きょうもまた振りそうで降らないのかなあ、と思いきや、
車を降りて歩きはじめると、降る。
用事がすんでまた外に出ると、降る。
車に乗ると、やむ。
中に入ると、やむ。
なんか遊ばれてる感じ。
折りたたみ傘って一回たたむと、もう出すのいやになるから、
途中で傘さすのあきらめたら、意外と降ってて髪の毛びっしょり。
そう、折りたたみ傘。
しばらく使ってなかったら1本はたぶん部屋の中で行方不明。
もっと前に使ってたやつは、ぎゅーってのばして、
カチってはまる部分がこわれてて開かない、
というか開いたままで止まってくれないので使えない。
いま使ってるのはしょうがないなあと思って、もっと古そうなのを探し出したやつ。
でも、さっき気づいたけど、かさの先っぽの部分がない。
これも刀とか槍みたいに「石突」っていうのか。
ねじになってるんだけどそれがなくなってる。
折りたたみなんで地面に突くことはないから、なくてもいいような気もしないでない。
いちおう調べてみると、石突だけ売ってはいるらしい。
こわれたやつのが使えないかなあ。
一回試してみてから考えよう。
ETV特集。
前の放送のときにちらっと見て、ちょっとだけ気になってたやつ。
弥生文化の研究ということでおもしろそうではあったんだけど、
気になったのはそこじゃなくて、
なんでいまこの方をわざわざ取り上げてるんだろうかと。
しばらく見てて思った。
国がイデオロギーとして科学に横やりを入れた、ということにしたいのかな。
でも、新しい学説が簡単に受けいられらないのは、
たぶん今でもそうは変わらないのだと思うし、こういうのを取り上げるのであれば、
今もなお、教科書でイデオロギーを教え続けている国があることも取り上げないと。
「日・中・韓・露 歴史教科書はこんなに違う」
ちらっと読んだだけだけど、この本おもしろかった。
ある国々にとって、歴史教育とは「政治教育」であり「思想教育」であって、
イデオロギーから自立することは期待できない。
それは、歴史事実をできるだけ客観的に理解する、という常識的な歴史理解とは違う、みたいな。
過去の日本がそういうイデオロギー的な歴史の取り上げをしていたことを、
現在進行形でそういうことをしている国のことは見て見ぬふりをして、
いまわざわざ取り上げるのはなぜなのか。
締めもなんかおかしくて、縄文文化と弥生文化が混存していた「多様な社会」と。
それだけで「多様な社会」とまで言えるもんなんだろうか。
お互いに憎みあって殺しあいさえしなければ「多様な社会」?
なら、今の日本はじゅうぶんに「多様な社会」でいいのでは。
小さいころからの自分の集めた情報や事実から得た考え方を貫いた考古学者、
日本のシュリーマン、みたいな番組ではいけなかったのか。
結局、これもまたイデオロギーにしばられてるんではないのかな。
まあいいや。
これ見てたせいで「かりそめ天国」途中になってしまった。
トークの部分しか見ないのに。
ミックスナッツはあてにならない。
「王道」の話がおもしろかった。
たしかにマニアックに憧れると、王道を好きっていうのは恥ずかしかったりする。
内村さんだったと思うけど、インターネットの初めのころに、
映画マニアの掲示板に参加して「好きな映画は?」って聞かれて、
「ロッキー」って答えたらそのあと誰も相手にしてくれなかった、みたいな話をしてたような。
でも、王道しか知らないのはもっと恥ずかしい。
むかし、洋楽マニアだと自慢してる人がいて、
「自分はビートルズとイーグルスとクイーンは全曲持ってる」と。
しかも、当時カセットテープで、と。
なんかなにを言っても話が通じなさそうでさらっと流したけど。
逆にその影響でビートルズとクイーンは聴かない人になってしまった。
今でも、その2つとクラプトンしか言わない人はちょっと注意して接する感じ。
そう「彼方のアストラ」も。
よくわからん星でわからんもんさわるな、とか、ましてや食うな、とか、
ツッコミどころもないわけじゃないんだけど、すっごい王道でよくできてるなあとは思う。
でも、なんか手放しでほめたくない感じがあるのは、
そういうイヤな部分に染まってしまってるからのかもしれない。