生きた化石「ソレノドン」
ソレノドンという動物をご存じだろうか? 大型のジネズミに似た原始的な食虫類だ。キューバのキューバソレノドンSolenodon cubanusとハイチのハイチソレノドンS.paradoxusの2種でソレノドン科Solenodontidaeを構成する。体長28~33cm,尾長17~26cm,体重約1kg。体はがんじょうで頭部が大きく、吻(ふん)が非常に長い。四肢には5指があり,つめが長い。指だけを地につけて歩く指行性で、ジグザグに進み、決してまっすぐには走らないという。
食虫類は、昆虫、ミミズなどの無脊椎動物を主食とするが、ネズミなどを食べるものもある。おもに夜行性で単独生活をし、ソレノドン、ブラリナトガリネズミなどは、哺乳類には珍しく毒を持つ。獲物にかみついて顎下腺(がっかせん)から分泌される毒液を注入し、弱らせてとらえる。
今回、絶滅していたと思われていた哺乳類ソレノドンの捕獲に、日本とキューバの合同調査隊が成功した。キューバの国立公園内で見つけた。ソレノドンは6500万年前から骨格がほとんど変わっておらず「生きた化石」といわれている。9月19日、東京都内で報告会があり、超音波による仲間との交信など、なぞの生態が初めて報告された。
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