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自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

宇宙に5ヶ月滞在中!宇宙飛行士星出彰彦さんとはどんな人?

2021年10月05日 | サイエンスジャーナル

 宇宙へようこそ

 2021年9月16日午前9時頃、アメリカのスペースX社が民間人4人を乗せたクルードラゴン宇宙船を打ち上げた。民間人だけの宇宙旅行は人類史上初のことである。

 この時、すでに宇宙にいて「宇宙へようこそ」とツイートした日本人がいた。いったい、それは誰?

 ISS、国際宇宙ステーションに滞在中の星出宇宙飛行士がその人。星出彰彦宇宙飛行士は、2021年4月24日同じ民間の宇宙船スペースXに乗って、国際宇宙ステーションに到着、11月上旬までの予定で滞在中だ。

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史上初!民間人だけの宇宙旅行!AIによる全自動宇宙船スペースX

2021年10月03日 | サイエンスジャーナル

 AIによる全自動運転

 2021年9月15日、民間人の観光客4人を乗せたスペースXの宇宙船が米フロリダ州ケープカナベラルから打ち上げられた。

 宇宙飛行士が搭乗せずに民間人だけで滞在する史上初の地球軌道周回旅行となった。民間人だけでどうやって宇宙船は操作するのだろうか?

 もちろんAIによる全自動運転である。地上のクルマではいろいろな障害物も多く、まだ全自動運転実現には至らないが、宇宙では障害物も少なくこのようなことが可能である。

 AIであれば人為的なミスも少なくなる。こういう技術でAIを使うのはよいことだと思う。将来は交通事故が昔話になる時代が来るだろう。

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マンモス復活で「更新世パーク」を目指せ!「ジュラシックパーク」がヒント

2021年10月01日 | サイエンスジャーナル

 マンモスで「更新世パーク」をつくる夢始動

 もしも、中生代白亜紀末期に絶滅した恐竜たちを現代社会に蘇らせて、動物園にしたら...?珍しい動物が見られると大勢の人たちが訪れる、人気のアトラクションテーマパークになるに違いない。

 そんな世界を描いたのがマイケル・クライトンのSF小説「ジュラシック・パーク」である。この小説は映画化され大ヒットした。

 実際に、恐竜のDNAが解読できれば、恐竜を蘇らせることも可能になってきている。しかし、化石の中のDNAは長い年月の間に分解され断片化していてまだ解読に成功していない。

 しかし、マンモスであればどうだろうか、現在シベリアの凍土の中から、1万年から数千年前に絶滅したとされるマンモスが次々に発見されている。

 今回、ハーバード大学医学校のジョージ・チャーチ教授率いる遺伝学研究チームが、4000年前に絶滅したマンモスの復活を目指すプロジェクトを発表した。

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「3Dプリント」で人工肉をつくってみた結果w!

2021年09月28日 | サイエンスジャーナル

 食糧難の時代をどう乗り越えるか?

 世界の人口が78億人を超えた。世界人口は2050年には97億人に達し、人口増加や食生活の向上によりタンパク質の需要と供給のバランスが崩れる「タンパク質危機」が起きると予測されている。

 このため代替タンパク質として、植物由来タンパク質とともに培養肉の実用化が期待されている。2013年にオランダ・マーストリヒト大学のマーク・ポスト教授が世界で初めて、ウシの筋肉組織の幹細胞から人工肉を作った。だが、慣れ親しんだ肉の舌触りだが、味が違う。脂肪がないという感想だった。

 今回、大阪大学の松崎典弥教授らの共同研究グループが、筋肉の細胞だけでなく、サシとなる脂肪や血管になる細胞も人工培養した。さらにこれらを3Dプリンター技術を活用して多数束ね、幅1.5センチほどの「サシ」の入った「霜降り培養肉」の塊にすることに成功した。


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パンダが絶滅危惧種から外れる?まだ予断は許されない状況

2021年09月26日 | サイエンスジャーナル

 絶滅危惧種から危急種に

 愛嬌たっぷりのパンダ。いつの時代も大人から子どもまで多くの人に愛されている人気者だ。日本では東京の恩賜上野動物園、和歌山のアドベンチャーワールド、兵庫の王子動物園でパンダたち計7頭が暮らしている。

 ジャイアントパンダは、中国の四川省、甘粛省、陜西省の標高約1300~3500メートルの高地の竹林に生息しており、絶滅のおそれのある哺乳類の一つだ。1970年代、生息数は約1000頭とされ絶滅危惧種に指定されていた。

 その後、ワシントン条約や中国政府の保護対策により、2016年には、約1600頭と若干頭数が増加していた。国際自然保護連合(IUCN)がジャイアントパンダを絶滅危惧種のリストから外したのだが、中国当局はこの決定に追随しない姿勢を示していた。

 2021年7月、中国当局は、ジャイアントパンダの絶滅危険度を「絶滅危惧種」から「危急種」に引き下げると明らかにした。長年の保護活動で野生の個体数が1800頭まで回復したのを受けての措置だ。


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イグ・ノーベル賞に「歩きスマホの集団行動学」日本人15年連続受賞!

