Yes,We Love Science!

自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

2013年「癸巳」は新たな旅立ちのとき、原理原則と一致協力が大切!

2012年12月31日 | 科学全般

 2012年「壬辰」は変化の年 
 あけましておめでとうございます。2013年が始まりました。今年もアイラブサイエンスをよろしくお願いします。今年は「癸巳」。新たな出発の年です。これまでのものが終わり、新しいものが始まる年です。しっかり目標を定め、一致協力していきましょう。

 さて、去年はどんな年だったでしょうか?  昨年は壬辰の年、「社会的には大きな変化がある年だが、各人は夢を育みながらも、流れに任せ、原理原則に忠実に、為すべきことを責任を持って果たしていくことが大切になる。」という予想でした。

 その言葉通り、社会的に大きな変化のある年になりました。日本では、12月の衆議院選挙で民主党大敗、自民党大勝となり、まったく雰囲気がガラッと変わってしまいました。中国では11月の共産党大会において、胡錦濤国家主席の時代から、習近平氏の時代に変わることが決定します。米国では大統領選でオバマ大統領の続投が決まりました。

 また、国際問題では心配いていたとおり、尖閣諸島や竹島などの領土問題が顕在化、中国国内の排日運動、北朝鮮のミサイル発射を許すなど、予想もしないような激しい社会の変化に、呆然としてしまった人が多かったのではないでしょうか?

 しかし、冷静に国を分析すれば、矛盾をはらんだ国は、問題が起きるのは歴史上の必然です。我々は大きな流れには身を任せるしかないが、自分の為すべきことはしっかりとやっていくしかありません。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:岩国のシロヘビ レイモンド・ロー:2013年癸巳年の運勢

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アイラブサイエンス、2012年10大科学ニュース!それぞれの“金字塔”をめざそう!

2012年12月30日 | 科学全般

 今年の漢字は「金」

 2012年の世相を表す「今年の漢字」に「金」が選ばれた。ロンドン五輪での日本選手団の活躍や、山中伸弥・京都大教授のノーベル生理学・医学賞受賞などの「金字塔」が打ち立てられたことや、消費増税や生活保護費の増大など金を巡る問題を理由に挙げた人も多かった。

 しかし、混沌こんとんとした暗い世相に一筋の光明を見つけ、頑張ろうとする日本人の気概を感じる。今年の漢字で「金」は2000年にも、シドニー五輪や金融機関の破綻・再編などを受けて選ばれている。(2012年12月12日 読売新聞)

 今日は今年、ブログ「アイラブサイエンス」で発表した、科学記事の中から、2012年の科学10大ニュースを選んでみた。

 

第10位 すでに「第6の戦争」が始まっている!日本人よ正しい思想で、祖国繁栄のため戦おう! 12/16

第9位 東日本大震災からの復興 森が海を育てる心に木を植えるフォレストヒーローに畠山重篤さん 2/12

第8位  異常気象は続く…ハリケーン「サンデイ」ニューヨーク直撃! 11/3

第7位 海洋資源の発見 国内初!メタンハイドレートの採掘開始! 2/17 

第6位 キュリオシティ恐怖の7分乗り越え火星に到着 8/7

第5位 星出さん「宇宙をもっと身近な場所に」ISS長期滞在 7/18

第4位 宇宙観測技術の成果 アルマ望遠鏡、フォーマルハウトの輪をとらえた 4/19 第2の地球発見! 12/20

第3位 2012年ノーベル医学・生理学賞山中伸弥教授受賞! 10/8

第2位 ヒッグス粒子の発見! 7/6

第1位 金環日食一生に一度あるかないかの神秘体験 4/8 列島感動!雲間に天空のリングを見たl 5/21

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赤外線望遠鏡“スッピッツァー”が捉えた!へびつかい座ζ星と“バウショック”!

