洋上風力発電
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“風力よ”エタノール化からトウモロコシを救え―風力発電による海洋資源回収と洋上工場
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従来の10倍!アンモニア合成の新触媒は、何とセメント(C12A7)から開発!東工大

2012年10月27日 | テクノロジー

 省エネでアンモニア製造、新たな触媒開発
 アンモニアの製造というと、ハーバー・ボッシュ法が思い浮かぶ。ハーバーが考えた製造法は、鉄を主体とした触媒の上で、水素と窒素を400~600°C、200~1000atmの超臨界流体状態で直接反応させ、「N2 + 3H2 → 2NH3」 の反応によってアンモニアを生産する方法である。現代でもメタンなどの燃料から水素を取り出し、これを空気の窒素と高圧下で混合し、ルテニウムなどの触媒で製造している。

 ハーバーはこの功績で、1918年ノーベル化学賞を受賞する。ボッシュは、ハーバーの考えた理論を工業化するのに成功した人である。ドイツの三大化学メーカー「BASF」の手で工業化に移ったのであるが、それを実際に工業化するまでは大変な努力を必要とした。ボッシュは、この功績により、1931年にノーベル化学賞を受賞する。

 今回、窒素と水素からアンモニアを合成する際、加えるエネルギーが従来より少なくて済む触媒の開発に成功したと、細野秀雄・東京工業大学教授らの研究グループが発表した。
 
 10月21日付の科学誌ネイチャー・ケミストリー電子版に論文が掲載される。アンモニアは主に肥料の原料として、世界で年間1億5000万トン以上が生産されている。この触媒による工業化が実現できれば、大幅な省エネにつながる可能性がある。
 
 細野教授らは、金属の一種ルテニウムと、セメントの成分「C12A7」を組み合わせて新触媒を作った。この触媒で窒素と水素を反応させたところ、従来のルテニウム触媒よりも、反応が速く進み、10分の1以下のエネルギーでアンモニアを合成できたという。(2012年10月22日  読売新聞)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP アイラブサイエンス:ハーバー・ボッシュ法 マイナビニュース:東工大、従来の10倍の性能のアンモニア合成触媒を実現

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サメはヒトを生きるために襲うが、ヒトはサメのヒレだけを削ぎ落とす!

2012年10月27日 | 環境問題

 サメの恐怖
 サメの恐怖はいうまでもない。米カリフォルニア州・サンタバーバラの警察が公開した1枚の写真。大きな歯型が付いたサメに襲われたサーファーのボード。10月23日、サーフィン中に襲われた39歳の男性は死亡。「犯人」は体長4.5~5メートルのホオジロザメだった。

 豪ウェスタンオーストラリア州では、ここ1年間にサメに襲われ海水浴客ら5人が命を落とすという過去最悪の事態となっており、州政府はサメを調査・捕獲し、必要なら殺す方針を打ち出した。

 同州政府のムーア漁業相は9月27日、「差し迫った脅威」を示すサメを殺すことを当局に容認するとの声明を電子メールで発表。685万豪ドル(約5億5000万円)相当の保護・調査・教育プログラムも導入した。同州はこれまでサメが攻撃してきた場合のみ殺すことを認めるとしていた。

 旅行業界は手つかずのビーチも多い1万2000キロメートルに及ぶ海岸線を持つ同州に国内外の観光客を呼び込もうとしているが、最近では7月14日に24歳の男性サーファーが州都パースから北に約160キロにあるひっそりとしたビーチで体長5メートルのサメに襲われて死亡。遺体は回収されていない。

 シドニーのタロンガ動物園にある豪州のサメ被害の記録によれば、同国全体では1791年以来、少なくともサメによる攻撃が少なくとも869件あり、そのうち216件で被害者が死亡している。ウェスタンオーストラリア州ではここ1年にスキューバダイビングをしていた米国人観光客やボディーボーダー、海水浴客が死亡する事故が起きている。(2012年9月27日 ブルームバーグ)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP National Geographic news:サメの末路、ワイルドライフ2012

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NASAの探査機“キュリオシティ”光る物質を発見!地球生命の火星起源説とは?

