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「穴あき雲」各地の空で目撃相次ぐ、その原因は過冷却水とライミング

2020年12月03日 | 気象

 「穴あき雲」関東や四国などで発生

 11月30日朝、広がる雲にぽっかり穴が空いたような雲が関東や四国など各地の空で目撃され、その写真がインターネットのSNSなどに相次いで投稿された。専門家によると、これは秋から冬への変わり目に発生しやすい「穴あき雲」と呼ばれる雲で、「同じ時間帯に各地で見られるのは珍しい」そうだ。

 このうち、午前8時ごろ千葉市若葉区で撮影された写真では、雲の合間に大きな穴があいたようになっていた。撮影した60代の女性は「初めて見る雲でとても驚いた。同じような穴が見える範囲だけでも2、3個あった」と話していた。

 また、四国の上空でも撮影され、高松市で午前7時半ごろに撮影された写真では空一面に広がった薄い雲の中に大きな穴のようなものが見られた。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 NHK: 「穴あき雲」 関東各地で目撃相次ぐ

  

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東京・三鷹で珍しい雹(ひょう)を観測!世界最大の雹は直径30cm、3.4kg?

2014年07月03日 | 気象

 珍しい数十センチ積雹、東京・三鷹や調布

 6月24日(火)午後、東京・三鷹や調布で、直径1~3センチの雹が降った。住宅街では、雹が数十センチも降り積もった。上空と地表の寒暖差による上昇気流や、発達した積乱雲など、諸条件が重なったことが原因とみられる。

 気象庁によると、関東地方の上空には氷点下の冷たい空気が流れ込み、地表との温度差によって強い上昇気流が発生。このため寒気をはらんだ積乱雲内では、雨粒が落下しきれずに舞い上げられ、凍りながら落下と上昇を繰り返すうち、周りの水分や氷粒と結合して大きくなった。やがて氷粒が上昇気流で支えきれないほどの重さになり、一気に地表に降り注いだ。

 雹は激しい雨とともに「バリバリバリ」と、すごい音をたてて落下。窓ガラスが割れるのではないかと思われた。東京都などによると、都内では大雨で少なくとも床上28戸、床下24戸の浸水があった。このうち三鷹市や調布市では、ひょうが排水溝に詰まって道路が冠水したことによる被害もあり、住民は「除ひょう」に追われた。

参考 Wikipedia:  msn産経ニュース: 大量の雹「あっという間に真っ白に」

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

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1902 年のアフリカの雹を伴う嵐の教皇の記念祭 Denbigh Aintree
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2週連続、記録的大雪!大雪警報遅れ都市機能麻痺

2014年02月22日 | 気象

 太平洋側に大雪再び 
 2月14日~15日にかけて再び大雪になった。原因はやはり「南岸低気圧」。本州太平洋側沿岸に沿うように東進する低気圧をこう呼んでいる。

 低気圧の中心に向かって吹き込む南からの暖かく湿った空気(暖気)と北側から流れ込む冷たく乾いた空気(寒気)がぶつかりあって、冬は雪が降りやすい。

 先週の2月8日の記録的な大雪と同じ程度の大雪。東京は8日の積雪と同じ27センチとなり、気象庁のいう「50年に一度の積雪」が、二度になってしまった。いったいどうなっているのだろうか?

 2月14日は午後10時半過ぎに、東京23区に大雪警報が発表された。先週の8日に続き、東京地方に大雪警報が発表されるのは今季で2回目。ひと冬で2回大雪警報が発表されるのは、1998年以来で16年ぶりのことだ。

参考 毎日新聞:各地で記録的大雪10人死亡、929人重軽傷

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

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50年に一度の積雪!関東に記録的な大雪をもたらした理由

2014年02月08日 | 気象

 一生に一度あるかないかの大雪?
 2014年2月8日、昨日は記録的な大雪になった。東京は8日午後8時に積雪が27センチとなり、気象庁によると「50年に一度の積雪」の記録的な大雪となった。20センチを超えたのは1994年2月以来、20年ぶり。27cmを記録したのは1925年 1月30日以来のことである。 