2012年12月30日 | 宇宙

 宇宙のハンマー投げで飛ばされた星 
 宇宙を観察しているとさまざまなことが分かる。特に天体を写真で見ると、肉眼では捉えられない光を明らかにすることもできる。最近は電波望遠鏡も開発されていて、肉眼だけでなくさまざまな波長で宇宙を観察することができるようになった。

 NASAの赤外線天文衛星「スピッツァー」は、赤外線で宇宙を観察する望遠鏡だ。宇宙空間を秒速24kmで突き進む恒星とその進行方向に広がる繊細な構造の姿を鮮やかにとらえた。この星は、かつてパートナーだった別の星の爆発の際に振り飛ばされたと考えられている。

 びつかい座ζ星は、2.5等級で日本からは夏に見やすい。NASAの赤外線天文衛星「スピッツァー」が、宇宙空間の塵の中を秒速24kmで進むへびつかい座ζ(ゼータ)星をとらえた。恒星から吹き出す激しい恒星風が周囲のガスや塵とぶつかってアーチ状の衝撃波(バウショック)を生み出し、星の進行方向の前面に広がる繊細な糸のような構造として見えている。

 この赤外線画像は、スピッツァー宇宙望遠鏡が撮影し、NASAが12月18日に公開した。ゼータ星は高速で移動しており、そこから吹き出す恒星風が、塵の中にバウショック(弧状衝撃波)を作り出す。発光する薄い布地のように見えているこのバウショックは、赤外線波長でしから捉えられない。

 (NASA)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:大規模観測計画 スピッツァ-宇宙望遠鏡 Astro Arts:宇宙のハンマー投げで飛ばされた星 

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あの感動をもう一度!JAXA「はやぶさ2」を初公開!今度は生命の起源調査へ

2012年12月28日 | テクノロジー

 「はやぶさ2」…あの感動をもう一度
 2003年5月9日、鹿児島県肝付町のJAXA内之浦宇宙空間観測所から「はやぶさ」は打ち上げられた。イオンエンジンの実証試験を行いながら2005年夏にアポロ群の小惑星 (25143) イトカワに到達した。

 2005年11月、イトカワに2回着陸した後、通信が途絶。復旧後の2007年1月、カプセルのふたを閉めて地球への帰路についた。60億kmの旅を終え、地球に大気圏再突入。サンプル容器が収められたカプセルはオーストラリアのウーメラ立入制限区域内にパラシュートを展開して降下、2010年6月14日、無事に回収された。

 数々の困難を乗り越え、7年かけて地球に帰還した「はやぶさ」。光陰矢のごとし、あの感動からもう2年6ヶ月たつ。「はやぶさ」の後継機「はやぶさ2」の打ち上げが2014年12月の予定。ちょうど2年後に迫った12月26日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、開発を進めている小惑星探査機「はやぶさ2」を、相模原キャンパス(相模原市)で初めて公開した。

 プロジェクト責任者の国中均同機構教授は「はやぶさで、世界に先駆けて確立した技法をさらに洗練させる。是が非でも2014年12月に打ち上げたい」と意気込みを見せた。

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参考HP Wikipedia:はやぶさ JAXA:はやぶさ2  マイナビニュース:JAXA、開発中のはやぶさ2を公開

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両生類の危機!世界に広がるカエルツボカビ症、ザリガニが媒介者で拡散か?

2012年12月28日 | 環境問題

 カエルツボカビが世界的に蔓延
 カエルツボカビ症は、ツボカビの一属一種の真菌カエルツボカビによって引き起こされる両生類の致死的な感染症である。野生の個体群でのこの疾病に対する効果的な対策は存在しない。ただし、カエルの種によって感受性は異なり、アフリカツメガエル( Xenopus laevis )やウシガエル( Rana catesbeiana )は感染しても発症しない。

 この病気は北米西部・中米・南米・オーストラリア東部で劇的な両生類の減少あるいは絶滅を引き起こしてきた。この病気は世界的な両生類の生息数と、世界の両生類種の30%もの種数の減少に関連している。減少のうちいくらかはこの菌によるものと信じられているが、感染に抵抗している種もあり、またいくつかの個体群が感染が低レベルで持続して生き延びていることも報告されている。

 このほど、この感染症を拡散している真犯人が明らかになった。ザリガニだ。いったいどうやってカエルツボカビを拡散しているのだろう?