2021年09月25日 | サイエンスジャーナル

 ながらスマホ

 運転しながらのスマホ操作はさすがに危ない。2019年から始まった「ながら運転」の厳罰化。車の走行中にカーナビやスマホを操作すると違反になることは、いまや常識になった。歩きスマホはどうだろうか?

 電気通信事業者協会が実施した、いわゆる「歩きスマホ」の実態調査によれば、利用者の半数近くにあたる44.8%が「歩きスマホをしている」と回答した。日本では、自転車に乗りながらの携帯電話を禁止する法規制はあっても、「歩きスマホ」を規制する法律や条例はない。

 今年の「イグ・ノーベル賞」の受賞者が発表され、日本からは、歩行者どうしがぶつかるのを自然に避ける仕組みを「歩きスマホ」を使って調べた京都工芸繊維大学の研究者らが「動力学賞」を受賞した。

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世界では3人に1人の子供が被害に?鉛汚染!日本での原因は 狩猟の弾

2021年09月25日 | サイエンスジャーナル

 世界の子供たち3人に1人が鉛中毒

 2020年7月30日、世界中で最大8億人の子どもが、水質・大気汚染が原因で鉛中毒になっていると警告する特別報告書を、国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)が発表している。

 その原因は、貧困国における、リサイクルされずに放置される自動車用バッテリーだという。これらの国々では2000年以降、路上の車両数が倍増している。そのため、世界の子ども3人に1人が、強力な神経毒の鉛の血中濃度が、長期的には危険なレベルにあるという。

 日本でも過去に公害などで問題になることはあったが、現在では環境はかなり良くなった印象である。しかし、そんな日本に鉛汚染の現状があると聞くと驚く。いったいなぜだろうか?

 原因は狩猟で使われる鉛を含んだ弾。これを野鳥が飲み込んで鉛中毒になり死ぬケースが後を絶たないという。

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約9000万年前 ティラノサウルスの祖先の化石発見!

2021年09月25日 | サイエンスジャーナル

 ティラノサウルスの祖先

 ティラノサウルスといえば、約6,800万 - 約6,600万年前(中生代白亜紀末期マーストリヒチアン)の北アメリカ大陸に生息していた大型の肉食恐竜だ。

 最大全長は約13メートル、最大体重は約9トンと、現在まで報告されている獣脚類の中で史上最大級の体格を誇る種の一つに数えられており、中生代最後の200万年間、陸の王者に君臨していた。しかし、約6600万年前に忽然と姿を消してしまった。

 ティラノサウルスのような巨大恐竜の祖先はどんな動物だったのだろうか?今回、その先祖と思われる化石が中央アジアで発見された。

 中央アジアのウズベキスタンで掘り出されていた恐竜の化石が、ティラノサウルスの仲間が繁栄する前に、生態系の頂点に君臨していた新種の大型肉食恐竜の化石であることを、筑波大学などの研究グループが発表し、大型肉食恐竜の変遷を知る手がかりになるとしている。

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サンプルリターン!小惑星の次は火星「パーシビアランス」活動中

2021年09月22日 | サイエンスジャーナル

 サンプルリターン計画

 サンプルリターンというと、日本の「はやぶさ1・2」を思い出す。小惑星イトカワの砂粒や小惑星リュウグウの砂粒を持ち帰ったことは日本の誇るべき科学技術だ。

 サンプルリターンは何も小惑星だけでない。初めてのサンプルリターンは、アメリカ航空宇宙局 (NASA) のアポロ計画による「月の石」の採取である。1969年のアポロ11号では約22kgの資料を持ち帰っている。

 1999年に打ち上げられたNASAのスターダストは、2004年1月にヴィルト第2彗星のコマから噴出した粒子を収集し、2006年に地球へ持ち帰った。

 そして今度は火星である。9月6日、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車「パーシビアランス」が、初めて岩石のサンプル採取に成功したと発表した。

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参考 NHK news:火星の岩石サンプル 採取に成功 地球に持ち帰る計画 NASA

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温室効果“CO2の300倍”「一酸化二窒素」の排出を防げ!

2021年09月22日 | サイエンスジャーナル

 温室効果“CO2の300倍”「一酸化二窒素」

 温室効果ガスは何も二酸化炭素やメタンだけではない。水蒸気、一酸化二窒素、フロンなども温室効果ガスに該当する。近年、大気中の濃度を増しているものもあり、地球温暖化の主な原因となっている。

 フロンガスはもう使用が禁止されているが、他の気体は自然発生する。中でも農業で使われる窒素肥料などが原因で排出される「一酸化二窒素」は、温室効果が二酸化炭素のおよそ300倍あり、削減が課題となっている。

 こうした中、国の研究機関「国際農研」は国内外の大学などと共同で、一酸化二窒素の排出量を抑える効果のある小麦の新品種を開発した。

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参考 NHK news:温室効果“CO2の300倍”「一酸化二窒素」排出削減へ 

