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光合成タンパク質(PSII)の正確な構造を、X線パルスレーザーで解明

2014年12月09日 | サイエンスジャーナル

 光合成タンパク質の正確な構造を解明

 光合成による水分解反応を触媒する光化学系Ⅱ複合体の正確な構造を、岡山大学大学院自然科学研究科の沈建仁(しん けんじん)教授、菅倫寛(すが みちひろ)助教、秋田総理(あきた ふさみち)助教らが突き止めた。

 X線自由電子レーザー施設SACLA(さくら、兵庫県佐用町)で解析した成果で、人工光合成開発の糸口になりそうだ。理化学研究所放射光科学総合研究センターの山本雅貴(やまもと まさき)部長、吾郷日出夫(あごう ひでお)専任研究員らとの共同研究で、11月27日付の英科学誌ネイチャーのオンライン版に発表した。

 植物の光合成は、太陽光を利用して、生物が利用可能な化学エネルギーに変換するとともに、水を分解して酸素を作り出している。この反応を担っているのは、藻類や植物の葉の中の葉緑体にある複雑な膜分子の光化学系Ⅱ複合体で、19個ものタンパク質からなる。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 マイナビニュース: 光合成タンパク質の正確な構造を解明

次世代のバイオ水素エネルギー (CSJカレントレビュー)
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人工光合成と有機系太陽電池 (CSJ Current Review)
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はやぶさ2打ち上げ成功!生命の起源を迫る・究極目標は「火星に移住」

2014年12月08日 | サイエンスジャーナル

 はやぶさ2が小惑星への長旅に出発

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機はやぶさ2が12月3日午後1時22分、種子島宇宙センター(鹿児島県)から、H2Aロケット26号機で打ち上げられた。同日午後3時すぎ、予定の軌道に投入され、地球から3億キロ離れた小惑星1999JU3への6年間計52億キロにも及ぶ往復の長旅に出発した。

日本の大型主力ロケットH2Aの打ち上げは20回連続して成功した。九州工業大学や東京大学などが作った超小型衛星計3機も相乗りして、軌道に放出された。打ち上げは天候不良の影響で、当初予定の11月30日から2回延期されていた。

はやぶさ2は重さ約600キログラムの立方体で、小惑星イトカワからの試料採取、地球帰還に初めて成功したはやぶさの後継機。目標は、地球と火星の軌道の間を回る小惑星1999JU3で、水分や有機物を含み、原始太陽系の痕跡をよりとどめているとみられる。その岩石試料は太陽系の起源を解く鍵になると期待されている。トラブル続きだったはやぶさの教訓から、イオンエンジンや通信用アンテナを改良し、より野心的な探査を狙う。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 asahi.com 究極目標「火星に移住」 サイエンスポータル:はやぶさ2が小惑星への長旅へ出発

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国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP20)開幕!京都議定書から新時代へ

2014年12月07日 | サイエンスジャーナル

 温暖化対策「COP20」が開幕! 

 2020年以降の地球温暖化対策の新たな国際的枠組みについて話し合う、国連気候変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)が1日(日本時間2日未明)、12日までの日程で南米ペルー・リマで開幕した。来年末に合意を目指す新枠組みの中核となる、各国の温室効果ガス削減目標の項目や目標を決める仕組みなどについて話し合う。

 日本からは9日に始まる閣僚級会合に望月義夫環境相が出席する予定。温暖化の影響を受けている途上国に対する支援などを改めて表明する見通しだ。

 地球温暖化対策を話し合う国連の会議、COP20が、日本時間の2日、南米のペルーで開幕する。各国は1年後に京都議定書に代わる新たな枠組みに合意することを目指していて、今回の会議では、そのための道筋をどこまでつけられるかが焦点となる。

 COP20は、日本時間の2日未明、ペルーの首都・リマで開幕し、190余りの国と地域が参加して11日間の日程で行われる。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 Lima COP20:http://www.cop20.pe/ 

地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直す
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Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2014年 7/22号 [温暖化の暴走]
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噴火する日本列島!今度は阿蘇山が21年ぶりに「ストロンボリ式噴火」!

2014年12月05日 | 地学

 21年ぶり!阿蘇山噴火!

 阿蘇山は、熊本県阿蘇地方に位置する活火山で、広大なカルデラ地形(鍋型)・外輪山を含めた全域を指す。2007年、日本の地質百選に「阿蘇」として選定された。2009年(平成21年)10月には、カルデラ内外の地域が巨大噴火の歴史と生きた火口を体感できる「阿蘇ジオパーク」として日本ジオパークに認定された。

 阿蘇山は、世界でも有数の大型カルデラと雄大な外輪山を持ち、「火の国」熊本県のシンボル的な存在として親しまれている。火山活動が平穏な時期には火口に近づいて見学できるが、活動が活発化したり、有毒ガスが発生した場合は火口付近の立入りが規制される。

 2014年11月25日午前10時11分と同日正午、熊本県・阿蘇山の中岳第一火口で噴火が確認された。いずれも規模は小さかった。しかし、噴火から5日後の29日も、活発な噴火活動が続いている。それにしても9月27日には木曽御嶽山の噴火があったばかり。日本列島の地下で何が起きているのだろうか?

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 ハフィントンポスト:阿蘇山噴火、長期化の恐れ広範囲に火山灰で空路にも影響

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意志を持つ宇宙?銀河中心ブラックホールの自転軸、宇宙の巨大網に沿う

2014年12月04日 | サイエンスジャーナル

 ブラックホールに続々と新発見!

