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自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

冬の風物詩はイルミネーションだが、夏の風物詩「ホタル」を人工で作り、立体ディスプレーにする研究

2018年01月31日 | サイエンスジャーナル

 冬の風物詩・夏の風物詩

 冬の澄んだ空気には夜のイルミネーションがひときわ映える。冬の風物詩のイルミネーションは、人気のクリスマスイベントはもちろん、2018年春まで楽しめる光の祭典まで、全国各地の観光スポットで楽しむことができる。

 東京では、丸の内イルミネーション(2017年11月9日~2018年2月18日 点灯時間/17:30~23:00)表参道(神宮前)OMOHARA illumination(2017年11月30日~12月25日 点灯時間/日没~22:00)が楽しめる。恋人たちのデートの場所やインスタ生えする観光スポットとしても人気だ。

 夏の夜は夏の夜で蛍の光が初夏の風物詩となる。夜の闇に舞う薄黄緑の蛍(ホタル)の光は、美しくもはかなげな瞬きが蒸し暑い夜の一服の清涼剤となる。ひと昔前までは急速な都市化に伴う自然環境の悪化で、多くの地域で危機に瀕していた関東の蛍(ホタル)の生息地だが、 近年の官民による様々な取り組みにより少しずつ優美な蛍(ホタル)の光が鑑賞できるようになってきている。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 サイエンスポータル: http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2018/01/20180116_01.html

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きれい過ぎる腸内環境で、アレルギー症が増加中?逆転の発想、寄生虫で難病治療実用化へ!

2018年01月30日 | サイエンスジャーナル

 腸内環境と腸内フローラ

 私たちの健康のために「腸内環境」が大切なのはいうまでもない。私たちの腸内には、多種多様な細菌が生息しており、それらはなんと、数百種600兆個以上。 特に小腸から大腸にかけて、これらの様々な細菌が種類ごとにグループを形成してまとまり、腸の壁面にすんでいます。 顕微鏡で腸の中を覗くと、それらはまるで植物が群生している「お花畑([英] flora)」のようにみえることから、「腸内フローラ」と呼ばれる。

 腸内フローラには、体に良い働きをする「善玉菌」がいる。代表的なのは、乳酸菌と呼ばれるフェーカリス菌やアシドフィルス菌、ビフィズス菌などである。また、体に悪い働きをする「悪玉菌」ウェルシュ菌や病原性大腸菌、黄色ブドウ球菌などがあり、腸内で有害物質をつくり出す。

 また、どちらにも属さない「日和見菌(ひよりみきん)」がおり、腸内の善玉菌・悪玉菌の、優勢な方に同調(味方)する。これらのバランス(腸内フローラの状態)を「腸内環境」という。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 朝日新聞: https://www.asahi.com/articles/ASKD85T23KD8ULBJ00P.html

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「黒死病」大流行はネズミのせいではなかった?最新研究では「ヒト→ノミ・シラミ→ヒト」

2018年01月29日 | サイエンスジャーナル

 パンデミックとなった黒死病

 黒死病というとペストのこと。感染すると皮膚が黒くなるのでこう呼ばれた。日本では感染症法により一類感染症に指定されている。ペストは元々齧歯類(特にクマネズミ)に流行した病気で、人間に先立ってネズミなどの間に流行が見られることが多い。

 ノミ(特にケオプスネズミノミ(英語版))がそうしたネズミの血を吸い、次いで人が血を吸われた結果、その刺し口から菌が侵入したり、感染者の血痰などに含まれる菌を吸い込んだりすることで感染する。人間、齧歯類以外に、猿、兎、猫などにも感染する。

 世界史に数次の全地球規模の流行が記録されており、特に14世紀の大流行は、世界人口を4億5000万人から3億5000万人にまで減少させた。中世の欧州やアジアで大流行し、多くの人々の命を奪ったペスト。その原因であるペスト菌は、ネズミによって拡散されたと長い間信じられてきた。だが、犯人は別にいたようだという結果が最新の研究で示され、論争を呼びそうだ。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 National Geographic news: http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/011700018/