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また日本で恐竜化石発見!「薩摩翼竜」近くには首長竜も

2021年09月20日 | サイエンスジャーナル

 日本で発見!翼竜の化石

 恐竜といえば北米大陸や中国のゴビ砂漠の大型恐竜の化石が有名だが、近年は日本でも新種の化石が発掘されている。

 日本は大陸と比べて地殻変動が激しく、古い地層はあるのだが、地層から恐竜の種を特定できる化石を見つけることが困難とされてきたが、イメージが変わりつつある。

 今回は、鹿児島県長島町獅子島の海岸にある中生代白亜紀の地層から、翼竜の化石が見つかった。8月26日、長島町の教育委員会が発表した。

 鹿児島県でも初めてとなる翼竜の化石だ。化石は中生代白亜紀(約1億年前)のもので脚の一部とみられ、愛称は「薩摩翼竜」と命名された。

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第9惑星は99.6%存在する!太陽系の未知の惑星、天の川の方向に

2021年09月17日 | サイエンスジャーナル

 太陽系の惑星はいつ発見されたのだろう?

 西暦83年~168年頃に活躍した、エジプトの天文学者プトレマイオスの時代にはすでに6つの惑星、水星、金星、火星、木星、土星は知られていた。当時は月も太陽も地球のまわりをまわる惑星として考えられていた。

 他の惑星はいつ発見されたのか?

 次に発見されたのはそれから1600年後、イギリスのウィリアム・ハーシェルが、1781年4月26日に天王星を発見した。海王星は、1846年ドイツのヨハン・ゴットフリート・ガレとフランスのユルバン・ルヴェリエによって発見されている。

 1930年にはアメリカのクライド・トンボーが、冥王星を第9惑星として発見したが、2006年には準惑星に格下げされた。冥王星ほどの大きさの小天体が後に多数発見されたからである。

 天王星の発見から海王星の発見まで65年、海王星から冥王星まで84年もかかっている。それから91年経った現代でもなかなか次の惑星は発見されていない。はたして第9惑星は存在するのだろうか?

 ある天文学者たちは、太陽系外縁のどこかに、地球のおよそ6倍の質量をもつ惑星が潜んでいると考えている。それはなぜだろうか?


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「スノーボールアース」が生物大進化の引き金になった!

2021年09月17日 | サイエンスジャーナル

 スノーボールアース

 今から考えるとちょっと信じられないが、地球はかつて全体が氷におおわれていた時期があった。

 これをスノーボールアース(Snowball Earth)という。日本語では、全球凍結、全地球凍結と表記される。そして、これが原因となって原生生物の大量絶滅(大絶滅)とそれに続くカンブリア爆発と呼ばれる跳躍的な生物進化をもたらしたと考えられている。

 ではなぜ、そのような全球凍結は起きたのか?

 現在の地球環境が温暖に保たれているのに重要な役割を果たしているのが、実は二酸化炭素である。太陽からの距離だけを考慮すると、地球の平均気温はおよそマイナス20℃と計算される。二酸化炭素などの温室効果ガスのおかげで地球は暖かい。そしてこの二酸化炭素は長期的にみれば火山活動によって安定に供給されている。


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ナメクジ・カタツムリを生で食べてはいけません!脳に入る寄生虫が温暖化で北上中

2021年09月17日 | サイエンスジャーナル

 あたりまえだが野生動物には寄生虫がいる

 あたり前のことかもしれないが、魚など動物を生で食べるときは十分注意しなければならない。それは寄生虫がついているかもしれないからだ。

 シャケやタラ、ニシンにつくアニキサスが有名だ。1965年頃までは海産魚介類の寄生虫は無害とされてきたが、テレビなどで度々芸能人が被害者として取り上げられたので有名になった。

 最近では魚類以外の動物の寄生虫が問題になっている。それは生野菜についていることがある。そればかりか自然界に広く存在するのでうっかり、口の中に入ってしまうかもしれない。生野菜はよく洗い、水筒のふたは閉める必要がある。その生物は何だろうか?

 正解はナメクジやカタツムリである。

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参考 National Geographic:脳に入る寄生虫が温暖化で北上中

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マグロが将来、食べられなくなる?太平洋クロマグロ「準絶滅危惧」に !

2021年09月17日 | サイエンスジャーナル

 太平洋クロマグロ「準絶滅危惧」に

 コロナ禍でもお寿司屋さんは人気だ。そのネタの中でも一番人気のマグロは世界中でも需要が増してきている。マグロのなかまは8種類あるが、特に人気があるのがクロマグロだ。

 今回、このクロマグロが「準絶滅危惧」に指定された。

 日本近海のクロマグロはタイヘイヨウクロマグロと呼ばれている。タイヘイヨウクロマグロ以外には 「タイセイヨウクロマグロ」 「ミナミマグロ」 「メバチマグロ」 「ビンナガマグロ」 「キハダマグロ」 「コシナガマグロ」 「タイセイヨウマグロ」 の7種がある。

 日本では20世紀後半頃からクロマグロが高級魚と化した。魚体の色と希少価値から「黒いダイヤ」と呼ばれるほどにもなっている。海外での消費や対日輸出も増え、21世紀に入ると世界的にも食用魚の中でも最高級品の一つとして位置づけられている。


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