 昨夜は積雪のためか何度も停電したが、すぐに回復した。東京電力によると、積雪の影響などで、神奈川、静岡、千葉、東京などで約7万1600戸が一時停電したという。

 東海道新幹線では約2時間の遅れが生じ、東北、上越、長野の各新幹線も一時、運転を見合わせ、8日夜になると、首都圏のJR在来線も相次いで運転を見合わせた。首都高速道路や中央道、圏央道の一部で通行止めとなった。空の便では、日本航空が正午から、全日空が午後3時から、東京・羽田空港を出発する全便を欠航にした。交通事故や転倒などで3人が死亡、462人が負傷した。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 アメーバニュース: 積雪世界最高記録は日本が保持、記録は1128cm NAVERまとめ: 過去130年 東京の大雪の記録

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雲からわかる大気擾乱、テキサス州で珍しいロール雲発生!

2013年11月29日 | 気象

 雲が語る大気擾乱
 最近ではゲリラ豪雨や、竜巻、集中豪雨、大型台風など異常気象が問題になっている。こうした天気には、異常に発達した積乱雲が伴う。天気と雲には相関関係がある。

 空を見上げると、これまで見たこともない雲に出会うことがある。11月4日、オレンジ色をしたロール状の雲の帯がアメリカ、テキサス州ティンバークリークキャニオンの上空に出現した。

 この不思議な雲をトッド・マスク(Todd Mask)さんらが撮影、「YouTube」に投稿された動画が評判を呼んでいる。この雲の正体は何だろうか?また、何を意味するのだろうか? 実際に目にするチャンスはあるのだろうか?

National Geographic news:珍しいロール雲をテキサスで撮影

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

「雲」の楽しみ方
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3月の異常気象!東京で“煙霧”を観測!風塵・黄砂・煙霧・PM2.5はどう違う?

2013年03月14日 | 気象

 3月13日発生「煙霧」とは何か?
 急に暖かくなった。冬が突然終わったような印象だ。ストーブの灯油がまだ大量に残っている。

 3月13日、関東地方は朝から風が強まり、地表にある砂やちりが巻き上げられる「風じん」と呼ばれる現象が観測され、見通しの悪い状態が続いた。

 気象台によると成田空港では、朝から南西の強い風が吹き、午前8時すぎから、風じんが観測された。昼すぎにかけて風じんの高さは、100メートル以上になり、視界が2km前後と見通しの悪い状態「煙霧」が続いた。

 「煙霧」は、今月10日に東京の都心などでも観測され、空が暗くなった。風じんと煙霧の違いは何だろう?

 気象庁天気相談所によると、風じんは、地表のちりや砂が巻き上げられている場所で視界が悪くなる現象で、煙霧は巻き上げられたちりや砂が空気中にただよって視界が悪くなる現象だという。この視界が1km未満だと煙霧、1km以下になったものは砂塵あらしと呼ぶ。

 最近では、中国からの微小粒子状物質「PM2.5」や「黄砂」の飛来も観測され、空気の悪い状態が社会問題となっているが、この日の関東は、南西の風だったのでPM2.5や黄砂の影響は少なかったようだ。

 今年はさらに花粉も多いというから、もう何が飛んでいるのか分からず。調子が悪いとすぐマスクをするようにしている。今日は風じん、煙霧などについて調べてみた。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:煙霧 砂塵あらし 日本経済新聞:関東で大騒ぎ「視界不良」

エアロゾルの大気環境影響
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九州北部の「経験したことない大雨」とは何?そもそも降水量とは何?