黒死病―疫病の社会史
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日本のコスパロケット「イプシロン3号機」打ち上げ成功!上空に美しい夜光雲が発生、twitterで話題に

2018年01月28日 | サイエンスジャーナル

イプシロン3号機 打ち上げ成功

 日本のすぐれた技術の1つにロケット打ち上げ技術がある。2018年1月14日、中国が打ち上げた「長征3B号」ロケットのブースター部分が、四川省西昌市の西700km前後の山村付近に落下した。あまり報道はされていないものの、SNSに投稿された動画を見る限りごう音とともに火柱をあげて爆発、かなり危険な状況だった模様だ。

 1996年2月14日には、インテルサット708を搭載し西昌衛星発射センターより打ち上げられた長征3B型1号機が打ち上げ直後に機体が傾きだしコントロールを失い、そのまま市街地に落下。 500人以上が犠牲となる史上最大の惨事をもたらした。長征3号の燃料は発がん性のあるUDMH(非対称ジメチルヒドラジン)の液体燃料を使用しており広範囲に飛散した。うかつに近づくだけでも皮膚がただれる危険性がある。

 それに比べると日本のロケットは、燃料は液体水素と液体酸素や固体燃料を使用。空から部品が市街地に降ってくる恐れもなくはるかに安全だ。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 JAXA: http://fanfun.jaxa.jp/topics/detail/11353.html

新型固体ロケット「イプシロン」の挑戦
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「はやぶさ2」打ち上げをもっと楽しむために 日の丸ロケット進化論 ~分解できる「イプシロン」超精密ペーパークラフト付き~ (ロケットコレクション)
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北アルプス・鹿島槍ヶ岳の「カクネ里雪渓」の中にある氷塊が「氷河」と認定!極東の南限「氷河」とは何か?

2018年01月26日 | サイエンスジャーナル

 氷河とは何か?

 氷河(glacier)は、山地では重力、平坦な大陸では氷の厚さと高さによる圧力によって流動する、巨大な氷の塊である。氷河は、山がちな、または傾斜した地形に、複数年にわたって氷や雪が堆積し、万年雪が圧縮されることでできる。下部には過去の氷期にできたものが融けずに残っている。氷河は侵食、堆積を活発に行い、独特な氷河地形を生む。

 地球の気温と氷河は密接な関係があり、海進、海退の原因となる。現在陸上に見られる氷河は、南極氷床、グリーンランド氷床を最大級として、総計1,633万km²に及び、陸地面積の約11%を覆う。近年は地球温暖化の影響でその縮小が激しく、問題となっている。

 これまで、氷河は日本には発見されておらず、極東アジアの南限はカムチャツカ半島とされていたが、1999年に立山内蔵助カール内に永久凍土が発見された事が報告され、数年間の調査を経て流動と維持継続が確認された事で、2012年4月に日本雪氷学会が剱岳の三ノ窓雪渓と小窓雪渓、立山の御前沢雪渓に氷河が現存している可能性を報告した。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 NHK news: https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180117/k10011292071000.html

ワンダーフォーゲル 2014年6月号 歩こう。北アルプス
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週刊 ふるさと百名山 6号 白馬岳・鹿島槍ヶ岳
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いよいよ火星有人探査、水は現地調達可能に!火星表面に地下の氷が露出している場所発見

2018年01月25日 | サイエンスジャーナル

 いよいよ火星有人探査、残る課題は?

 スペースX社の最高経営責任者(CEO)であるイーロン・マスク氏は、メキシコ・グアダラハラで開催されたIAC(国際宇宙会議)の席で、2024年に火星への有人探査機を、スペースX社が打ち上げると発表した。NASAは2030年代なかばに有人火星探査を実施しようとしているが、スペースX社はそれを、10年以上も前倒ししようというのだからかなり野心的な計画だ。

 火星に人が行くとなると、まだまだ課題はたくさんありそうだ。まず、生命の維持に必要なのは適度な温度、食料と水、酸素である。火星は、気温の差が極めて大きい。赤道付近の気温は30℃前後だが、極付近ではマイナス140℃の超低温になる。なお悪いことに、火星の土壌には甲状腺の機能に悪影響を与える有害物質の過塩素酸塩が高い濃度で含まれている。人にやさしい場所とは言いがたい。