 この数十年、カエルツボカビによって引き起こされる感染症がカエルなどの両生類の間で蔓延している。300以上の種が絶滅の危機に瀕しており、すでに絶滅してしまった種も多いと考えられる。しかし、体が小さく個体数の少ない種の場合、地上からその姿が消えてしまったことを確認するのは難しい。



続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:カエルツボカビ症 National Geographic news:カエルツボカビはザリガニが拡散? 

両生類・爬虫類のふしぎ 肺がないカエルの呼吸方法は? 翼を広げて空を飛ぶトカゲとは? (サイエンス・アイ新書)
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世界で最も軽い液体を発見!月に大量に存在する“ヘリウム3”は核融合燃料

2012年12月27日 | エネルギー

 ヘリウム、世界的に供給不足
 ヘリウムとは何だろう?無色、無臭、無味、無毒で最も軽い希ガス元素である。すべての元素の中で最も沸点が低く、加圧下でしか固体にならない。太陽は水素の核融合でヘリウムを大量につくっている。存在量は水素に次いで宇宙で2番目に多い元素である。

 宇宙では大量に存在するヘリウムガスが、世界的な供給不足に陥っている。地球上では、ヘリウムは天然ガスに混ざって豊富に産出する。ところが、世界生産の7割超を握る米国で大規模ガス田の設備トラブルが相次ぎ、供給量が急減している。

 東京ディズニーリゾートなど有名テーマパークでは、子どもたちに人気のキャラクター入りのバルーン(風船)が販売中止になった。ヘリウムガスは風船などのほか、半導体や医療機器といったハイテク製品にも幅広く活用されており、供給不足が長引けばさまざまな産業や生活に影響が広がる恐れがある。

 ヘリウムは工業的には生産出来ず、世界5カ国の天然ガス田からしか産出されない「希少資源」。中国など新興国での需要拡大に伴い、ここ数年、ヘリウムの供給不足が慢性化していた。「希少資源」であるヘリウムは世界の需給構造のタイト化が恒常的であり、今回の供給量減少の結果、価格の高騰が続いている。

 このように、貴重なヘリウムであるが、12月20日東京大の研究チームは、1リットルに換算するとわずか2グラムという、世界でもっとも軽い液体ヘリウムを発見したと発表。ヘリウムというと気体を思い浮かべるが、どういうことだろう?

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参考HP Wikipedia:ヘリウム3 月探査情報ステーションFAQ:月のエネルギー源ヘリウム3とは何か?

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注目の新エネルギー源は「下水の熱」!常時15℃、使わないのはもったいない!

2012年12月26日 | テクノロジー

 寒波到来、身近にある排熱を利用
 日本の上空には強い寒気が流れ込んでいる。 今朝の札幌上空5000メートル付近の気温は氷点下46度5分。 1957年以降の12月では、1984年12月24日の氷点下47度4分に迫る、28年ぶりの強烈な寒波。きのう25日(2012年12月)の日本列島は、44地点で12月の最低気温の記録を更新したという。

 この寒波は、週末は少し緩むという。しかし、来週の初めには次の寒波が入り、大晦日から元日にかけてはかなり冷え込みそうだ。まだ東日本大震災で避難所暮らしをしている人も多いと聞く。この寒波の中どうやって過ごしているのだろう。

 一方、各地の原子力発電所の地盤の下には活断層が有る、無いの議論が続き、いっこうに再稼働できない状況だ。今あるエネルギーを大切に使っていくしかない。

 そういえば風呂に入った後のお湯だが、毎日最後には落としてしまう。まだ温かいのに、このエネルギー、何かに使えないだろうか?

