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自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

少女の卵巣から小さな脳と頭蓋骨の一部、髪の毛が発見される!寄生性双生児と奇形腫の違いとは?

2017年01月31日 | サイエンスジャーナル

「テラトーマ」奇形種という病気

 小保方氏の発見した「STAP細胞」。オレンジジュース程度のストレスで「STAP細胞」ができるというのは、素晴らしい発見だった。しかし、2014年12月19日、理化学研究所は都内で記者会見を開き、検証実験でSTAP細胞を再現できなかったと発表した。小保方晴子氏の退職届を承認し、今回の検証結果を踏まえて、来年3月まで予定していた検証実験も打ち切ると報告した。

 検証実験で「STAP細胞」の再現には成功したが、この細胞を受精卵に入れて全身の細胞に分化させる「キメラマウス」を作ることには成功しなかった。理研は会見で、身体のさまざまな部分の細胞に変化する性質である、細胞の多能性などが確認できなかったと、検証実験結果を説明している。日本の科学界では先の論文は「ES細胞の混入によるねつ造だった」として否定された。

 「キメラマウス」とは、2種類以上の異系統のマウスの発生初期の胚を融合させることにより、人工的に作られるマウス。2種以上の遺伝的に異なる細胞から成る。この「キメラマウス」のようなことが、人間の体でも起こることがある。それが「テラトーマ」奇形腫という病気である。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 GIZMODO:少女の卵巣から小さな脳と頭蓋骨の一部、髪の毛が発見される

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JAXA小型ロケット「SS-520」4号機打上げ失敗!民生部品が原因?従来の約1/10、低コスト化(5億円)は実現するか?

2017年01月30日 | サイエンスジャーナル

 JAXA小型ロケットSS-520とは何か?

 JAXA小型ロケットは、観測ロケットもしくは研究ロケットであり、科学観測・実験のために弾道飛行を行うロケットである。英語ではサウンディングロケット(sounding rocket)である。

 観測ロケットは通常、高度50kmから1500kmへ打ち上げられる。気球の最高到達高度(40km)よりも高く、人工衛星の最低軌道(120km)よりも低い圏内を調べる時に用いられる。ブラックブラントXおよびXIIでは到達高度はそれぞれ1,000kmと1,500kmに達し低周回軌道投入も可能である。観測ロケットはしばしば余剰の軍用ロケットが用いられる。

 SS-520は宇宙航空研究開発機構(JAXA)傘下の宇宙科学研究所(ISAS)が開発し運用する固体燃料のロケットで、基本形の2段式の観測ロケットはJAXA最大の観測ロケットである。派生型の3段式の超小型衛星打上げ機は世界最小のローンチ・ヴィークル(宇宙ロケット)になる。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 THE PAGE: AXA小型ロケットが打ち上げ失敗、低コスト化は実現する?

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金星探査機「あかつき」の成果!金星の弓なり模様雲、地形による気圧変化が重力波となって伝搬

2017年01月28日 | サイエンスジャーナル

 探査機「あかつき」が金星軌道に日本初の惑星探査実現へ

 「あかつき」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所(ISAS)の金星探査機。観測波長の異なる複数のカメラを搭載して金星の大気を立体的に観測する。2010年5月21日に種子島宇宙センターから打ち上げられた。

 2010年12月7日に金星の周回軌道に入る予定であったが、軌道投入に失敗し、金星に近い軌道で太陽を周回していた。2015年12月7日に金星周回軌道への再投入が行われ、12月9日に成功が確認された。2016年4月4日、再度の軌道修正を行い、4月8日成功を確認した。この軌道修正により観測期間が当初予定の800日から2000日に延びる事となった。

 「あかつき」は、金星の周りを8∼9日で一周する楕円(だえん)軌道を飛行。6種類の観測機器を搭載しており、金星を覆う厚い雲や大気現象の観測を続ける。「あかつき」の本格的な観測が2016年4月から開始されている。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 アストロアーツ:「あかつき」、金星に巨大な弓状構造を観測

もう一つの地球が見つかる日―系外惑星探査の最前線
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「iPS細胞」で網膜再生、マウスで成功!「ES細胞」から小型の「腸」作製!再生医療の未来は?