2012年10月24日 | 太陽系

 火成岩を発見
 NASAの火星探査車「キュリオシティ」が火星を探索している。先日調査した岩石が、地球の火成岩と類似する成分を持っていることがわかった。さらにキュリオシティは、スコップを使って初めての土壌サンプル採取も行った。

 「キュリオシティ」が調査した火星の岩石の名は「ジェイク・マティアビッチ」。9月22日に行った岩石「ジェイク・マティアビッチ」の接触調査の結果で予想外の発見があった。ジェイク・マティアビッチの化学組成は、地球の火山地帯でよく見られる火成岩の組成と似ていたのだ。このような火成岩は主に地殻下のマントル内で、比較的水が豊富なマグマが圧力上昇で結晶化して形成される。

 まだ1個の岩石を調査しただけであり、その形成過程が地球と同様であるとは言い切れないが、少なくとも岩石の形成を研究する良いスタートラインになるだろう。今回は化学カメラ装置とアルファ粒子X線分光器を同時に運用することでジェイク・マティアビッチの詳細な情報が得られたが、キュリオシティにはさらに多くの分析装置が搭載されているため、今回の結果は今後の岩石や土壌調査の序幕にすぎない。

 続いてキュリオシティは「ロックネスト」と名づけられた地域で10月9日と12日に2回、土壌サンプルの採取を行った。今回の採取サンプルは成分分析ではなく、装置クリーニングに使われる。採取した砂を使って、分析装置内についているかもしれない地球の物質をこすり落とすのだ。2回目まではこのようなクリーニングのための採取で、3回目の採取サンプルからは成分分析に使われる予定だ。(NASA)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:マーズ・サイエンス・ラボラトリィ NHK:火星大冒険!生命はいるのか? Geographic news:火星に広範囲な水系、川床の跡発見

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地下鉄丸ノ内線のアルミ缶破裂事故、強アルカリと両性元素(Al)の反応が原因か?

2012年10月23日 | 化学

 地下鉄丸ノ内線で14人けが 洗剤破裂か
 まるで中学校・理科「酸・アルカリ」の実験に出てくるような事故が起きた。地下鉄で、アルミ缶にアルカリ洗剤(パイプ洗浄剤?)を入れて振ってしまい爆発したらしい。以下はNHKニュースの引用である。

 東京・文京区にある東京メトロ・丸ノ内線の駅に停車中の電車内で、乗客が持っていたアルミ缶が突然、破裂し、乗客14人がけがをした。 東京消防庁によると、缶の中に入っていた液体洗剤が容器と化学反応を起こして破裂した可能性があるということで、警視庁が詳しい原因を調べている。

  10月20日午前0時すぎ、東京・文京区にある東京メトロ・丸ノ内線の本郷三丁目駅で「電車内で缶が爆発してけが人が出ている」と110番通報があった。 警視庁によると、前から5両目にいた男性3人、女性11人のあわせて14人の乗客が顔などにやけどのけがをして手当てを受けたが、いずれも意識はありけがの程度は軽いという。 電車内では20代の乗客の女性が液体を入れた缶を持っていて、この缶がいきなり破裂したとのこと。

 この女性は警視庁に対して「自宅を掃除するために、勤めている飲食店から油汚れを落とす強力な液体る洗剤を分けてもらい、500ccのコーヒーのアルミ缶に入れて持っていた」と説明しているという。 東京消防庁によると、缶の中の液体洗剤はアルカリ性とみられ、この液体が容器のアルミ缶と化学反応を起こして破裂した可能性があるという。 警視庁が当時の状況や詳しい原因を調べている。(NHKnews 2012年10月20日)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP たのしい化学:洗剤入りアルミ缶爆発事故 鬼勉:両性元素

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45億年前、月の誕生理由は「巨大隕石衝突説」!亜鉛分析でほぼ確定か?

2012年10月22日 | 太陽系

 月の誕生、「巨大隕石衝突説」確実か?
 月の誕生は地球と巨大隕石(いんせき)とが衝突した結果によるもの──この37年前に提唱された説を裏付ける科学的痕跡が新たに見つかったとする研究論文が17日の英科学誌ネイチャー(Nature)で発表された。

 地球の衛星である月が誕生した過程については、天文学者たちが1975年の会議である仮説を提唱した。数十億年前、まだ生まれてまもなかった地球と、火星ほどの大きさの隕石が衝突して月ができたという「巨大隕石衝突説」だ。学者たちはギリシャ神話の月の女神セレネ(Selene)の母親の名にちなんで、この隕石を「テイア(Theia)」と名づけた。

 この説は、衝突によってテイア全体と原始地球のマントルの大半が溶解、蒸発し、その後冷えて凝集したものが月になったと主張するもので、月が太陽系の衛星中で5番目に大きく、地球の4分の1程の大きさがあり、しかも地球からわずかしか離れていないことを説明できるとされた。ただコンピューター・シミュレーションを用いて同現象が現実に起きていた可能性が示されるまで、この説は脇へ追いやられていた。