 ヒートポンプ(heat pump)は、熱媒体や半導体等を用いて低温部分から高温部分へ熱を移動させる技術である。手法はいくつかあるが主流は気体の圧縮・膨張と熱交換を組み合わせたもので、一般家庭でもみられる製品でヒートポンプを使っているものとして冷凍冷蔵庫、エアコン、ヒートポンプ式給湯器などがある。理論は19世紀後半より、熱力学の理論としては確立されていた。 

 近年、シャワーや洗濯、食器洗いなどの生活排水が、最新のエネルギー源として注目を集めている。家庭やオフィスの暖かい排水から熱を回収して強力なエネルギー源とする取り組みが、世界各地の都市で進んでいる。

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参考HP National Geographic news:注目の新エネルギー源、下水の水 環境goo:コジェネレーション

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骨粗鬆症予防に、ミカンの黄色素“βクリプトキサンチン”が効く!ミカンの健康成分

2012年12月25日 | テクノロジー

 骨粗鬆症予防にミカン 黄色い色素が骨を増やす
 ミカンをよく食べると骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を予防できることが、果樹研究所の杉浦実主任研究員らの研究でわかった。ミカンを黄色くする色素であるβクリプトキサンチンが、骨を増やしたり、減少を抑えたりしていると考えられる。20日付米科学誌プロスワンで発表した。

 骨粗鬆症は、骨形成速度よりも骨吸収速度が高いことにより、骨に小さな穴が多発する症状だ。患者の8割は女性である。ホルモンの分泌バランスが変化する更年期以降の女性に多く、60代女性の3人に1人、70代女性の2人に1人が、患者になっている可能性があるとされる。初期段階に自覚症状はなく、骨折して初めて気付くケースも少なくない。

 原因としては性ホルモン・加齢以外にもある。運動の習慣がないこと、骨形成に欠かせないカルシウムを不足させる動物性たんぱく過多の食事、ビタミンDの不足した食事、カフェインの摂り過ぎ、過剰なアルコール摂取などが、食事面における危険因子となる。他には喫煙も危険因子だ。

 対策としては、運動と食物の内容が重要である。砂糖や動物性食品はカルシウムを奪う「骨泥棒」とされ、骨粗鬆症の予防のためアルカリ性食品を摂取する。酸性体質は骨を溶かしもろくする。野菜と果物を多く食べた子供は尿中のカルシウムの排出量が少なかった。野菜と果物の摂取量が多いほど骨密度が高いという研究結果が老若男女それぞれにある。

 ミカンに含まれる、βクリプトキサンチン(β-cryptoxanthin)は、天然に存在するカロテノイド色素の一つである。ホオズキやオレンジの皮、パパイヤ、卵黄、バター、リンゴ、ウシの血清など多様なところから単離される。他のカロテノイドと同様に、抗酸化物質としてフリーラジカルによる酸化的損傷から細胞およびDNAを保護していると考えられている。

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参考HP Wikipedia:βクリプトキサンチン 骨粗鬆症 helthクリック:冬の定番みかんはこんなにスゴかった!

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植物が“金”を生物濃縮する?金鉱床の指標植物ヘビノネゴザ、ヤブムラサキ

2012年12月24日 | テクノロジー

 黄金の国ジパングの復活
 2012年12月12日、今年の世相を表す「今年の漢字」に「金」が選ばれた。ロンドンオリッピックの金メダル、山中教授のノーベル賞。金環日食、金星の日面通過など賑やかだった2012年の天文現象を思い出す。

 一方、2012年10月9日、住友金属鉱山は、金を産出する菱刈鉱山(鹿児島県伊佐市)で新たな金鉱床を発見したと発表した。埋蔵量は約30トン、時価1300億円相当とみられ、2018年から採掘を始める。

 新鉱床は、これまで採掘していた場所より深い場所で発見された。採掘作業には総額約32億円を投資。今年11月から新しい坑道を整備し、採掘の障害となっている温泉水をくみ上げるポンプも設置する。

 菱刈鉱山は1985年から採掘を開始。これまでに計約200トンの金を産出し、国内の金産出量の9割以上を占める。新鉱床以外にも約150トンの埋蔵を見込んでいる。

 菱刈鉱山は、現在日本の金の産出量日本一の鉱山だ。資源の乏しい日本。ここで新しい鉱床が見つかったことはよいことだ。不景気の続く日本。日本の将来が不透明だが、かつては「黄金の国ジパング」と呼ばれた国。資源はなくとも、あらゆる分野で、金メダルのような活躍をして、すばらしい国にしていこうではないか。ところで、金の鉱床はどうやってでき、どうやって発見するのだろう?