2017年01月26日 | サイエンスジャーナル

 iPS細胞とES細胞

 iPS細胞とは、普通の細胞(体細胞)に数種類の遺伝子を導入することにより、非常に多くの細胞に分化できる万能性をもった細胞 (人工多能性幹細胞)のことである。また、iPS細胞自体も自己増殖することができる。京都大学の山中伸弥教授らのグループによって、2006年に世界で初めて作られた。この成果で山中教授は、2012年ノーベル生理・医学賞を受賞した。

 ES細胞とは、受精卵が細胞分裂し、細胞が増えていく過程で内部にできる細胞で、さまざまな細胞に分化できる万能性をもった細胞(胚性幹細胞)で、英語の頭文字を取り、ES細胞(イーエスさいぼう)と呼ばれる。 生体外にて、理論上すべての組織に分化する分化多能性を保ちつつ、ほぼ無限に増殖させる事ができる。

 iPS細胞もES細胞も万能性を持つため、再生医療への応用が期待されている。人の病気は、自分の細胞に異常が起きるために起きるが、もし異常が起きても、これらの万能細胞を利用して、新しい細胞に置き換えたならば、元通りのからだに治すことができる。これを再生医療という。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 NHK news: 目の重い病気iPS細胞で再び光感知 マウスで成功

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進化論より創造論が面白い!まるで葉っぱ、新種のキリギリスを発見!しかもオスは緑、メスはピンクに色分け

2017年01月25日 | サイエンスジャーナル

 進化論より創造論が面白い

 擬態とは動物が,周囲の事物やほかの動物によく似た形態をもっていること。敵の攻撃を避けるのに役立つと思われる。小枝に似た尺取虫やナナフシ、木の葉に似たコノハチョウなど昆虫にその例が多い。またアリに似たクモや花びらに似たカマキリなどのように,攻撃に役立つと思われる擬態もある。

 擬態をする動物を見ると、本当に動物が進化して擬態を身に着けたのかと思えないほど、よくできていて美しいのだ。むしろ、何者かが造ったと考えた方が自然だと感じる。

 アメリカ合衆国、特に南部では公立学校で進化論を教えるべきかどうかについて対立があることをご存知だろうか。ダーウィンの進化論に反対して、キリスト教の聖書には全生物は創造主が個別に創った、ノアの洪水は実際にあった、地球の年齢は一万年以下…という主張がある。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 National Geographic news:まるで葉っぱ、新種のキリギリスを発見

進化とは何か:ドーキンス博士の特別講義 (ハヤカワ文庫NF)
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成体で歯失う恐竜の化石、鳥類がくちばしを持つ理由解明か?琥珀の中から小型羽毛恐竜の尾を発見!

2017年01月24日 | サイエンスジャーナル

 恐竜には羽毛が生えている?

 羽毛恐竜とは羽毛の痕跡が化石記録で確認されている恐竜を指す言葉である。とくに1990年代以降、中国の遼寧省から多数の羽毛恐竜の化石が発見され、鳥類の起原や羽毛の発生に関する議論の中で大きな役割を果たした。

 古くは1861年に発見された始祖鳥の化石にはっきりとした羽毛の印象が残されていた。しかし、始祖鳥はあくまでも“鳥”であり、系統的に近い獣脚類が羽毛を生やしていた証拠は長年見つかっていなかった。

 1960年代の恐竜ルネッサンス以降、恐竜と鳥の系統関係が再びクローズアップされるようになった。その流れの中で、ロバート・バッカーやグレゴリー・ポールなどの恐竜恒温説を唱える一派は羽毛を生やした恐竜復元図をさかんに描くようになった。それでも羽毛の明確な痕跡が残っている恐竜化石の発見は1990年代まで待たなければならなかった。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 National Geographic news:世界初、恐竜のしっぽが琥珀の中に見つかる CNN news:成体で歯を失う恐竜発見

そして恐竜は鳥になった: 最新研究で迫る進化の謎
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nature [Japan] July 3, 2014 Vol. 511 No. 7507 (単号)
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ロシアと早々に平和条約を結び、エネルギー・物流革命で経済発展・安全保障・北方領土問題を解決せよ!

