5月15日。
この日は、本当にバタバタした日でした
というのも・・・
私が講師として2時間のベジフル教室をする日だからです。
講師・・・すごくドキドキする響きですね
対象者は会社勤めをしている20~40代の女性21名。
富山市サンフォルテの調理室をお借りしました。
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講義の内容。
まずは、野菜についてのお話。
人間の体に必要な栄養素の話から野菜を摂るようにしましょう
という話へ。
(栄養素の話は省きますね)
1日野菜350g、果物200g以上が目標です!
最近よくこんな言葉を聞きませんか?
どうして350g?と思われる人も多いと思いますので少し説明を。。。
厚生労働省は疾病の一次予防に重点を置いた健康づくり運動『健康日本21』の中で
野菜の摂取目標量を1日350gと決め、
また、果物のある食生活推進全国協議会が果物の摂取目標量を1日200gに決めました。
ちょっと自分の昨日の献立を思い浮かべて見て下さい
野菜や果物はどのくらい食べていますか?
だいたい、コンビニに売っている小さめのサラダで野菜は70gあると考えて下さい。
なので、このサラダを5個食べれば一日の摂取量はクリアーになります。
(サラダばかり5つも食べる人はいないと思いますが・・・)
他にも野菜たっぷりのカレーやシチュー、肉じゃがなどは140g。
どうですか?
果物はみかん1つで100g、バナナ1本も100gと考えて下さいね。
この2つを食べればクリアーです。
でも意識しないとそんなに食べれないと思います。
ま、意識してても現状、この量は本当に食べれないです。
なので、
野菜を沢山食べるの献立ポイントを伝授!!!
<主食>炊き込みご飯、麺類の具材として野菜を加えると、主食の食べ過ぎも防げます。
<主菜>野菜を肉で巻いたり、みじん切りにしてハンバーグやオムレツに入れたりして野菜でボリュームアップ!
<副菜>毎食、1品は野菜のおかずをつけたり、具沢山の汁物をつける。
私はよく冷蔵庫にあるクズ野菜を使って、具沢山な味噌汁を作りますよ
この他に野菜の保存方法について。
旬の野菜とは。
野菜の食べ合わせなどもお話しました。
我ながらよく喋れたなぁ~と思いますよ
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そして、食べ比べ。今回はトマトとメロンを用意しました。
☆トマト
・愛知県産
桃太郎
(一般的に店頭に売られている品種です)
・静岡県産
アメーラ
(静岡弁の「甘いでしょ!」と親しみを込めていう言葉がアメーラの名前の由来だそうです)
・静岡県産
アメーラルビンズ
(潅水をギリギリまで控えて小さなままで成熟するように独自の技術で栽培されたトマト。
噛んだ時の弾んだ感触が特徴)
・富山県産
深層水トマト
(水耕栽培の養液の中に塩分とミネラルたっぷりの深層水を投入して作られたトマト)
☆メロン
・鹿児島県産
アンデス
(アールスと似た外観だが、ハウス等で地面に蔓を這わせて栽培されるネットメロンの中でも大衆的な品種)
・宮崎県産
イエローキング
(鮮やかな黄色い果皮が特徴)
・熊本県産
肥後グリーン
(熊本県で作出された甘さ・日持ちの優れたメロン)
食べ比べの様子と一人分のベジフル
写真だけでも、面白い事が分かりますよ。
分かりますか?
トマトの果実部の色が違うんです。
深層水トマトは種が小さく、ゼリー状が少ないです。
アメーラはゼリー状の部分が緑。
桃太郎は・・・ま、いつも通りの色かな?(笑)
あと、深層水とアメーラはトマトの赤色が濃いですよね。
この色のように深層水とアメーラはとってもコクがあって甘みもあるトマトでした。
私は桃太郎を一番最後に食べたんですが、とても味が薄く感じましたよ。
それだけ、他のトマトの味が濃厚なんですね。
アメーラはビンズ共に、酸味と甘みのバランスがとれているトマトでした。
深層水トマトは、甘みがとても強く感じましたよ。
メロンはサクサクした食感のものや甘みの強いものなど、これも食べ比べると楽しかったですよ。
好き嫌いを聞くと人それぞれの好みなので一概には言えませんが、皆さんとても楽しんでくれました
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料理教室と試食。
料理教室では、意外なトマトの食べ方を!と思い
『トマトとチーズの包み焼き』と『さっぱりトマトのコンポート』を紹介しました。
当日作ったのは、包み焼きのみ。
コンポートは前日に私が作って持参したものを試食してもらいました。
講義と食べ比べでかなり時間が押してしまったので、料理教室では何人もの方が手伝ってくれましたよ。
(頼りない講師で申し訳ありません)
なので、何だかバタバタしていましたが、和やかな雰囲気ですることができたような気がしました。
(料理教室で作ったメニューは後日アップしますね)
実はここで裏話。
前日作ったコンポート。
何度も試作をつくったので、種類が3つあったんです
1つは赤ワインが多いもの。
もう一つは砂糖が多く、赤ワインが少ないもの。
試食した貰ったのは、この2つの間をとったものなんですよ。
何人かの人に「美味しい」と言ってもらったので、作りがいがありました。
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こんな本格的な教室の講師は初めての経験だったのでバタバタしてしまい、
失敗や反省は多々ありましたが、本当に私にとっては勉強になる貴重が時間でした
主催者様、関係者の方には本当にお世話になりました。
また、機会があれば宜しくお願いします
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