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参考HP サイエンス(科学)から眺める歴史散歩の話題:菱刈金山の金鉱床と金集積植物

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南アフリカ金鉱業史―ラント金鉱発見から第二次世界大戦勃発まで
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ヒョウタンゴケが“金”や“レアメタル”を生物濃縮?“鉛”除去で排水浄化!

2012年12月23日 | テクノロジー

 重金属を生物濃縮する植物
 動物の食物連鎖による生物濃縮とは、体内に重金属が濃縮されることである。その中には貴金属である、“金”を濃縮するシロアリなどの生物がいることが知られている。今回は、植物が金を濃縮する話である。

 ヒョウタンゴケ(Funaria hygrometrica)は、ヒョウタンゴケ目ヒョウタンゴケ科のコケ植物。半日陰の湿った土壌に生え、植木鉢などに群生を作ることもある。アンモニアを含む土壌によく生える。茎の高さは3-10mm。葉は卵形で長さ2-4mm。胞子体は初夏に形成され、2-10cmの柄の先に洋梨型の朔がつく。葉はヒメヒョウタンゴケ属やツリガネゴケ属の各種と類似するが、朔が形成されていれば、他種と間違われることはない。

 ヒョウタンゴケは金や鉛などの重金属を細胞内に取り込む性質があることが発見されており、資源回収に利用出来る可能性があるとして注目されている。日本の理化学研究所では、重イオンを照射するなどして変異株を作り、貴金属やレアメタルを植物体内に吸収する株を作出しており、排水浄化処理などに応用する研究を進めている。(Wikipedia)

 理研植物科学研究センター 生産機能研究グループの井藤賀 操(いとうが みさお) 研究員たちは2007年、ヒョウタンゴケが水質汚染物質の一つで人体に有害な重金属である鉛を蓄積することを発見。その蓄積量は、ヒョウタンゴケを乾燥させた重量の70%にも達した。

 その成果をもとに、2008年からDOWAホールディングス株式会社(以下、DOWA)と、排水浄化装置の共同開発を進めてきた。植物科学の基礎科学研究から生まれつつある、グリーンイノベーションを紹介する。

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参考HP 理化学研究所:コケ植物でグリーンイノベーション Wikipedia:ヒョウタンゴケ

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シロアリが“金”を生物濃縮?バクテリアが“銅”を精製するバイオリーチングとは?

2012年12月22日 | テクノロジー

 生物濃縮される重金属
 生物濃縮は、ある種の化学物質が生態系での食物連鎖を経て生物体内に濃縮されてゆく現象をいう。

 生物濃縮では農薬や重金属が、体内で蓄積されることで過去に問題が起きた。特に公害で問題になった重金属としては、水銀やカドミウムがあげられる。水銀は化学工場(例えばアセトアルデヒド製造工程)や金の採掘・精錬にともなって排出されることが多く、我が国では水俣病の原因となった。また、イタイイタイ病を引き起こしたカドミウムについては、主に鉱山・精錬所、ニッケル・カドミウム電池製造工場、ゴミ焼却場、廃棄物埋め立て地などから、環境中に排出された。

 重金属は地球上に広く分布している元素だ。重金属という分類は比重のみによる分類のため、非常に様々な金属が含まれる。生物に必須の金属や逆に毒性の強い金属、レアメタルなど産業上重要な価値を持つ金属、その内容は非常に多様である。鉄、鉛、金、白金、銀、銅、クロム、カドミウム、水銀、亜鉛、ヒ素、マンガン、コバルト、ニッケル、モリブデン、タングステン、錫、ビスマス、ウラン、プルトニウムなどが挙げられる。

 過去に問題になったのは、毒としての重金属であったが、もし金や銀などの貴金属やレアメタルを濃縮する生物がいたらどうだろうか?それは大変貴重なものになるのではないだろうか?

