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ノーベル賞候補「iPS細胞」は幻?正体は多能性幹細胞「Muse」の活性化?
京都大学の山中教授が発見した、4つの遺伝子を組み込むことで、万能性を持つようになるという「iPS細胞」。万能性を持つようになるのではなくて、元からあった万能細胞「Muse細胞」を強化しただけだとする説を、東北大と京都大の研究チームが発表した。これが、本当ならば、万能細胞はiPS細胞ではなく、Muse細胞の方だということになる。
東北大と京都大のチームは、さまざまな細胞になる能力を持つ人工多能性幹細胞(iPS細胞)の元になる細胞を突き止めたとして、今週号の米科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。この細胞は、同じチームが昨年発表した「Muse(ミューズ)細胞」と呼ばれる神経や筋肉などの細胞になる多能性幹細胞。iPS細胞は体の細胞に分化した細胞が受精卵のような状態に「初期化」したものと考えられていたが、今回の研究成果は、初期化は起きず、異なる仕組みで作られることを示しているという。
東北大の出沢真理教授(幹細胞生物学)らは、ヒトの皮膚の元になる細胞に1%ほど含まれるミューズ細胞を選び出し、ミューズ細胞の集合体と、ミューズ細胞を含まない細胞の集合体を作った。それぞれに山中伸弥・京都大教授が見つけたiPS細胞作成に用いる4種類の遺伝子を導入した結果、ミューズ細胞の一部はiPS細胞になったが、それ以外の細胞集合体からはできなかった。(毎日新聞 2011年5月31日)
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参考HP 東北大学
再生医療へ進む最先端の幹細胞研究―注目のiPS・ES・間葉系幹細胞などの分化・誘導の基礎と、各種疾患への臨床応用 (実験医学増刊 Vol. 26-5) | |
クリエーター情報なし | |
羊土社 |
iPS細胞―再生医療への道を切り開く 人工多能性幹細胞 (ニュートンムック Newton別冊) | |
クリエーター情報なし | |
ニュートンプレス |