 ブラックホールを発見したのは誰だろうか?、インド生まれのアメリカの天体物理学者。シカゴ大学教授のスブラマニアン・チャンドラセカール(1910-1995)である

 1983年ノーベル物理学賞を受賞する。受賞理由は「星の構造と進化において重要な物理過程の理論的研究」であった。今では「ブラックホール」としてよく知られる天体の存在を世界で初めて指摘した。

 驚いたことに彼はこの考えを、わずか19歳の時に発見した。1910年、イギリスの統治下にあった英領インドのラホール(現パキスタン領)に生れた彼は、1930年、マドラスのプレシデンシ大学を卒業。当時の宗主国イギリスのケンブリッジ大学に留学する。

 1930年の夏。幼少時から地元で「神童」と呼ばれ、数学や物理学の難問を解いていたチャンドラは、ケンブリッジ大へと留学するため、イギリスへ向かう船の甲板上(アラビア海あたりを航行中)でこの「理論」をひらめき、それをたった10分で計算によって証明したという。しかし、彼の考えは40年近くも認められることはなかった…。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

Wikipedia:ブラックホール アストロアーツ:銀河中心ブラックホールの自転軸、宇宙巨大網に沿う傾向

ブラックホールと時空の歪み―アインシュタインのとんでもない遺産
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自閉症、腸と脳のつながり明らかに!セロトニンの95%は腸でつくられる

2014年12月03日 | サイエンスジャーナル

 謎の多い自閉症

 自閉症(Autism)は、社会性の障害や他者とのコミュニケーション能力に障害・困難が生じたり、こだわりが強くなる精神障害の一種。

 先天性の脳機能障害とされるが、脳機能上の異常から認知障害の発症へといたる具体的なメカニズムについては未解明の部分が多い。時に、早期幼児自閉症、小児自閉症、あるいはカナー自閉症と呼ばれる。

 一般的には、発達障害の一種である自閉症スペクトラムのうち、いわゆる従来型自閉症と呼ばれるもの(あるいはスペクトラムピラミッドの頂点に近いところに位置している状態)を、単に「自閉症」と称することが多い。日常語としてうつ病やひきこもり、内気な性格を指して自閉症と呼ぶ者がいるが、これは医学的には完全に誤った用語である。

 ストレスが激しい腹痛やけいれん、断続的な痛みといったつらい腹部症状の原因になることは知られているが、腸の異常は脳にも影響を及ぼす可能性がある。 


 
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参考 Wikipedia:セロトニン National Geographic news:自閉症、腸と脳のつながり明らかに

自閉症の脳を読み解く―どのように考え、感じているのか
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心の成長と脳科学 (別冊日経サイエンス 193)
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地球温暖化により、赤道直下の氷河が激減!消滅寸前の氷河にコケ集合体発見

2014年12月02日 | サイエンスジャーナル

 後退する山岳氷河

 地球温暖化により、南極や北極の海氷が減少している。また、陸地にある氷河も年々減少している。氷河には発達地域による2種類の形態がある。一つは山岳地に形成される山岳氷河。もう一つは主に南極大陸とグリーンランドの広大な面積を覆う大陸氷河だ。

 山岳氷河には、ロッキー山脈、アンデス山脈、サザンアルプス山脈、アルプス山脈、スカンディナヴィア山脈などや、キリマンジャロ、ケニア山、ルウェンゾリ山、ジャヤ峰、ウィルヘルム山などがある。これらの氷河は現在いずれも後退していることが観測されている。

 アフリカには、赤道直下にもかかわらず、氷河をいただく標高5000m以上の3つの高山、キリマンジャロ山(タンザニア)、ケニア山(ケニア)、ルウェンゾリ山(ウガンダ、コンゴ民主共和国)が存在する。

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参考   Wikipedia:氷河 サイエンスポータル:消滅寸前の熱帯氷河にこけ集合体を発見

ウェザー・オブ・ザ・フューチャー―気候変動は世界をどう変えるか
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とけてゆく地球 (ナショナル・ジオグラフィック)
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国内で2例目!6歳未満臓器提供、家族の合意で心臓・肺・腎臓・肝臓移植

2014年12月01日 | サイエンスジャーナル

 臓器移植を待つ人、約1万3千人

 臓器移植は病気や事故によって臓器(心臓や肝臓など)が機能しなくなった方に、他の方の健康な臓器を移植して機能を回復させる医療だ。

 現在行われている移植医療には、大きく分けて臓器と組織の移植がある。臓器の提供は、亡くなった方からと生きている家族からの二つの方法がある。

 亡くなった方から提供を受ける臓器に、心臓、肝臓、肺、腎臓、膵臓(すいぞう)、小腸など がある。臓器提供は脳死下と心停止下の二通りがある。脳死でしか提供できないのは心臓、肝臓、 肺、膵臓、小腸など。心臓以外は心停止後でもできないことはないが、かなりむず かしい。腎臓や膵臓(膵島)、眼球は心停止後でも提供可能。だが、心停止後といっても事前に処置が必要だ。

 日本では、2009年に脳死移植を可能とする臓器移植法の改正が行われ、2010年7月17日以降は脳死移植は本人が提供拒否の意思を示していない限りは家族の同意が得られれば認められるようになった。これによって、日本国内で15歳未満のドナーの臓器移植を可能となった。

 

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参考 日本移植者協議会: 臓器移植の現状 グリーンリボンキャンペーン: 臓器移植の基礎知識 NHKnews:6歳未満の女児脳死判定臓器提供へ

臓器移植体験者の立場から
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移植医療 臓器提供の真実 ―臓器提供では、強いられ急かされバラバラにされるのか―
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