 社会性昆虫のコロニーが環境から選択的に金属を蓄積することは、以前から知られていた。例えば貴金属を採掘できそうな場所を探すのに、アリやシロアリの巣を分析する方法が役立つと提案している研究者もいる。

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参考HP National Geographic news:シロアリの巣から金鉱探査? Wikipedia:生物濃縮

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空気抵抗を減らすには?タイヤ側面へのフィン設置で、空気抵抗が減少した!

2012年12月21日 | テクノロジー

 高速は空気抵抗が大きくなる
 乗り物は楽しい。新幹線やリニアモーターカー、ジェット機、ロケットなど速度が大きい乗り物は、子ども達だけでなく大人も魅了する。しかし、地球上において、速度が増すと問題になるのが空気抵抗である。

 空気抵抗は速度の2乗に比例する。速度が増えれば増えるほど問題は大きくなる。空気抵抗が大きいと、その分エネルギーをロスしてしまうし、速度も低下する。どうしたらよいだろうか?

 一つは形である。空気抵抗を減らす形というものがある。流線型という形は、魚の形を真似てつくられたそうだが、車、新幹線、ジェット機など、高速の乗り物のデザインに取り入られている。見た目にもかっこいい。

 もう一つは、まわりの空気の流れを制御しスムーズにすることである。こちらの方は空気の流れなので、見た目だけでは分からない。例えば、トンボは高速で飛行するが、トンボの羽の表面は意外にも凸凹している。最近、この凸凹が、空気の小さな渦をたくさん作り、外側の空気をスムーズに流していることが分かった。

 これは、古代エジプト人がピラミッドの建設に使う巨大な石の下に、コロと言われる丸い棒をかませて運んだことに似ている。丸い棒がくるくる回ることで、スムーズに巨石が移動できた。このコロが小さな渦にあたる。小さな渦がまわりの大きな空気の流れをスムーズにする理屈だ。

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参考HP 生物史から自然の摂理を考える:トンボの羽から生まれた未来の風力発電 鉄道総研:在来線切り妻車両の空力特性向上策

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12光年先、くじら座タウ星のバビタブルゾーンに「第2の地球」を発見?

2012年12月20日 | 宇宙

 バビタブルゾーンとは何か?
 第2の地球が発見された。第2の地球はこれまでいくつも発見されているが、今回は、これまでで最も地球に近く、12光年先の距離にある。しかも、ハビタブルゾーンだった。

 ハビタブルゾーンとは、恒星の周囲で惑星の表面温度が高すぎず低すぎず、水が液体で存在でき、したがって地球上のような生命を維持するのに適した領域をいう。ハビタブルゾーンを周回することが分かった惑星はかなりあるが、大半は木星や海王星くらいのサイズで、生命がいる可能性は低い。

 NASAは2011年12月5日、600光年先にある太陽に似た恒星を周回する地球とよく似た惑星が確認されたと発表。生命の存在に最適な位置だった。NASAの宇宙望遠鏡ケプラーが発見した惑星は、ケプラー22bと名付けられた。ケプラー22bは直径が地球の約2.4倍。恒星のハビタブルゾーンの中心域で、海王星より小さい惑星が見つかったのは、初めてのことだった。

 さらに、2011年12月20日、NASAが発表した2つの惑星は、系外惑星では“地球サイズ”と呼べる初めてのもの。ケプラー20eとケプラー20fである。だが、ハビタブルゾーンにはなく恒星に近すぎて、残念ながら生物は棲めそうになかった。

 しかし、この発見で重要なことは、世界で初めて地球サイズの小さな惑星を発見できたということである。これまでは観測の容易な「巨大惑星」しか発見できていなかった。これで、やがて地球サイズで、ハビタブルゾーンにある惑星が発見できることが確実になった。

 今回、2012年12月19日、ハビタブルゾーンにある惑星が発見された。発見したのは、英米豪などの研究チーム。太陽系外で生命が存在する可能性がある惑星としては、これまで発見された中で最も地球に近く、12光年先にある「くじら座」のタウ星という恒星の惑星だった。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP AstoroArts: 12光年かなたにハビタブルゾーンの惑星  アイラブサイエンス: ついに「第2の地球」発見か? 