 さらに、大気がうっすらとしかないため、火星の地表で活動する人間は、致死的なレベルの宇宙放射線にさらされることになる。地球のようなオゾン層はなく、大気圧も総じて低いため、地面には常に強い紫外線が降り注ぐ。宇宙医学の専門家は、火星での探査作業に携わる宇宙飛行士たちの放射線被曝に関して以前から警鐘を鳴らしている。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 National Geogrphic news: natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/011500012/

火星地球化計画―火星探査とテラフォーミングの真実
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人類を火星に!火星探査の時代―NASAの最重要ミッション (ニュートンムック Newton別冊)
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土星の環ができたのは意外と「最近」だった? 探査機カッシーニの観測結果から1~2億年前の誕生と推定

2018年01月24日 | サイエンスジャーナル

 美しい土星の環の起源は?

 土星の環は、太陽系で最も大きな美しい惑星の環である。μm単位からm単位の無数の小さな粒子が集団になり、土星の周りを回っている。環の粒子はほぼ全て水の氷であり、塵やその他の物質が少量混入している。 環からの反射光によって土星の視等級が増すが、地球から裸眼で土星の環を見ることはできない。

 ガリレオ・ガリレイが最初に望遠鏡を空に向けた翌年の1610年、彼は人類で初めて土星の環を観測したが、ガリレオはそれが何であるかはっきり認識することはできなかった。1655年、クリスティアーン・ホイヘンスは初めて、それが土星の周りのディスクであると記述した。

 ピエール=シモン・ラプラス以降、多くの人が、土星の環は多数の小さな環の集合であると考えるようになった。密度の濃いメインリングは、土星の赤道から7000kmから8万kmの距離に広がっている。最も薄いところで約10m、最も厚いところで約1kmと推定されている。99.9%が純粋な水の氷であり、不純物としてソリンやケイ素を含む。メインリングを構成する粒子の大きさは、主に直径1cmから10m程度である。

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参考 National Georaphic news: http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/011100009/

土星: 第六惑星写真集
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地球異変?欧米で寒波、豪州で熱波!オオコウモリが大量死、温暖化でウミガメの99%がメスに

2018年01月23日 | サイエンスジャーナル

 欧米で大寒波、豪州で熱波

 年末から年始にかけて、欧州や北米では、先週半ばから週末にかけて大寒波が襲った。米南部フロリダでは約30年ぶりに降雪が観測された。低体温症やスリップ事故で、米国では少なくとも22人の死者が伝えられている。

 北米では、北極からの寒気が流れ込み、低気圧が急速に発達。「爆弾低気圧」と称される規模になった。東部や中西部を中心に吹雪や強風が襲い、気温が零下20度を下回った。ニューヨークやボストンでは空港が閉鎖され、海岸沿いでは高潮で浸水する地域も出た。

 また欧州では、強風による高波や倒木などで少なくとも5人が亡くなっている。地球上で最も暑い場所として知られるアフリカのサハラ砂漠では、異例の積雪が観測された。「サハラへの入り口」と呼ばれるアルジェリアの町アインセフラに雪が降ったのは1月7日。過去40年で3度目の積雪だった。

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参考 National Geographic news: natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/011000008/

25 地球の歩き方 aruco オーストラリア 2018~2019 (地球の歩き方aruco)
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温暖化で「窒息」する海が世界的に拡大中!少なくとも過去3度の大量絶滅「海洋無酸素事変」とは何?