 しかしこの度、アポロ(Apollo)計画で持ち帰られた月の土壌を質量分析計で精査した結果、この説を裏付ける化学的証拠を発見したとする論文が発表された。論文によると、月の土壌には比較的重い亜鉛同位体がわずかに多く含まれていた。蒸気雲の中で重い同位体が軽い同位体よりも急速に凝集したことが原因と考えられる。このわずかな、しかし決定的な差は同位体分別と呼ばれる。

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参考HP Wikipedia: Yahoo!ニュース:月の誕生、「巨大隕石衝突説」

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人類が目指す恒星「ケンタウルス座アルファ星」に、地球サイズの惑星発見!

2012年10月21日 | 宇宙

 太陽系から一番近い星に系外惑星を発見
 キュリオシティが火星へ行き探査を続けている。火星に生命が存在するかどうかを調査するためだ。すでに水が流れた川の跡を発見した。今から40億年前の太古の時代には海と陸地が存在していたことが確実視されている。現在はなぜ海がないのかまだわかっていない。

 キュリオシティは17台のカメラと、高性能の分析装置を備えており、まるで地球にいるかのようにして、火星を調査している。生命の存在、または生命が存在したことはほぼ確実だと考えられる。キュリオシティの分析結果が楽しみだ。

 さて、火星への有人調査も計画されている。宇宙への夢は広がるばかりだ。やがて人類は太陽系を自由に調査する時代が来るだろう。少し気が早いが、太陽系の次の目標を考えると、当然、最も近い恒星になるはずだ。それが、ケンタウルス座のアルファ星である。

 今回、太陽系から最も近い恒星系であるケンタウルス座アルファ星系に、地球とほぼ同じサイズの惑星が存在することが明らかになった。太陽から最も近い恒星であるケンタウルス座アルファ星Bの周囲を、地球とほぼ同じサイズの惑星が回っていることが明らかになった。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:ケンタウルス座アルファ星

恒星・銀河系内 (天文・宇宙の科学)
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天文学会注目の75の銀河68の恒星―最先端装置で撮影,待望の精細画像 (ニュートンムック)
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可視光でも光触媒!「銅系化合物酸化チタン」に優れた抗菌・抗ウイルス性能!

2012年10月20日 | テクノロジー

 光触媒の性能
 酸化チタンというと、「光触媒」であるが、この効果は1972年、東京大学の本多健一氏と藤嶋昭氏によって発表された。2012年にはノーベル賞の有力候補者として、現在、東京理科大学長である藤嶋昭氏(70)の名前があげられた。残念ながら今年の受賞はならなかったが、我が母校の学長となられた藤嶋昭氏が受賞されれば、私も卒業生の一人として名誉なことである。

 光触媒は、いろいろなところで使われている。酸化チタンを10~20nm(ナノメートル)の大きさの粉末にして、いろいろな物質にコーティングする。これに太陽光(紫外線)が当たると強い酸化力がはたらく。これが、光触媒の原理であり、これにより殺菌効果が確認されている。

 また、コーティングされた表面に水をかけると水が全面を覆ってしまう、超親水性効果という現象も確認されている。すると、油汚れがあっても、水が油を浮かせてしまう。これも光触媒の大きな特徴の1つ。これらの効果は、既に建材のセルフクリーニングや、空気や水の浄化、殺菌、ガラスの曇り防止など、様々な場面で利用されている。

 今回、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と東京大学は10月11日、「銅系化合物酸化チタン」材料で従来よりも優れた抗菌効果に加え、これまでは実現困難とされていた抗ウイルス性能に優れた新しい光触媒材料を開発したと共同で発表した。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:光触媒 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO):これまで困難だった光触媒で抗ウイルス効 アイラブサイエンス: 2012年ノーベル賞候補者に日本人3人!

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北極海の海氷過去最小!南極の海氷面積過去最大!一見矛盾、その意味は?