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世界最強!4万倍強化した“X線自由電子レーザー”が、化学反応の瞬間を捉える?

2012年12月19日 | テクノロジー

 超高強度のX線レーザーを開発
 X線レーザーは、X線のレーザーである。X線は波長が短く、1pm(ピコメートル)~10nm(ナノメートル)程度しかない電磁波である。波長がおよそ10pm(ピコメートル)よりも短い電磁波であるγ線(ガンマ線)はX線の一部である。 

  レーザーというと、DVDなどで使われるレーザーが身近にあるが、これらは、可視光や紫外光の波長領域、つまり波長が数100ナノメートルの光を出すレーザーである。これに対し、X線レーザーの波長は、0.1ナノメートル以下である。この波長は原子の大きさ程度に相当するため、原子や電子の分布といった、今まで見ることができなかった非常に小さな世界を映し出すことができる。

 今回、 高輝度光科学研究センター、大阪大学、東京大学、理化学研究所、科学技術振興機構の5者は12月17日、X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA」において、原子レベルの表面精度を持つ集光鏡により、世界で最も強いX線レーザーのマイクロビームの実現に成功したと発表した。

 XFELは極めて強い光のため、通常の虫眼鏡のような屈折レンズにその光を入射した場合、屈折レンズがほんの少しの光を吸収しただけでも、温度上昇によりレンズが破壊され、集光ビームを安定して利用できない。

 そこで研究グループは、XFELを集光するために反射鏡を利用して、光を1点に集める方法を採用することにした。鏡の表面にすれすれの入射角(約0.1°)でXFELを照明し反射させることで、鏡材料へのXFELの吸収を桁違いに低減可能とし、さらに、反射現象を利用することで100%に近い反射率が得られるというわけだ。

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参考HP アイラブサイエンス:世界最短波長のX線レーザーでアルミを200万℃に一気に加熱 マイナビニュース:X線自由電子レーザーの密度を4万倍に強化

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世界最高の変換効率37.7%!これは便利!ビーズ型太陽電池と半透明太陽電池

2012年12月18日 | テクノロジー

 太陽電池の変換効率37.7%
 太陽電池の光エネルギーを電気エネルギーに変える変換効率は現在、20%。しかし先端技術では、変換効率が40%以上で、発電コストが1キロワット時当たり7円という汎用電力料金並みの太陽電池を2050年までに実用化することを目指し、開発を進めている。

 今回、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とシャープは、37.7%という世界最高の変換効率を持つ太陽電池の開発に成功した。

 この太陽電池は、インジウムやガリウムなど2種類以上の元素からなる化合物を材料とした光吸収層を3層重ねた構造をしており、化合物3接合太陽電池とよばれる。それぞれの層が異なる波長の光を吸収することで変換効率を高めることができる。

 昨年11月には、同様のしくみで、36.9%の世界最高値を達成している。今回の成果は、受光面に占める有効受光面積の割合を増やすことで実現できたという。

 一方、変換効率は今までと変わらないものの、ちょっとした工夫で、付加価値を付けて使い勝手のよくなった太陽電池も販売されいる。今日は新タイプの太陽電池の中で、ビーズ玉のように加工してつなげると布のようになる小粒球状の太陽電池と、半透明で発電と採光を両立でき、建築用ガラスとして活用できるシースルー太陽電池を紹介する。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP マイナビニュース:球状太陽電池を織り込んだ布地 窓ガラスに設置できる太陽電池モジュール

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