2012年07月13日 | 気象

 経験したことのない大雨
 あまりの甚大な被害を前に自然の脅威と恐ろしさを感じずにはおれない。九州北部7月12日に発生した記録的豪雨のことだ。各地で土砂崩れや河川の氾濫、床上浸水などが相次ぎ、死者20人、行方不明者は7人に上った。13日も激しい雨が降り続き、各地で避難指示が出されるなど、多くの住民が不安な夜を過ごした。

 今回の豪雨では初めて「記録的な大雨に関する全般気象情報」が出され「これまでに経験したことのないような大雨になっています。この地域の方は厳重に警戒してください」と呼び掛けた。この情報でどれだけの住民が警戒を強めて対策を講じられたか。今後の調査を待ちたい。

 こうした情報提供は気象庁の予報官が重大な災害が予測される場合に一層の警戒を呼び掛け、住民に危機感を伝えるため今年6月に始めた気象情報の改善の一つだ。

 死者73人を出した昨年の台風12号による大規模な被害を受け、従来の長文ではなく短文で「○○豪雨に匹敵する大雨」「3日間の雨量がこの地域での1年分の雨量」など分かりやすく伝え、さらに、これまで自治体の役割だとして気象庁が踏み込まなかった「避難を心掛けてください」との呼び掛けも実施することになった。こうした改善で災害による被害が少なくなることを期待したい。

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参考HP Wikipedia:降水量 気象衛星センター:クラウド・クラスター 

都市型集中豪雨はなぜ起こる? ?台風でも前線でもない大雨の正体? (知りたい!サイエンス)
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都市化と災害―とある集中豪雨災害の社会学的モノグラフ
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8年ぶり、6月に上陸した「台風4号」!原因は太平洋高気圧と偏西風蛇行

2012年06月20日 | 気象

 修学旅行-第1日目
 6月17日の朝、梅雨の時期としては珍しく晴れ間が見えた。この日は修学旅行の第1日目。この時台風4号は、まだはるか南の海上にあり、2泊3日の旅行には影響はないと思われた。雨もなく幸先が良いと喜んだが、新幹線で京都に着き、バスで奈良に到着した頃には、この夏一番の暑さになっていた。

 私たちのグループは東大寺大仏殿を見学した後、斑鳩の里にある法隆寺へ行く。久しぶりの法隆寺は、静かで落ち着いた雰囲気。聖徳太子や推古天皇の目指した日本仏教の原点を感じ取ることができた。

 593年、推古天皇が即位し、甥の厩戸皇子を皇太子に立て(聖徳太子)、摂政 に任じ、国政を委ねたが、事実上は、聖徳太子と蘇我馬子との共同執政といわれる。601(推古9)年には、聖徳太子は斑鳩宮を造営し、政治の基調に仏教を採用し、文化の向上と仏教の興隆を目指し、 冠位十二階 や憲法十七条の制定 遣隋使 ・小野妹子を派遣、国書を煬帝に奉呈 天皇記、国記 の記録 勝鬘経義疏、維摩経義疏、法華経義疏の撰 などを行った。

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台風学入門―最新データによる傾向と対策
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「爆弾低気圧」で各地に被害:竜巻、暴風、ひょう、積雪、バス横転…その原因は?

2012年04月04日 | 気象

 トラック横転、竜巻、ひょう、暴風
 4月3日~4日にかけて、低気圧が急速に発達し、日本列島を暴風が吹き荒れ、トラックが横転するなど、ふだんでは考えられないような被害を各地にもたらした。

 4月3日、岡山県と香川県を結ぶ瀬戸大橋の上でJRの列車が緊急停止し、乗客約170人が7時間以上、車内に閉じ込められた。(テレビ朝日)滋賀県近江八幡市では3日午後、市道沿いの電柱17本が、根元から倒れたり、くの字に折れ曲がったりした。この影響で市内の約1200戸が一時停電した。

 同県内では、午後2時過ぎから5時20分まで竜巻注意情報が発令されたが、彦根気象台は「竜巻かどうかは、現時点では不明」としたうえで、被害が一直線上に連なっていれば竜巻、扇状に広がっていれば、積乱雲からの気流が急激に下降する「ダウンバースト」の可能性があるという。(読売新聞)

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参考HP Wikipedia 低気圧

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日本の四季と天気図 No.3:秋は台風から木枯らし、冬の季節風・春一番