2018年01月22日 | サイエンスジャーナル

 赤潮と青潮は「始まり」にすぎない

 皆さんは、海が赤やピンク色に染まるのを見たことがあるだろうか?昨年のゴールデンウイーク中に、全国でも有数の海水浴場である神奈川県鎌倉市の海が赤く染まった。赤潮が発生したことが原因で、ゴールデンウイーク中の観光客からは困惑の声があがった。一方、赤く染まった海水が夜になると一転、青白く光り幻想的な光景になったことが話題になった。

 原因は夜光虫である。夜光虫(Noctiluca scintillans)は海洋性のプランクトンで、大発生すると夜に光り輝いて見える事からこの名が付いたが、昼には赤潮として姿を見せる。動物分類学では古くは植物性鞭毛虫綱渦鞭毛虫目、最近では渦鞭毛虫門に、植物分類学では渦鞭毛植物門に所属させる。一般的な渦鞭毛藻とは異なり葉緑体は持たず、専ら他の生物を捕食する従属栄養性の生物である。

 夜は美しく見える夜光虫であるが、その発生原因は海が汚れたことが原因である。実際に、海水をすくってみるときつい臭いがした。外海との海水の交換が悪い海域に、家庭や工場、下水処理場からの排水が流れ込んで海水中の窒素やリンなどが増えると、海水中のプランクトンが急速に増殖する。夜光虫もそういったプランクトンの1つだ。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 National Geographic: natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/010900142/

貧酸素水塊―現状と対策
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海洋と生物 208 Vol.35-No.5 2013
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首長竜は今も生きている?およそ2億年前、三畳紀末の大量絶滅を外海で生き延びていたことが判明!

2018年01月21日 | サイエンスジャーナル

 首長竜は今も生きている?

 首長竜というと、中生代三畳紀後期に現れ、ジュラ紀、白亜紀を通じて栄えた海生爬虫類。多くは魚食性だったと思われる。大半は首が長いが、短い種もある。非常に長い時間をかけて繁栄し続けたが、中生代の最後の大量絶滅を乗り切れず、絶滅したとされる。

 ところが絶滅したはずの「首長竜」が現代にも生き延びていた...南太平洋、フィジー諸島のひとつ「パゴパゴ島」に移住してきた徹朗と洋助の父子が嵐の翌朝、珊瑚の潮だまりで50センチほどの生物(COO)を発見した。それは、1億6500万年以上前に生息していた水棲爬虫類(首長竜)プレシオサウルスであった…。ご存知1988年、第99回直木賞を受賞した、景山民夫氏の「遠い海から来たCOO」のストーリー。

 この物語は、夢とロマンのあるSF冒険小説であるが、ひょっとしたら本当に広い海のどこかで生きているのかもしれない。そんな可能性を感じさせる研究成果が発表された。今回、首長竜が過去の大量絶滅の危機を乗り切っていたことがわかった。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 サイエンスポータル: www.aori.u-tokyo.ac.jp/research/news/2017/20171214.html

フタバスズキリュウ―日本の海にいた首長竜 (なぞとき恐竜大行進)
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パーキンソン病にカフェインが効く!血中濃度不足で発病、パーキンソン病の予防法とは?

2018年01月19日 | サイエンスジャーナル

  パーキンソン病はどのような病気?

人間のあらゆる機能を統制する役割を担うのが脳である。脳内では、神経伝達物質が細胞間の情報伝達を介在しているが、パーキンソン病を発症すると、脳内の快楽物質とも呼ばれる神経伝達物質「ドーパミン」が減少し、それによって体の運動機能に障害が出るとされている。

パーキンソン病の症状の原因と考えられているドーパミンの減少は、中脳の中にある「黒質」と呼ばれる部分で起こる。パーキンソン病の原因ははっきりと解明されていないが、黒質の中のドーパミン神経が変性して剥がれ落ち、その部分に異常なタンパク質が集まることが確認されている。

 加齢に伴って発症しやすくなるが、働き盛りの若いうちから発症する患者さんもいる。黒質のドーパミン神経は脳の中の線条体と呼ばれる場所にドーパミンを供給する役割を持っている。パーキンソン病の患者はドーパミン神経の脱落のために線条体のドーパミンが枯渇した状態になっている。このため、パーキンソン病の症状は本質的にはドーパミン欠乏症状と考えられている。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 サイエンスポータル: http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2018/01/20180105_01.html

1日3杯のコーヒーが人を健康にする!
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世界的に寒波来襲!フロリダで積雪イグアナが落下!原因は「北極振動」や「ラニーニャ現象」か?