2017年01月23日 | サイエンスジャーナル

 スケールの小さい、日露共同経済活動

 12月15・16日に安倍総理の地元山口県で行われた、プーチン大統領との日露首脳会談では、日露共同経済活動を通した「新しいアプローチ」を行うことが決められた。

 領土問題については進展が見られず失望した人も多かったが、この新しいアプローチは、一定の評価が与えられているようだ。※共同経済活動への賛否でも、賛成77・3%(産経ニュース http://www.sankei.com/world/news/161219/wor1612190019-n1.html)そしてトータルとしては、この首脳会談は肯定的に評価されている。※日露首脳会談について、「評価する」との回答が63・9%(産経ニュースhttp://www.sankei.com/world/news/161219/wor1612190019-n1.html)

 しかし、この「新しいアプローチ」は、状況を打開する攻めの一手になる可能性はあるが、難しい問題がある。そもそも、日露共同経済活動が北方領土で行われたとする。その時、北方領土での日本企業・日本人の活動が全て「ロシアの法律の下」で行われることを、日本政府が是認し、実際そのようにされたとすると、「日本政府が北方領土はロシア領であること(=北方領土の主権が日本ではなくロシアにあること)」を、「正式」に認めたことになってしまう。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 NHK news Web:サハリンガス開発、壮大で身近な話 The Liberty Web: 日露首脳会談で際立った、安倍外交失敗の本質

池上彰のそこが知りたい! ロシア
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サハリン旧日露国境を訪ねる 戦争、観光、亡命、そして廃墟 (朝日新聞デジタルSELECT)
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第63回ノーベル生理学・医学賞 エックルス・ホジキン・ハクスリー「神経細胞の末梢および中枢部における興奮と抑制に関するイオン機構の発見」

2017年01月22日 | サイエンスジャーナル

 人工知能と知能、その意外な共通点

 あと10年もすれば、人工知能が人間の仕事を奪うかもしれない。連日報じられる人工知能(AI)に関するニュースを聞くと、そんな不安がよぎる。すでに毎日の生活の中でAIは使われている。例えば、コールセンターのやり取りの一部は人工知能が行っているし、Amazonなどのネットショップで提案されるおすすめ商品や、興味関心に合わせて表示されるニュースを選んでいるのもAIだ。

 AIは人間の「考える」という機能を、機械を使って補うものといえる。AIはインターネット上やデータベースの中の大量のデータを一瞬で取り込んで処理し、答えを出す。ただ、答えを出すプログラムを作るのは人間だ。AIは電気信号を使って大量のデータの記憶、保存、検索、取り出しを行っている。では人間はどうやって、記憶や保存、検索などを行っているのだろうか?

 実は人間もAIと同じく電気を使っていると言ったら驚くかもしれない。これを生体電気という。生物に見られる発電現象のことである。最初に生体電気という言葉を使ったのはイタリアの生理学者L.ガルバーニ(1786)。彼はカエルの筋肉が2種の金属をつないだもの(電気ピンセット)に触れると収縮が起こることを発見し、その原因は生物電気であると説明した。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 Wikipedia: ジョン・C・エックルス

生体電気信号とはなにか―神経とシナプスの科学 (ブルーバックス)
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つながる脳科学 「心のしくみ」に迫る脳研究の最前線 (ブルーバックス)
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第63回ノーベル化学賞 時代を変えた!ツィーグラー・ナッタ触媒「新しい触媒を用いた重合法の発見とその基礎的研究」

2017年01月20日 | サイエンスジャーナル

 プラスチックの歴史

 プラスチック(合成樹脂)は軽くてしっかりしているので、さまざまなところで使われている。コップやバッグ、衣類、ポリエチレンの袋...もはやプラスチックなくしては私たちの生活は成り立たない。プラスチックのゴミが問題になっているが、分別し、リサイクルをしっかりすれば問題ないと思う。

 プラスチックの主成分は、高分子(ポリマー)と呼ばれる長く連結した鎖状の分子でできている。例えば、ポリエチレンの「ポリ」はポリマーのことであり、ギリシャ語で「たくさん」という意味である。石油や天然ガスからつくられた「エチレン」という化合物が重合と呼ばれる反応によってたくさんつながったものがポリエチレン。この高分子の正体を初めて発見したのが、1926年ドイツのスタウディンガーである。

 では、プラスチックはいつどのように誕生し、どのように広がっていったのだろう?