2012年03月01日 | 気象

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 梅開花 記録的遅さ 冬の寒さ原因
 冬の冷え込みが厳しかった今年、梅の開花が遅れている。季節進行を調べる気象庁の「生物季節観測」によると、平年より20日前後遅れた所が多く、観測史上最も遅い記録を塗り替えた地点も。気象庁は「開花と気温には相関関係があり、寒かったことも一因」としている。

 気象庁は3月1日、記録的大雪や寒気に見舞われた今冬(昨年12月~今年2月)の天候まとめを発表した。期間中の積雪は鳥取県大山町で初めて3メートルを超すなど、21地点で観測史上最大(過去タイ4地点含む)を記録し、過去10年では「平成18年豪雪」に次ぐ規模だった。

 また、北日本(北海道、東北)と東日本(関東甲信、北陸、東海)、西日本(近畿―九州)の平均気温は3カ月連続で平年を下回った。平均気温が3カ月間連続で平年より低かったのは、東日本と西日本は26年ぶり、北日本は11年ぶりという。

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参考HP バイオウエザーサービス お天気豆知識 Yahoo!天気情報 

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日本の四季と天気図No.2:今夏の太平洋高気圧は?台風とタイフーンの違い

2012年03月01日 | 気象

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  梅雨明け後は「高温注意情報」
 昨年の夏の暑さを考えると、今冬の寒さはとても予想できなかった。昨年の梅雨明けは早く、7月9日だった。その後、真夏日が続く。気象庁は、7月13日「高温注意情報」をスタートさせた。高温注意情報は、最高気温がおおむね35度以上になると予想された場合、前日にホームページに発表する。

 このころの天気はどうなっていただろうか?毎年7月に入ると、太平洋高気圧の勢力が強まり、梅雨前線を東北地方の北部まで押し上げて消えてしまうと全国的に梅雨が明ける。2005年は、8月4日に東北地方南部北部とも梅雨明けになった。1日には津軽海峡あたりに梅雨前線(停滞前線)がある。本州の南海上に中心を持つ高気圧は太平洋(小笠原)高気圧である。その前線は4日に北海道中部に北上し、5日には消えてしまった。日本付近は、日本のはるか東海上に中心を持つ高気圧と、日本海に中心を持つ高気圧に覆われている。どちらも太平洋高気圧である。

 このように梅雨前線が北海道まで北上して消えるのが一般的な梅雨明けだが、ときには梅雨前線が南下して、太平洋側に抜けて消えてしまうという、梅雨明けもある。2004年は7月22日に北陸地方、東北地方南部北部とも梅雨明けとなり、日本全国で梅雨に入っている地域はなくなった。7月21日には梅雨前線が東北地方にある。すでに梅雨明けした北陸地方や関東甲信地方から西は、南西諸島に中心を持つ太平洋高気圧に覆われている。22日になると、梅雨前線は日本の東海上に抜け、日本海に中心を持つ高気圧に覆われた。

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厳冬の原因は、ラニーニャ現象?海洋大循環と気候変動の関係

2012年02月28日 | 気象

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  厳冬の原因は「ラニーニャ」と「シベリア高気圧」  
 ようやく、厳しい寒さも峠を越えた感じがする。今冬の寒さの原因は何だったのだろうか?

 気象庁の異常気象分析検討会(会長、木本昌秀東大大気海洋研究所教授)は2月27日、今冬の厳しい寒さと大雪の原因について見解をまとめた。(1)ラニーニャ現象などで偏西風が蛇行し、寒気が南下しやすかった(2)日本の西で冷たいシベリア高気圧が強まって寒気をもたらし、西高東低の冬型の気圧配置も強まった…などを原因に挙げた。

 見解によると、南米ペルー沖の海面水温が下がるラニーニャ現象により、インド洋東部~インドネシア近海では逆に海水温が上がって大気の対流活動が活発化。偏西風を蛇行させたという。日本付近では南に蛇行したため、大陸から寒気が流入したとみられる。

 シベリア高気圧が強まったのはユーラシア大陸で寒帯前線ジェット気流が北に大きく蛇行したためと考えられるほか、地球温暖化の影響でロシア北西部・バレンツ海の海氷が少なかったことも一因と考えられるという。(2012.2.28 Sankei Biz)

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参考HP 気象庁 エルニーニョ/ラニーニャ 国立環境研究所 大気と水の循環 
中村陽一の環境講座 温暖化が寒冷化をまねく!?

