なんか冬になってしまった。
寒い。
まあ、これからもっと寒くなるんだろうけど。
きのう自転車に乗ってる時に、
ふわーっと、青白い羽虫がまわりを飛んでた。
家から離れると減って、
家に戻ると数が増えた。
家のまわりのなにかから飛んでたんだろうか。
まさかね。
雪虫ってこれかと思ったけど、
ああいうのは雪国にしかいないものかと。
調べたら、そういうわけでもないみたい。
でも、前からいたっけな。
玄関のドアの前の壁にカマキリの卵。
自分が手を伸ばして届くかどうかの、
けっこう高い位置。
なにかの本でカマキリは、
雪の降る量に合わせて卵を産むとあった。
いやいや、あんなところまで積もったら、
家が埋もれてしまう。
そもそもうちのあたりでそんなに積もったことはない。
「カラスの教科書」に、
カラスがカマキリの卵を食べるらしい、ってあったけど、
玄関だとカラスからは安全なのかも。
人の手もまあ届かないだろうし。
縁起がいいらしいし、
春になったら無事かえるといいな。
本を読んでせっかくカラスのことをちょっと見なおしたのに、
近所でぜんぜん見かけない。
ちょっと前にはブキミなくらいいたような気がするのに。
こないだ古本屋さんに行って、
さんざん迷ったあげくに買わずに帰ったあと、
ふと占いを見たら、
『欲しいものには迷わず手を伸ばすべし。遠慮は無用。』
早く言ってよ~
買ったものはすぐ忘れてしまって、
同じのをもう一回買ってしまったりするけれど、
買えなかったものはずっと忘れない。
出張先でたまたま見つけた古本屋さんで、
時間に追われながら大急ぎで見て回ったとき、
うーんって考えて見送った本。
柴田錬三郎さんの「われら九人の戦鬼」だったんだけど、
いまだにずっと覚えている。
でも、そのときに別の本を買ったはずなんだけど、
その本のことはまったく覚えてないし、
そのあと、10年以上たって、
「われら九人の戦鬼」をどっかの店で見つけて買ったけど、
どこだったかぜんぜん覚えてないし、
結局、買って満足してまだ読んでもない。
意外とそんなもんかも。
読書の秋もそろそろ終わり。
もう減らさないと、と思っていたのに、
また図書館でぶあついのも含めて、
8冊も借りてしまったからがんばって読まないと。