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 有機化学美術館: ポリエチレン物語

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第63回ノーベル物理学賞 ウィグナー「パリティ対称性の発見」メイヤー、イェンゼン「原子核の殻構造に関する研究」

2017年01月19日 | サイエンスジャーナル

 原子核の構造と魔法数の発見

 核子(nucleon)は、原子核を構成する陽子と中性子のこと。原子の原子核は陽子と中性子により構成されていることにより、これらを総称して核子と呼ぶ。原子核とは原子の核であり、この中に一定数の核子(陽子と中性子)が含まれる。炭素の12Cであれば1つの核の中に6個の陽子と中性子を含む。 陽子も中性子もバリオンの一種であるため、核子もまたバリオンの一種である。

 原子核の中の陽子や中性子の数に規則性はあるのだろうか?陽子数 Z または中性子数 N が2,8,20,28,50,82,126の原子核は特に安定であることが実験的に知られており,これらの数を「魔法数」という。

 これらの原子核の結合エネルギーは大きく、安定した原子核を構成する。このような原子核を魔法核という。ヘリウム、酸素、カルシウム、ニッケル、錫(すず)、鉛などが知られている。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

Wikipedia: マリア・ゲッパート-メイヤー

原子核物理学 (現代物理学基礎シリーズ)
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電子と原子核の発見―20世紀物理学を築いた人々
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ついに謎の高速電波バーストの発生源(FRB 121102)を特定!30億光年の彼方にある矮小銀河から届く

2017年01月18日 | サイエンスジャーナル

 高速電波バースト(FRB)とは何か?

 電波望遠鏡で夜空を観測していると、継続時間がわずかに数ミリ秒(1ミリ秒=1/1000秒)という極めて短い謎のフラッシュ現象が起きている。その頻度は、全天で1日あたり数千回も起きていると言われている。これを「高速電波バースト(Fast Radio Burst=FRB)」という。

 その正体は全く不明で、その距離すら、地球大気で発生しているのか、宇宙論的な遠距離なのか、皆目わからない状況だった。一般に天文学で難しいのは天体までの距離を決めること。距離がわからないと、天体が放つエネルギーの大きさも全くわからないため、まずは距離を決めることがその天体を理解する第一歩である。

 さまざまな波長における高性能望遠鏡のおかげで天文学が大きく発展している今日、このように距離すら全くわからないという「謎の天体現象」は他にない。これまで、FRBの直接的な距離測定はなされていなかったが、実はFRBの電波の特徴から距離が推定されていた。FRBからの電波は、波長の長いものほど遅れてシグナルが到着する。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 National Geographic news: 謎の高速電波バーストの発生源を特定

nature [Japan] Februray 25, 2016 Vol. 530 No. 7591 (単号)
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nature [Japan] December 24-31, 2015 Vol. 528 No. 7583 (単号)
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宇宙ガンマ線背景放射では「ダークマター」の証拠発見されず!「エントロピック重力理論」に注目

2017年01月17日 | サイエンスジャーナル

 ダークマターの証拠未だ発見できず

 ダークマター(暗黒物質)とは、宇宙に存在すると考えられている、光などの電磁波で観測できない未知の物質を指す言葉である。2013年に公表された観測結果によると、宇宙全体のエネルギー密度のうちダークマターは約27%を占めている。さらにダークエネルギーと呼ばれる未知のエネルギーが約68%あり、私たちの知っている通常の物質は約5%でしかない。その正体はいまだ謎に包まれている。

 最有力候補とされているのが超対称性理論によって予言されているニュートラリーノという粒子。ニュートラリーノはマヨラナ粒子(粒子と反粒子が同一であるフェルミ粒子)であり、ニュートラリーノ同士が衝突・対消滅を起こして電子・陽電子対やガンマ線を生成する反応が起こっていると予測されている。

