宇宙でどうやって糖類がつくられるのか?
宇宙で糖類が発見された。いったいどうやってつくられ、どうやって発見されたのだろう?… 宇宙にあるガスと塵が集まって、恒星として輝き出すときに、その星が発する光によって雲の温度が上がり、塵の表面ではいろいろな分子がつくられる。この分子が蒸発し、雲の中を漂うようになると、分子からは電波が放出されている。これを、アルマ望遠鏡のような高い感度を持つ望遠鏡を使ってとらえる。
発見したのは、デンマーク、ニールス・ボーア研究所のジェス・ジョーゲンセン氏らの研究チーム。アルマ望遠鏡を使った観測により、若い太陽のような星のまわりを観測したところ、糖類分子があることを発見した。このような星のまわりに糖類分子が見つかったのは初めてのこと。この発見は、生命の構成要素となるような物質がこれから作られる惑星に取り込まれていくうえで適切な場所、適切な時期に確かに存在していることを示しているという。
研究グループが見つけたのはグリコールアルデヒドという物質で、糖類の中では最も単純な構造をしている。グリコールアルデヒドが見つかったのは、IRAS 16293-2422という名前の、太陽と同じくらいの質量の星ふたつからなる連星系。グリコールアルデヒドそのものはこれまでにも宇宙で発見されていたが、これから惑星が作られていくような若い星のまわりで見つかったのは今回が初めてのことだ。
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参考HP Wikipedia:グリコールアルデヒド 単糖 糖 国立天文台アルマ望遠鏡:赤ちゃん星のまわりに生命の構成要素発見
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