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世界一の生産能力!これまでの10倍「石油」つくる藻類、沖縄で発見!
石油はどうやってできるのだろう?
正解は生物の遺骸が長い年月をかけ、高温や高圧、微生物などのはたらきで分解してできたという「生物由来説(有機成因論)」が現在の主流である。100万年以上の長期間にわたって厚い土砂の堆積層に埋没した生物遺骸は、高温と高圧によって油母 (kerogen) という物質に変わり、次いで液体やガスの炭化水素へと変化する。これらは岩盤内の隙間を移動し、貯留層と呼ばれる多孔質岩石に捕捉されて、油田を形成する。このため、石炭とともに化石燃料とも呼ばれる。
筑波大学の研究チームでは、効率よく石油をつくる微生物を探している。これまでに「ボトリオコッカス」という藻が、炭化水素を生成することを発表していたが、今回、その10倍も効率よく炭化水素をつくる「オーランチオキトリウム」という藻を、沖縄の海底から発見した。研究チームは工業利用に向けて特許を申請している。(asahi.com 2010年12月15日)
続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/
参考HP アイラブサイエンス「アオコから緑の原油抽出」・「藻からバイオ燃料」・
Wikipedia「石油」・筑波大学「藻類バイオマスエネルギーの展望」
藻類30億年の自然史―藻類からみる生物進化・地球・環境 | |
井上 勲 | |
東海大学出版会 |
図解入門 よくわかる最新バイオ燃料の基本と仕組み―次世代エネルギーの動向がわかる バイオマス燃料の現在・未来・課題 (How‐nual Visual Guide Book) | |
井熊 均,バイオエネルギーチーム | |
秀和システム |