りとるふぁーむ~ベジ日和☆ 富山で食育を楽しもう!

富山県在住!楽しく食育活動中
氷見の事、子ども達と楽しいベジフル生活を書いています
『とやま食育ラボ』もこちらから

未来型農業「植物工場」の見学

2010-05-19 06:30:00 | ベジフル&食育活動
実は先月、ベジフルなお友達の紹介で、
以前から気になっていた富山市にある植物工場を見学させていただきました。

まず、植物工場って何?って思いますよね。
植物工場は、
野菜等の植物の生育に必要な環境(光、温度、湿度、CO2濃度、養分、水分等)を、
LED照明や空調、養液供給等で人工的にコントロールして、一年を通して連続的に
生産できるシステムのことです。
高いレベルの環境抑制と生育予測をすることで計画生産できる施設園芸の最先端のものといえます。
(植物工場が行く!in中部'09ガイドブックより)

人工的にコントロールして生産する。。。
まさに未来型農業の形といえるかもしれませんね。


今回お邪魔したのは、
富山市 スマイルリーフ スピカ株式会社さんです。

富山のおいしい水と電気エネルギーをした野菜工場。

2006年春から研究を始めて「植物工場」を作り、
試行錯誤の研究をされて「富山の水と電気エネルギー」を使用した
農薬を使わない野菜作りを始められたそうです。

作られている野菜についてパンフレットにはこう記載してあります。

☆無農薬
 完全閉鎖型の工場なので害虫の侵入がなく、農薬の必要がありません

☆高品質
 照明設備や空調設備等で室内環境をコントロールし品質を一定に保ちます。 

☆安定供給
 季節や天候に左右されず一年中計画生産できるので価格の変動がありません。

☆衛生的
 室内の水耕栽培なので土や泥が付く心配がなく衛生的で、洗わずそのまま食べられます。


初めて工場を見てビックリ!
外観はたぶん野菜工場に見えないと思います。
普通の事務所のような感じでした。
たぶん、私の頭の中ではビニールハウス的な感覚でいたんだと思います。

駐車場についてすぐに社員の方がお出迎え。
簡単な説明を聞いて工場内へ。。。

植物工場(水耕栽培)は太陽光利用型と完全制御型がありますが、
こちらの工場は完全制御型(光、温度、空気などを完全制御)です。

完全制御型だからこそ、工場内には虫やほこりを持ち込まないようにする為に
頭から靴の先まですっぽりと白い服を着て、エアーシャワーをする徹底ぶり。
私、初体験でした。

工場内は本当に異世界。。。
1,000㎡に5段の棚がありました。
普通の畑に比べて5倍の栽培面積を確保できるのは植物工場ならでは。




(HP等より栽培棚イメージ写真、許可を得ています)

土を使わずに栽培しているので、本当に虫一匹もいないクリーンな環境。
野菜達が蛍光灯の下でとてもキレイでした


栽培、そして販売されている主要3品目です。
(写真がうまく撮れなくて色が現物と少し違います)

グリーンリーフ

濃い緑色。
どんな料理にも使いやすいスタンダードなリーフレタス。

フリルレタス

フリルのような葉先。
葉肉が厚くシャキシャキとした歯ざわり。
炒めてもくずれにくい。
私はこのフリルレタスがシャキシャキした食感があって一番好きかも

フラワーリーフ

葉が丸くドーム型。
花のようなレタス。
やわらかく苦味が少ないのでサラダがオススメ。
サラダにしたところ、食べやすいようで子供達には人気がありました。

そして、今はハーブの栽培も多数されています。


ずっと、お日様の下で土の上で育てた野菜が美味しい!と思っていた私。
でも植物工場で作られた野菜も美味しく違和感なく食べれます。
そして、清潔で使いやすい事から需要もあります。

実は何度か使っていますが、
お弁当を作る際、水洗いをしなくて良いので時短できてとても助かりました。

スマイルリーフスピカさんの商品は 百選横丁 で購入できます。

数十年後の農業についてチョット考えた一日でした。。。




需要と供給が合えばまだまだ伸びる農業の形だと思います
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