2012年10月18日 | 地球温暖化

 南極海で海氷過去最大
 今年9月16日、北極海の海氷面積が、昨年までの最小記録だった2007年9月24日の425万平方キロ・メートルより日本列島2個分小さい349万平方キロ・メートルになった。一方、同時期、南極周辺では、海氷面積が過去最高を記録した。

 北極海の方は、JAXA(宇宙開発機構)の観測衛星「しずく」で確認した。JAXAは「地球温暖化の影響が出ている」とみている。北極海では近年、薄い海氷が多く、解けやすい状態だったことに加え、8月上旬に大型の低気圧が発生し、海氷が海水とともにかきまぜられたことで縮小が進んだという。

 コンピューターによる気候モデルによると、地球温暖化が海氷縮小に与える影響は、CO2排出などの温室効果ガスの増加が原因とするものが約60%、残りが自然の気候変動によるものとなった。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の気候モデルでも、地球温暖化が続く場合、数十年後の夏には北極の氷が完全に解けると予測されている。

 こうした地球温暖化や海氷融解、海面上昇がたびたび報じられるなか、南極の方では、一見明るいニュースと思える気候解析データが発表された。冬の南半球において、南極大陸の冷たい海に浮かぶ海氷の面積が増えていることがわかったのだ。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP National Geographic news:南極海表面積増加、その意味は? JAXA:北極海氷のこれまでの衛星画像解析 北極海氷モニター 第一期水循環変動観測衛星「しずく」

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発見!スッポンは口から“排尿”する?スッポンの驚くべき健康成分・効果

2012年10月17日 | 動物

 スッポンの効能 効果
 スッポン料理というと、疲労回復、貧血、滋養強壮に効くという。スッポンは歩く漢方薬と言われ、2億年も前から姿・形を変えず地球上に存在し、寿命は約100年、水だけでも1年は生き続けることができるという驚くべきパワーを持っている。

 スッポンは日本や中国では、古くから食されていたようである。日本の場合、縄文時代中期の貝塚などから発掘されている。 美味しい出汁がでるため、スッポンを使った鍋料理(まる鍋)や雑炊、吸い物は日本料理の中では高級料理とされる。

 また、古代中国の書『周礼』によれば、周代にはスッポンを調理する鼈人という官職があり、宮廷で古くからスッポン料理が食されていたようである。現在も安徽料理のポピュラーな食材として用いられている。 滋養強壮の食材とされているが、肉には水分が多い。蛋白質、脂質が少なくカロリーは低い。ビタミンA、ビタミンB1は多い。

 高級食材のイメージのあるスッポンだが、最近、生態に関する研究発表があった。それによると、中国のスッポンは口から“排尿”するという。水たまりに入って口から尿素を排出すると判明した。世界で初めて口からの排尿が確認された動物だという。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:スッポン 健康旅行ブログ:スッポン効能 National Geogrphic news:スッポンは口から排尿する

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カリブの海賊の秘宝?カリブ海の深海で、怪しげに発光する生物群

2012年10月16日 | 自然

 カリブ海の深海生物調査
 カリブ海(Caribbean Sea)は、メキシコ湾の南、大西洋に隣接する水域である。南はベネズエラ、コロンビア、パナマに、西はコスタリカ、ニカラグア、ホンジュラス、グアテマラ、ベリーズ、そしてメキシコのユカタン半島に、北はキューバ、イスパニョーラ島のハイチとドミニカ共和国、ジャマイカ、プエルトリコといった大アンティル諸島に、東は小アンティル諸島に接している。

 カリブ海の総面積は、約275万4000平方キロメートル(106万3000平方マイル)。最も深いのは、キューバとジャマイカの間にあるケイマン海溝で、水深7684メートル(2万5220フィート)である。 カリブ海全域を「カリブ地方」と呼ぶ。カリブ海は多島海で、この海域に浮かぶ数多くの島々を総称して「カリブ諸島」あるいは「カリブ海諸島」と呼ぶ。 「カリブ」の名称は、コロンブスの北米大陸到達をさかのぼること約100年の昔より小アンティル諸島から南アメリカにかけて先住していたカリブ族の名に由来する。

 そのカリブ海、バハマ沖で最近、深海生物の調査が行われ、深海発光生物の秘められた生態が明らかになった。

 研究チームは有人潜水艇「ジョンソン・シー・リンク(Johnson-Sea-Link)」に乗り込み、ナマコ、イソギンチャク、竹サンゴ(bamboo coral)、ヤドカリなど、深度1000メートルの世界に生息するさまざまな発光生物を収集。特に海底に住む生物がどのような生物発光を行うのか、実験室でさまざまな調査が行われた。


 
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参考HP Wikipedia:海賊の全盛時代 コインの散歩道:カリブの海賊 National Geographic news:カリブ海で深海の発光生物

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