2018年01月18日 | サイエンスジャーナル

 日本は世界一の豪雪国

 今年の冬は寒波が度々訪れ、北海道や日本海側に大雪をもたらしている。日本は世界でも最も積雪の多い国だ。世界の積雪量を調べてみると何とベスト(ワースト?)3は日本にある。

 第3位は、富山市(年間降雪量:363cm)近くに富山湾があり、シベリアからの季節風が水蒸気をたっぷり吸収して雪雲をつくる。そして、南側には立山黒部アルペンルートで有名な立山連峰がそびえる。雪雲は山にぶつかると大雪を降らせる。

 第2位は、札幌市(年間降雪量:485cm)200万人近い総人口を誇る札幌は、日本国内でも4番目に大きな都市である。札幌雪祭りという毎年恒例のイベントが催されている。

 第1位は、青森市(年間降雪量:792cm)地球上でも飛び抜けた豪雪地帯であり、毎年8m近い積雪を見ることができる。青森市も近くに青森湾、陸奥湾があり、八甲田山が後方にそびえている。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 Bloomberg: https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-01-03/P1ZKLQ6KLVSB01

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第67回ノーベル生理学・医学賞 ウォルド・グラニド・ハートライン「視覚の化学的生理学的基礎過程に関する発見」

2018年01月17日 | サイエンスジャーナル

 視覚の複雑な仕組み

 私たちの視覚はどのように光の形や色を感じて認識しているのだろうか?

 私たちの眼の網膜の奥には、光を感じることができる視細胞がある。視細胞には、暗い光にも反応するが色を識別できない桿体細胞(杆体細胞)と、明るい光にしか反応しないが色を識別できる錐体細胞がある。錐体細胞は黄斑部を中心に分布している。

 桿体細胞は錐体細胞よりも数が多く、主に網膜の周辺部にたくさん分布している。眼はこの2種類の視細胞によって、網膜に結んだ物体の像の明暗や色や形をとらえる仕組みになっている。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/ジョージ・ワルド

視覚ミステリーえほん
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感覚のふしぎシリーズ第1回 視覚のしくみ
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第67回ノーベル化学賞 アイゲン・ノーリッシュ・ポーター「短時間エネルギーパルスによる高速化学反応の研究」

2018年01月16日 | サイエンスジャーナル

 高速化学反応の分析法

 化学反応には速く起こるものと、ゆっくり起こるものがある。鉄の腐食はさびができる反応であり、遅い反応である。木の燃焼などは反応速度の速い反応である。ゆっくりとした反応では、反応の途中にできた物質をゆっくり確認できるが、高速反応の途中にできる中間物質はどのように調べればよいのだろうか?

 現在、高速反応中にできる化学物質は短パルス光を当て、光分析機器(分光光度計)で、化学物質の光吸収(吸光光度計)や 発光の強度を測定することで調べることができる。この光化学分析法を開発した研究が1967年のノーベル化学賞を受賞した。 

 1967年のノーベル化学賞の受賞理由は「短時間エネルギーパルスによる高速化学反応の研究」である。これは分子化学の研究領域で「反応速度論」「反応動力学」と呼ばれる領域の化学賞となった。

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参考 Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/マンフレート・アイゲン

反応速度論 第3版
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数学いらずの化学反応論―反応速度の基本概念を理解するために
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化学同人

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第67回ノーベル物理学賞 ハンス・ベーテ「原子核反応理論への貢献、特に星の内部におけるエネルギー生成に関する発見」

2018年01月15日 | サイエンスジャーナル

 太陽はどうやって燃えているのだろうか?

 太陽はどうやって燃えているのだろうか?

 そう核融合反応で燃えている。我が国では広島・長崎に投下された原子爆弾や東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故があったので、核分裂反応はよく知られているが核融合反応にはあまりなじみがない。しかし、驚いたことに核融合の理論は1920年、核分裂の理論は1938年に発表されている。

 太陽が行っている核融合反応は、4つの水素(H)の原子核が融合して、1つのヘリウム(He)の原子核になるというものである。これを「陽子-陽子連鎖反応」という。   4H → He  (1.008kg)→(1.001kg)

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参考 Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/ハンス・ベーテ

SUPERサイエンス 人類の未来を変える核融合エネルギー
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