 今回、宇宙全体で観測される宇宙ガンマ線背景放射を分析したところ、それがダークマターのものであるという証拠が得られなかった。つまり、ニュートラリーノ同士が衝突・対消滅を起こして電子・陽電子対やガンマ線を生成している...という証拠は未だに観測されていない。

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参考 マイナビニュース:ダークマターの証拠は発見できず、宇宙ガンマ線背景放射精密分析

質量とヒッグス粒子 重さと質量の違いから測り方、質量の生成にかかわるヒッグスメカニズムまで (サイエンス・アイ新書)
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ダークマターとダークエネルギー―宇宙の96%を占める未確認の質量とエネルギー (ニュートンムック Newton別冊)
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えっ?東京湾でトラフグ豊漁!稚魚放流で自然繁殖も...江戸前の特産に資源管理が重要

2017年01月16日 | サイエンスジャーナル

 えっ?東京湾でトラフグ豊漁!放流の備えが奏功

 2016年12月、東京湾でトラフグが取れたというニュースに驚いた人も多かったのではないだろうか?

 日本有数の豊かな漁場で知られる東京湾。タコにアナゴ、アジ、マダイ、ヒラメなどさまざまな魚の稚魚がここで生まれ、育っている。乱獲や環境汚染などの影響で、水揚げされる魚の種類も数も昔に比べるとずっと減ってしまったが、ここ最近になって突如として釣れる数が増えたと言われる魚もある。その一つ、釣り人の間で密かなブームを呼んでいるのが「東京湾のトラフグ」だ。

 トラフグといえば、高級魚中の高級魚で、特に天然物は料理店で大枚をはたかないとなかなかお目にかかることはできない。だが最近の東京湾は、釣りに行けば素人でもなかなかの確率でトラフグが釣れてしまうという。

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参考 NHK news: 東京湾で繁殖江戸前トラフグに期待

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2017年の天文現象 元日に「うるう秒」、1月しぶんぎ座流星群、8月8日部分月食、12月ふたご座流星群など

2017年01月15日 | サイエンスジャーナル

 元日に「うるう秒」午前9時前に1秒調整

 世界の標準時を地球の自転に合わせるため、1日を1秒長くする「うるう秒」の調整が、1日午前9時前、1年半ぶりに行われた。

 「うるう秒」は、地球が自転するスピードがわずかに変わることで生じる時刻のずれを調整するため、1日の長さを1秒長くするもので、1日に1年半ぶりに世界で同時に実施された。

 日本の標準時を管理している東京・小金井市の情報通信研究機構には、調整の瞬間を見ようと、家族連れなどおよそ400人が集まり、大きなデジタル時計を前にカウントダウンを行った。

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参考 国立天文台: 2017年の展望と年間カレンダー

天文年鑑 2017年版
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2017年丁酉(ひのととり)は革命の年! いろいろなことが起きるが、正しい方向を見極めることが大切

2017年01月13日 | サイエンスジャーナル

 瑞鳥

 あけましておめでとうございます。2017年は酉年。正月なのでおめでたい話を一つ。瑞鳥とはめでたいことが起きる縁起の良い鳥のこと。鶴は千年亀は万年というが、鶴も亀も、長生きする為、縁起のいいものとされてきた。

 鶴の中でも「タンチョウ」はその清楚な体色と気品のある体つきにより特に神聖視され、ひいては縁起のよい意匠として、文学や美術のモチーフに多用されてきた。また「皇太子の乗る車」を指して「鶴駕(かくが)」と呼ぶように、高貴の象徴ともされた。

 タンチョウは体長が1.5メートル、羽を広げると2.4メートル、体重は10キログラムで、日本で一番大きな鳥である。シベリアや中国、朝鮮半島のタンチョウは渡り鳥であるが、北海道のタンチョウは一年中生息地を変えずに生活する留鳥だ。かつては本州にもいたが、今では北海道にしかいない。タンチョウは古くから昔話に登場し、数多くの日本画にも描かれてきた。日本人にとって馴染み深く、心に深く刻み込まれた特別な鳥である。

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本物を知るためにはことらがお勧めだ → ザ・リバティWeb

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