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さまざまな風の種類、春一番など地方風、季節風、ジェット気流、大気循環

2012年02月27日 | 気象

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 花粉シーズン到来
 いよいよ花粉の季節が到来した。私は2月21日頃から、鼻がむずむずいていたが、気象情報会社ウェザーニューズによると、2月27日に、関東の1都6県が本格的な花粉のシーズンに入ったと発表した。全国千カ所に設置してある花粉観測機により、関東各地の観測点でこの日までに花粉症の症状が出る飛散量を超えたという。

 飛散開始日予測は、一般的には1月1日からの日最高気温の積算値から推測され、関東ではこの値が400℃前後になると花粉飛散が開始すると言われている。関東は、こちらのほうもすでに400℃は超えているとのこと。今年は厳しい寒さが続いたため、昨年より1週間遅れているそうだ。

 立春を過ぎて、その年の最初にふく、強い南風のことを「春一番」というが、こちらのほうも、寒さのためか遅れている。昨年は2月25日だった。春一番は主に太平洋側で観測される風で、このように特定の地域で観測される風を、地方風とか局地風という。地方風の主なものに、からっ風、春一番、木枯らし、六甲颪(おろし)、やませ…などがある。

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参考HP Wikipedia  大気循環

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今冬、猛烈な寒波と記録的大雪の原因は?ラニーニャ・ブロッキング現象

2012年01月29日 | 気象

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  猛烈な寒気、ラニーニャにより偏西風が蛇行
 太平洋側は晴れているが北・東日本の日本海側では、記録的豪雪になる可能性がでてきた今冬。なぜ今年はこのような大雪になったのだろうか?

 気象庁は、1月下旬から2月上旬にかけて、日本海側は大雪の恐れがあるとして「異常天候早期警戒情報」を発表している。日本に厳冬をもたらすとされる「ラニーニャ現象」が影響しているという。ラニーニャは、全国で約150人が死亡した2005年12月~06年2月の「平成18年豪雪」時も発生。  

 同庁は「現時点では寒気の強さは平成18年豪雪に及ばない」としているが、週明け以降、猛烈な寒気が 中国大陸から流れ込んでいる。ラニーニャは、太平洋赤道海域東側の南米ペルー沖で海面水温が低くなる現象。逆に西側は水温が上がり大気の対流活動が活発化。そこから吹き出す空気が偏西風を日本付近で南に蛇行させる、ブロッキング現象が発生。寒気が南下しやすくなったとみられる。(2012/1/21 日本経済新聞)

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参考HP Jacso Palace ブロッキング現象 

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地震の前兆?高度80kmの中間圏にできる謎の“夜光雲”を仙台で観測!

2012年01月21日 | 気象

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 北半球最南端の夜光雲?
 夜光雲とは高度80km付近という非常に高いところにできる雲のことだ。日の出前や日没後の太陽に照らされて青白く輝くことが知られており、主に極近くの高緯度地域で夏に見られる。

 その夜光雲と思われる雲を、仙台市天文台の小石川正弘さんが12月29日午前6時ごろに撮影したとして河北新報で報道されたが、それ以外にも首都圏地域を中心に、類似の雲が撮影されていることがわかった。

 夜光雲に見える現象としては他に真珠母雲(極成層圏雲)というものもある。夜光雲が高度80km付近の中間圏でできるのに対し、真珠母雲は高度15km~30kmの成層圏でできる。どちらも、高度10km以下でできるような通常の雲と比較して非常に高いところでできるが、その高度や発生メカニズムは異なる別種の雲とされる。

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